不倫の証拠は?慰謝料の額は?調査会社を利用するべき?
現在の日本では、3組の夫婦のうち1組が離婚しているという離婚大国であります。平成24年の国が発表した婚姻数と離婚数のデータを見ると、
- 婚姻:67万件
- 離婚:23万件
と、離婚率が高いのがわかります。
離婚の理由の1つとして、不倫があげられます。
法的には、不貞行為(配偶者以外との性交渉)があった場合に、慰謝料の請求をすることができます。例外もあり、不貞行為がなくても、家庭崩壊に至るような交際があれば、同じような慰謝料の請求ができます。
今回の記事では、『パートナーの不倫の証拠』『慰謝料の請求』『探偵を使うべきか』などを中心に、簡単にまとめてみました。
不倫の証拠は?映像?写真?
証拠として一番望ましいのは、不貞行為の映像・写真です。不貞行為は密室で行われるため撮影は難しいです。例として、旦那の留守中に、妻が不倫相手の男性を招き不貞行為中の映像・ボイスレコーダーによる録音で、証拠をつかんだケースもあります。
一般的には、ラブホテルや不倫相手の部屋(アパートなど)へ、2人で出入りする映像や写真も立派な証拠となります。この際時間も記録しておく必要もあります。
配偶者が怪しいと思えば、GPS機能付きの携帯電話を車に忍ばせて置き、どこにどれくらい滞在しているのか記録することもできます。
密室への出入りの証拠だけでは、不貞行為があったことを認めるには少々難しいように思えますが、実際に慰謝料の請求までに至った例は数多く報告されています。
どこの誰と、何時頃、どこで、どれくらいの頻度で会っているのか分かっているならば、自分で動かず、業者(探偵、調査会社)に依頼すると確実です。
メールやLINEのログも充分な証拠となる場合がありますので、何らかの形で保存しておくと良いです。
慰謝料の請求について
まず1番の問題は、不倫が発覚した配偶者に対し、慰謝料の請求をするか否かです。
意外ですが、慰謝料を請求しない方が多いようです。しかし、不倫の再犯防止として、慰謝料の請求はするべきです。不倫は発覚したが子供のために離婚はせず、慰謝料の請求はするという方は多いです。
もちろん離婚の有無によって慰謝料の額は異なります。離婚しないケースと比較すると、離婚に至る場合は、3~5倍近く請求することができます(条件による)。
不貞行為を理由に離婚に至れば、当事者(不倫した配偶者と不倫相手)の2人に、慰謝料の請求が可能です。相手側が慰謝料の支払い能力が無くても、分割払いであったり、親が立て替えるケースもあるので、絶対に慰謝料を取れるなら取ってください。
ちなみに、不貞行為があれば、法的に請求することができますが、確実な証拠が無い場合でも、慰謝料の請求はできます。ただ、支払う義務が無いだけではなく、逆にこちらが損するケースもあるので、明確な証拠をつかむまでは、慰謝料の請求はしないほうが良いです。
慰謝料の額は?
不貞行為による慰謝料の相場は100~300万です。とは言え、様々な条件により額が大きく異なります。
- 婚姻期間:長いほど離婚による慰謝料が大
- 不倫の期間:長いほど慰謝料が大
- 不倫相手が、既婚かどうか知っていたか
- 不倫発覚前、夫婦間が不仲であったか
- 不倫発覚前、セックスレスだったか
- 離婚の有無
一部だけ記載しましたが、様々な条件により慰謝料が決定します。
探偵や調査会社を利用するべき?
確実に相手から慰謝料を取るなら、確実な証拠が必要です。であるならば、その道のプロに調査を依頼し、裁判に必要な報告書を用意してもらうべきです。
ただ、膨大な費用が発生してしまうため、「不倫しているかも・・・?」と疑惑がある場合ですと、確実な証拠を掴むことができず、無駄な出費になってしまいます。
いつ、どこで、だれと…ある程度の情報があるのならば、是非利用してみてください。離婚や慰謝料の請求を考えているなら、なおさらです。プロに頼むことで、証拠を掴むだけではなく、その後のフォロー(アドバイスなど)をしっかりしてくれます。
漠然とした情報しかない場合は、証拠をつかむまでの日数が増え、莫大な費用が発生してしまいます。「○月○日がおそらく不倫相手と会う!」と言うところまでわかっているなら、短期間で証拠をつかむことができ、調査料金も比較的安くすみます。
調査会社によって、料金がまちまちですが、極力実績のある業界大手の業者を利用することをお勧めします。
調査会社を利用するかしないかの最終判断はご自身ですが、もし慰謝料の請求額がある程度予想できる場合、さらに調査会社に支払う費用がわかっていれば、その差額を計算し、大きく得をするなら利用してみてください。
また不倫疑惑のある配偶者に対し、「ねー浮気してるでしょ?」と問い詰めないでください。もしかしたら警戒されてしまい、明確な証拠をつかむのが難しくなってしまうケースもあります。
さいごに
人生一度きりとは言っても、法に反する行為をしてまでも、人生を楽しみたいという考えもわからなくも無いですが、誰かに迷惑をかけてしまうことを、絶対に忘れてはいけません。
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