一般の方が、本を執筆し、いざ出版となれば、膨大な時間と莫大な資金が必要になる場合があります。しかし、電子書籍の場合は、コストをかけず、誰でも気軽に本を執筆できることから、アマチュアの作家を中心に人気があります。
一般の書籍と電子書籍の違う点は、
- 電子書籍の方が、出版までの敷居が低い
- 電子書籍の方が、印税が高い
- 電子書籍の方が、コストがかからない
インターネットが普及したことにより、電子書籍として、自身の作品を世に送り出すかたが、増えてきました。既存の出版社を通じて本を出版すると、非常に敷居が高く、ひとつの趣味としては、不向きでした。
しかし電子書籍の登場により、アマチュア作家だけではなく、自身の持っているスキルを実用書として残す方、また写真集やエッセイなどを自分で作り、実際にネット上にて販売する方が増えてきました。
今回の記事では、そんな電子書籍について、執筆から出版までの一連の流れを記載してみました。
おすすめの電子書籍販売 でじたる書房
電子書籍での執筆は、各社サービスが充実しております。有名な所では、AmazonのKindleですね。
今回、お勧めしたい電子書籍販売サイトは、でじたる書房です。わたくしも実際に、電子書籍を執筆し、販売した実績がありますので、紹介させて頂きます。
※でじたる書房
2024年時点では、あまり新規の販売が内容ですが、運営はされているようです。
会員登録(無料)したあと、自分で電子書籍を作って販売することができます。でじたる書房の特徴としては、
- 価格は0円、100円以上のいずれかです。
- 印税率が50%です。1000円で販売すれば500円の印税になります。
- 審査の基準は、公序良俗に反しなければPASSできます。
- 印税が5000円を越えた時点で、翌月末に振り込まれます。
0円で販売することは可能ですが、収入にならないかわりに、より多くの方に自分の作品を読んでもらえます。読者の方から信頼を得ることが出来れば、有料の電子書籍をを購入してもらえたりします。
印税率が50%なので、1000円の電子書籍を100冊販売できれば、50,000円の印税になります。より多くの書籍を販売できるように、自身のブログやtwitterを利用し、宣伝する必要があります。実際、わたくしが販売した売上レポートがあるので記載しておきます。
販売合計から50%引くと、4895円残ります。ここから源泉徴収税率が引かれますので、4395円が実際に支払いの対象となります。5000円に達していないので、振込は実施されません。
でじたる書房で、実際に販売してみる
でじたる書房では、書籍購入用のアカウントと、書籍販売用のアカウントは別です。
販売用アカウントの登録が済んだら、さっそく電子書籍の作成に取り掛かりましょう。電子書籍のフォーマットは、
- でじたる書房指定のオリジナルデータ形式(でじブックデータ)
- PDF形式(PC向け)
- PDF形式(スマフォ向け)
でじブックデータは、テキストファイルで下書きしたものをツールを使って変換することができます。また面倒ですがPC向け、スマートフォン向けのPDFファイルを2種類用意すると、売上向上に繋がります。
販売するファイルが用意できたら、販売してもらえるように手続きします。ファイルのアップロードや電子書籍の情報を入力していきます。
書籍のタイトル、価格、本の紹介文などを入力してきます。また原稿のデータもアップロードします。テキストファイルでも良いですし、ワードファイルでも構いません。
実際に、審査が通り、掲載されると電子メールにてお知らせが届きます。
その他
より多く販売するためには、PDFファイルがあった方が良いです。無料のソフトウェアを使いPDFファイルを生成することはできますが、市販のPDFファイル作成ソフトを使うことをお勧めします。
またでじたる書房に掲載されたとしても、多くの方に見てもらう必要があるので、
- X(元Twitter)、Line、TiktokなどのSNS
- メルマガ
- ブログ
- 実際に知人に口頭で宣伝
などして、1人でも多くの方に、宣伝する必要があります。
でじたる書房以外のサイト
AmazonのKindleは有名ですね。上記の各社による執筆から出版方法に関しては、ホームページへのリンクを貼っておきましたので、最新の情報を含め、そちらを参考にしてください。
さいごに
電子書籍の作成には、何度も読み返し、読者を意識した文章に仕上げる必要があります。実際に購入した読者の方が、「買ってよかった!」と思って貰えるように、完成度の高い電子書籍を作ってください。
今まで文章を書いたことが無い人でも、良い経験になりますので、貴重な体験談でも、スキルでも良いので、電子書籍の執筆に挑戦してみませんか??
近年では、電子書籍の販売を副業としてやる人が増えてきました。一部の方では、本業以上に稼ぐ人も…。