フリーターの高年齢化ついて考える
記事化しようとしたきっかけは、
- 身の回りにいる中年フリーターの存在が目立つこと
- 高齢フリーターの社会的地位
- 会社組織の中でどう写っているのか
など、考えさせられることが多いので、自分なりの考えを記事化してみました。
2013年頃からは、45-54歳の高齢フリーターも増えているようで、我が国の経済問題の1つでもあります。国がいかに就職支援しても効果は薄く、1人1人が意識しなくては解決できない問題でしょう。
ワーキングプアの問題も同様ですが、国内の数%の方しかおりませんが、その存在が年々目立つように見受けられられます。
※ワーキングプア(wiki)
長い期間フリーターをやり、空いた時間と貯金を「酒代」や「パチンコ」に費やしている人が多く、高齢フリーターと言われる人たちで、まともな人間にお会いする機会は少ないと感じます。
高齢フリーターは、正社員として即戦力になるのか?
30~40代になっても社会人経験がなく、フリーターを続け、仮に正社員になれたとしても
- 肩書きは無し
- 職歴は無し
- スキルは無し
長いこと非正規雇用の期間が長ければ、仕事に対する順応性・協調性に乏しく、晴れて正社員になれたとしても、会社に貢献できる即戦力としては、期待度が低いでしょう。また正社員でも、新卒と中途では、会社によっては求められるスキルは違います。
高齢フリーターは、否定的な人間が多い
会社という組織の中では、人それぞれ役割は違います。社会人経験が豊富ならば、若いスタッフに教育・アドバイスしなければなりません。また同じ会社に10年も20年も在籍している中堅クラスならば、リーダーらしく活動する必要があります。仮に高齢フリーターでもです。しかしながら、現状は難しい。
会社を引っ張らなければならない存在である働き盛りの高齢フリーターには、否定的な人間が多いです。少なくも自分の周りには特に多いです。
何か問題が発生すれば、否定の前に、まず問題点の洗い出しと解決に向けて動く必要があります。頭ごなしに、他人を否定しても何も解決にならないし、自ら関係を悪化させてしまう原因になりかねません。
不思議なことに、”他人を否定すれば、他人から否定されるようになる”、否定することが仕事ではないはずです。それを理解してもらいたいものです。
年収300万円という大きな壁
フリーターの場合、基本的に時給は一律である職場が多いです。また賞与も無ければ、手当てもほとんどありません。
フリーターの生涯年収について、過去の記事で書いたかも知れませんが、わかりやすく数値化してみましょう。
時給800円 ※10時間労働(休憩1時間)
日給 7200円
月給 180,000円 ※25日労働
年収 2,160,000円
時給900円 ※10時間労働(休憩1時間)
日給 8100円
月給 202,500円 ※25日労働
年収 2,430,000円
わたくしの場合、正社員時代の頃は、週5日勤務で年収が400万はありました。それでももっと給料欲しいなぁ~と考えていましたが…
そもそもなぜ就職しないのかという疑問
フリーターという立場であるならば、仕事面では責任もなく、精神面では楽でしょう。しかし生活面では、非常に厳しい状態にあると言えます。贅沢しない限り、日々の生活には困らないでしょうが、大きな病気・怪我などでの長期休暇や老後の問題などどう考えているのでしょうか。
高齢化するにつれ、就職はますます困難に。40歳をすぎていまだに非正規社員では、生活面で心配はないのか?という疑問が生じます。
今の日本では、富裕層と貧困層に大きく二極化してしまっているように感じます。この差は、正規雇用と非正規雇用の差であると考えます。就職してしまった方が、楽ではないかと思うのですが、個々で考え方が違うのでしょうか。正規雇用で働く人間からすれば、なぜ就職しないのか?と理解に苦しむでしょう。
外部の関連記事
記事に関連した外部の記事です。人それぞれいろんな意見があるようです。
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