「金のとれる文章」を書く技術 和田秀樹
ライティングのお仕事に携わる人に、是非読んでいただきたい書籍の紹介です。
”「金のとれる文章」を書く技術”
- 著者:和田秀樹さん
- ISBN:978-4-86081-278-2
- 価格:857円+税
- 発行:2009/7/1
書籍の内容を要約すると、文章は”シンプル”、”短く”といった点を重要視しています。ブログを運営されている方、ライターとして文章に携わっているすべての方にお勧めの一冊です。
ライティングのスキル系の内容以外に、個人的に印象に残ったセクションをピックアップしてみました。
- 他人が勧める本に、大きなハズレ無し
- 少しでも心にひっかかったことはメモする(メモ・ネタ系の話)
- 小さなテーマを長い文章にしてみる
- 文章を書く環境にこだわる
「小さなテーマを長い文章に」というセクションで、面白い内容がありました。昔の作家の話ですが、バスから降りる際に、小銭を出し、料金箱に入れるまでの一連の動作を、原稿用紙20枚に書いたこと。20枚ってすごいですよね。1枚が何文字か知りませんが、ブログの記事に置き換えるとすれば、”そこまでやるか!”というレベルの記事なのでしょうか。
「文章を書く環境にこだわる」ですが、参考にしてみたいことがたくさんありました。机に椅子、ペンや紙だけではなく、灰皿やペン立て、メガネ入れ、爪きりまで徹底的にこだわってみるのも面白いとのこと。わたくしは、手の届く位置に書籍を積み重ねたり、下書きメモ用に使うボールペンとバインダーと用紙には、こだわっています。今後は、より集中し良い文章が書けるように、机の上の物・椅子のすわり心地など、徹底的により良い環境作りに拘りたいと思いました。
ライティングのスキルは、もちろんのこと、それ以外の技術や知識が、とても新鮮でした。文章に携わる仕事を3年近く営んでおりますが、「新しい知識」、「自分の仕事に取り入れてみたいこと」が非常に多く、3回くらい読み返しています。
ライターのプロが書いた書籍なので、参考にしたいことが盛りだくさんでした。
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さいごに
お勧めしたいポイントは、ほかにもありますが、どこまで書いてよいのか正直わかりません。あまり書きすぎるとネタバレになってしまいますし、著作権的な問題も。
わたくし個人としては、手元に置いておきたいビジネス書の1つになりました。