大人のADHD(注意欠陥・多動性障害)について調べたこと・思ったこと

 ADHDとは、注意欠陥・多動性障害のことです。ADHDは、どんなものなのか?

 attention deficit hyperactivity disorderを略したものがADHDです。

大人のADHD 具体例

 独自にウェブ上で情報を収集したり、AHDHの家族がいる方から直接教えてもらったAHDHの具体例です。

  • 片づけが出来ない・散らかっていても散らかっていると思わない
  • 時間がルーズ・時間をきにしつつ気づいたら時間がすぎている
  • 部屋にこれ以上物が入らない状況でも、物を買ってきてしまう
  • 普段良く使うものを頻繁に無くし、つい探してしまう
  • 電化製品をつけっぱなしで、出かけてしまうことが多い
  • 衝動買いが一般の人と比較すると多い
  • 感情を抑えることが苦手で、喧嘩が発生しやすい

20人に一人が、ADHD

 意外かもしれませんが、20人に一人が、ADHDである可能性があります。本人は気づいておらず、実はADHDだったというケースが多いようです。自分の身の回りにも、ADHDかな?と思う人は結構います。わたくし自身が、医師ではないですし、診断テストを実施したわけでもありませんので何とも言えませんが、もしかしたらこの人はADHDなのかなぁ…と思うと、注意したり、怒ったりできなくなってしまいます。本人が悪いのではなく、障害というものを背負って産まれてきたわけであり、見ていると可哀想になってしまいます。

 ADHDであることが、早い時期にわかれば、人生が少しでも明るく良い方向に進みます。ADHDであると知らず、私生活において自身の行動が勘違いされてしまい、未成年のうちは、いじめを受けてしまうことがしばしばあるようです。

 ADHDは、”病気ではなく障害”なので、努力したりシツケで完治することはありえません。一般的には、遺伝がほとんどであり、幼少期の生活環境などの影響は一切ありません。

家族の理解が必要

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 ADHDは、両親や配偶者など、家族からの理解が必要です。「なんでやらないの!できないの!」ではなく、「できないのは当たり前、手伝うから一緒に片づけをやりましょう!」とサポートにまわりましょう。

 家に同じ物があるのにも関わらず、また同じ物を買ってきそうなら、「買ってこなくて大丈夫だからね」と買わずに我慢して帰宅することをサポートすることで、ADHDの家族と難なく暮らすことができます。

 ADHDを理解せず、放置していれば、ADHDではない家族が参ってしまい、ひどい場合には自殺に追い込まれたりします(実際に類似事故はあり)。ADHDの人は、ゴミ屋敷になろうが何らストレスはなくても、一般の人だと生活スペースの圧迫は、ものすごいストレスになります。健常者がこれだけストレスを抱えていることを、ADHDの人が理解できれば良いのですが、現状は難しいようです。

AHDHは天才?

 ADHDは、人より劣るだけではないです。一般人より偏り優れている点があります。一般の人と比較すると、ひらめきや創造力などの能力が高いです。デザイナーや発明家として、成功しやすいです。

AHDHではないかという可能性のある人たち

 テレビや雑誌のメディア、ウェブ上より情報収集した結果、ADHDではないか?と可能性のある人物をまとめてみました。

  • 坂本竜馬
  • レオナルド・ダ・ビンチ
  • クリントン大統領
  • エジソン
  • アインシュタイン
  • ガリレオ
  • トムクルーズ

お互いストレス無く生活にするには

 最大の課題と言っても良いでしょう、「一緒に暮らすこと」です。一般の常識では理解しがたいことはあるでしょう。例えば、部屋にものがぎっしり埋まり、生活ができなくなっていても、さらに物を詰め込もうとする。

 ADHD「もっと部屋に物をもってきたい!」
 家族「これ以上物を増やさないで…何か物を捨ててから買ってきて!」

と、衝突は当たり前のように起こります。ネット上で情報を収集してみると、ADHDの家族の人が、我慢しすぎてウツになって入院したり自殺したり、喧嘩や離婚などの例は、かなり報告されております。

 一番大事なことは、お互いが理解することです。ADHDは、知的障害ではありません。日常生活に支障をきたすかもしれない軽度の発達障害です。できないことはできないと、理解することが大事なのです。またADHDの人も、理解してくれる家族に対して、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

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