週休3日制のメリットとデメリットを考えてみた

 週休3日制について、わたくしが思うメリット、デメリットなどを簡単にまとめてみました。

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 世間では、週休3日制の導入を望む方が多数いらっしゃいます。

  • 給料が減ってもいいから、休日が1日欲しい
  • 出勤日の労働時間が増えてもいいので、休日が1日増えて欲しい

といったように、休日が増えることを望む方が多いようです。

週休3日制を導入するメリット

 週休3日制でのメリットは多々あると思います。

 週休3日制の導入前と導入後を比較してみます。一週間あたりの労働時間は、変わらないことを前提に考えてメリットをあげてみます。

  • 前提1:週40時間勤務
  • 前提2:8時間×5日 ⇒ 10時間×4日

通勤時間が少なくなる

 出勤日が少なくなるので、1週間あたり・1ヵ月あたりの通勤時間のトータルが少なくなります。

 通勤に、片道3時間(往復6時間)かかる場合

  • 週5日勤務 ⇒ 「6時間×5日で30時間」
  • 週4日勤務 ⇒ 「6時間×4日で24時間」

 もし、1日あたりの勤務時間が増えたとしても、プライベートの時間が、週に6時間も増えるのは、大きいです。年間52週間あるので、312時間/年も自由な時間が増えます。

 片道の通勤時間が1時間の方でも、単純計算で100時間/年になります。

満員電車

 会社によっては、勤務日数によって、通勤手当が変動する場合、コストダウンにも繋がります。

 また、休日が、土日以外に、もう1日増えるとして、朝夕の通勤ラッシュを和らげることができるのではないでしょうか?また自動車での通勤なら、ガソリン代の節約にも繋がります。

 さらには、平日にどこか休めるので、役所に行ったり、通院したり、子供がいる方は学校行事に参加しやすくなるのではないでしょうか。

お昼の弁当

 毎日のお昼弁当代が節約できます。朝、お弁当を作る場合でも、週に1回減るだけで影響は大きいです。

 仕事がある日は、食事は外食で済ませてしまうという方は、意外と多いです。昼食は外食で済ませてしまう方や、夕食は会社の帰りに食べて帰る方も、休日が増えることで食費の節約につながります。

 年間に52週ありますので、年間で考えると、かなりの節約になります。

連休が増える、もしくは連勤が減る

 土日以外の休みが、もう1日増えるとして

  • 水曜日が休み ⇒ 月火、木金の2日頑張れば、次の日お休み!
  • 金曜日が休み ⇒ 月~木の4日頑張れば、3連休!

 連続勤務が減り、連休が増える場合もあるので、モチベーションアップに繋がります。

 ゴールデンウィーク、シルバーウィークなど、大型の連休と組み合わせると、更なる大型の連休になるかもしれません。

人によっては、家族との交流時間が増えることも

 人によりますが、ご家族、とくにお子さんがいらっしゃる方は、交流できる時間が増えるのではないでしょうか?週休3日制で1日の労働時間が増える場合、逆に家族との交流が減ってしまう方もいるかもしれません。

 将来的に、学校も、週6日通学⇒週5日通学になりましたが、週4日通学になることもあるかもしれませんね。

効率アップ

 1日の労働時間が8時間から10時間になったところで、翌日に持ち越してしまう仕事を当日終わらせることができるケースが増えてくるのではと思います。

 休日の日数が増えることで、モチベーションアップとなり、効率・生産性も改善されるのでは?

 実際に、週休2日制から、3日制にして、売上がアップした企業は数多く存在します。業種によっては新しい勤務体制で、売上が伸びる企業は、今後も増えてくるのではないでしょうか?

社外活動が活発化

 人生は有限で、できることは限られています。出会う人も、出会う物ももちろん限られています。

 休日が増えることで、会社に束縛される日数が減ることで、出会う人、出会う物が増えたり、今までできなかったこと(3泊4日の旅など)が実現できたりします。

 カラオケ、映画館、ボーリング場などの施設では、忙しすぎる土日の混雑を、和らげることもできます。

 また土日の利用状況が100%以上になる施設としては、平日に客が流れることで、回転率が良くなり、売上アップするお店が増えてくるのではと思います。

週休3日制を導入するデメリット

 メリットと同様に、週40時間勤務(8時間×5日 ⇒ 10時間×4日)を前提に考えてデメリットをあげてみます。

一日あたりの労働時間が増える

 企業によっては、人を多く採用して、対策すると思います。しかし、たいていの場合、どこの会社でも人材不足なので、必然的に1人あたりの労働時間が増えると言って良いでしょう。

 業種によっては、1日あたりの労働時間を増やすことができない場合があるでしょう。そうなれば、週休3日制を導入することで、1人あたりのお給料が減ってしまうことになります。

 また1日の労働時間が増える場合、体調の悪い日に、頑張って出勤したところで、労働時間が増えた分、体調不良の日は、それだけきついということになります。

取引先の影響で、週休3日制を導入できない

 そもそも、取引先が週休2日制だから、週休3日制は導入できない企業は多いはずです。以前、クールビズに関することで、取引先がクールビズを導入しないから、自社でもクールビズ導入はできませんという事例は数多く見受けられました。

 取引先と定休日が異なるとすれば、せっかくの休みに職場に呼び出されたり…なんてことは起こってしまうでしょう。

 外部企業に依存してしまうような会社では、週休3日制の導入は難しいでしょう。

休日が多くなることで、出費も大きい?

 丸一日、家でゴロゴロ…していたいところですが、人間は丸一日何もしないとストレスを感じるようです。なので、外に遊びに行きたくなる人が多いのです。となれば、それだけ出費も増えるということです。休日の交通費は、会社は出してくれませんから、いろいろと出費が増えそうです。

 お金のかからない趣味を見つけたり、勉強したり、ボランティアや副業アルバイトをして時間を有効活用する方法を考える必要があります。

過労死問題

 正直、過労死の問題については、週休2日制であろうが、3日制であろうが、影響は無いと思われます。そもそも過労死するような職場環境は、週に40時間という縛り・ルールなんて存在しません。

 労働基準法を無視した長期労働による過労死は、全く別の問題であると思います。

週休3日制を英語では?

 週休3日制を英語に訳すと、

 「four-day workweek system

さいごに

 わたくしのように、IT関連の仕事をしている立場の人間からすれば、1日あたりの労働時間が増えても、休日が増えるなら、効率が良い気がします。

 すべての人を対象に、週休2日制がベストであるとは思いません。3日制のほうが、メリットが大きいのであれば、良い方に改善していくのが、更なる成長への鍵だと思います。

 週休3日の導入には、念入りな計画が必要となるでしょう。

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