国民年金保険料の「2年前納」で、15000円程度の割引に!
国民年金保険料は、非常に高額で、少しでも安くおさえたいですよね。そこで、2年先までの国民年金保険料をまとめて払う「2年前納」というちょっとお得なサービスがおすすめです。
2年前納とは?
2年前納とは、国民年金保険料を2年間分(24ヶ月)を前払いすることで、15000円程度の割引特典を受けることが可能なサービスです。
2年前納サービスを受けるには、口座振替の申し込みが必要です。申し込みは、毎年2月末までです。申し込み用紙は、自宅に届きますが、上記のリンク(日本年金機構のホームページ)から、申込用紙をダウンロードできますので、印刷して記入しましょう。
ちなみに、平成27年4月の時点での2年前納は、15360円の割引でした。平成28年の支払いは、平成28~29年の2年分です。平成29年分の国民年金保険料は、平成29年2月末ころに決定します。昨年同様に、約15000円程度の割引になるそうです。
申し込み後、「国民年金保険料口座振替額通知書」がお手元に届きますので、口座から引き落とされる金額を確認してください。
補足として、6ヶ月・1年前納は、クレジットカードでの納税が可能ですが、2年前納の場合は、口座振替のみとなっています。もしかしたら、今後改正されるかもしれませんが。
2年前納は、本当にお得なのか?
人によっては、2年前納は、おすすめできないケースがあります。2年分を前納することでメリットがある人は、
- 2年分の保険料を払っても、お金に余裕がある人
- 2年前納による節税対策
手元に1円でも多く残しておきたい人は、2年前納はおすすめできません。株式投資などで、資産運用されている方は、36万円ほどの軍資金が減ってしまうのは痛いですよね。
また割引があるので、2年前納とは言え、2年分を先払いし、銀行残高がギリギリになってしまうのは、あまりメリットがないでしょう。2年前納したことで、残高が0になり、突発的な支出のために、借金などしてしまうのなら、割引の意味がありません。
2年前納も魅力的ですが、低所得者や失業により収入が減ってしまった方は、国民年金保険料免除というサービスもありますので、そちらをご利用してみてはいかがでしょうか。
2年前納後に、就職などで厚生年金保険に加入したら?
2年前納したが、途中で、就職して会社の厚生年金保険に加入したら、どうなるのか?
安心してください。ちゃんと戻ってきます。未経過の期間の国民年金保険料は、還付となります。その際に、未経過の期間にもよると思いますが、割引額は変更されてしまうかもしれません。ご不明な点があれば、日本年金機構に問い合わせしてみてください。
さいごに
今のシステムでは2年前納が限度でしょうか。5年先まで支払えて、大幅な割引サービスがあったら嬉しいですよね。
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