今回の記事では、中国の黒竜江省にある「ハルビン市」へ旅行に行った時の記録です。
ほとんど写真のみの構成になりますが、これから中国へ行ってみたい、中国はどのようなところなのかと、気になる方にとって有益な情報となればと思います。
著者の単なる旅行記ですが、何かフィードバックを頂けたら嬉しいです。
- この記事は、中国ハルビン市の旅行記です。
- ハルビンに行ってみたい、ハルビンに興味がある方に向けた記事です。
ハルビン(哈爾浜)市の旅行記
ハルビン太平国際空港
中国へ行ったのは2017年の12月頃で、1週間の滞在となります。
中国へ行く際に使用した航空会社は春秋航空です。春秋航空はLCCということで格安で行って帰ってこれました。コロナ前ということもあり、往復(諸費用込)で25000円くらいだったと思います。コロナ真っただ中の時はLCCでも20万以上と高騰していました。
LCC=ローコストキャリア(Low Cost Carrier)の略で、大手の航空会社より安く飛行機に乗れます。その変わり、出発や到着の時間が早朝だったり深夜だったりと、デメリットもあります。
春秋航空は、東京(成田空港)からハルビン(ハルビン太平国際空港)まで直行便が出ています。ボーイング737型の飛行機です。中国人の利用客が多いので、日本人と中国人の従業員が多いです。だいたい3時間くらいのフライトで行くことができます。
ハルビン市にある空港です。国内線のターミナルは賑やかですが、国際線は閑散としています。中国から成田へ戻る時も、春秋航空の飛行機を使いましたが、日本語で対応してくれる窓口の人もいたので安心でした。空港からハルビン市の中心街までバスで2時間かかりました。

同じ飛行機に乗っていた方は、わたし以外すべて中国人でした。日本人は誰一人いません。大型連休でもありませんし、日本と中国を行き来する中国人が飛行機に乗っていました。

12月ということもあり、非常に寒いです。事前情報では北海道より寒いとのことで、心の準備をしておりましたが、いざ空港から外に出ると、マイナス20℃の気温が、厳しかったのを覚えています。空港から出ると、旅行者を迎えに来ている家族の方がたくさんいました。

ハルビン空港で気になった事。
- 空港の手荷物検査が厳しい。日本人なので念入りにチェックされる。
- 空港の職員は、全体的に塩対応の方が多い。でも中国ではごく普通。
ハルビン市の街の様子
宿泊したビジネスホテルからのハルビン市の眺めです。高層ビルが立ち並んでいます。ハルビン市内の中心部は、日本でいうところの東京都と同じような規模であり、人もたくさんいます。

ハルビン市内の様子。東京の街中と似ています。

動画で撮影したハルビン市内の様子です。宿泊先のホテルの窓から撮影しました。
横断歩道の上から撮影したメイン通りです。片側何車線なのかわかりませんが、混み具合は普通だそうです。写真でもお分かり頂けると思いますが、横断者は道路を平気で横切ります。日本と同様に、歩行者優先という考えです。

交通関連で気になった点です。
- 順番は、関係なく、バスが来たら後ろから割り込みは普通。
- 道路を横断する時は、信号など無視し、車が来ていても強引に渡る。
- クラクションを鳴らしていない車が無いくらいうるさい。
- 日本人とわかると、タクシーに乗車拒否される場合がある。
- タクシーは後部座席ではなく、前に乗るのが基本。
- タクシーが意外とボロボロ。
- タクシーは相乗りが基本。
タクシーに乗った時に、私が日本人であることがわかると、「こんばんはー」と片言で挨拶してきたりするドライバーもいました。中国は人数が多いこともあり、いろんな特徴の方がいらっしゃいます。
ハルビン市の川です。寒さで凍っています。結構有名な大きな川で、冬になると雪を滑り台のように作り、多くの子供たちが楽しく遊ぶそうです。

この日は氷点下30℃まで下がりました。川が凍っていて、対岸まで歩けそうです。川の上(氷の上)を歩いているせいなのか、足のつま先の感覚が全くありません(苦笑)冷凍庫の中で、氷の上にいるのですから、分厚い靴を履いても全く効果がありません。

ビジネスホテルの窓から撮影したハルビン市の街の様子です。裏通りです。歩道が広いです。おそらく7メートルくらいあったかもしれません。雪国であり、たくさんの人が歩くので、歩道が広く設けられているようです。

雪が降ったので、ビジネスホテルの窓から、市内を撮影してみました。この日は快晴で、遠くの山まで見ることが出来ました。外は常に氷点下なので、雪が溶けることが無いので、滑りやすかったです。

市内を歩いて感じたこと
- 歩道には、地面に座り込んでお金をせがむ人が多かった。
- ツバや淡を吐く人がかなり多い。
ハルビン市の観光スポット 中央大街(ジョンヤンダージエ)
ハルビン市の観光スポットの1つ「中央大街」です。ロシア風の作りをした建物やレンガ作りの道路があります。ここは中国人以外に、日本人やロシア人がいました。観光スポットということもあり、多くの観光客が訪れていました。

中国にいながら、ロシアにも来たのかと思わせるような感じになりました。地元のハルビン市の方いわく、一番のおすすめスポットらしいです。ハルビンに来たら一度訪れてみてください。

中央大街には、日本でも有名なマクドナルドがあり、抹茶オレを買いました。値段は2つで42元で、日本円で800円くらいでした。マックの値段が、現地の飲食店と比較するとやや高めでビックリしました。店内は混んでおり、若いお客さんが沢山いました。


ハルビン市の飲食店 1件目
基本的に安いです。1品料理であれば10~20元です。高くでも30元程度でした。1元を仮に20円と換算しても、600円払えばかなり美味しいものが食べることが出来ます。見たことが無い料理もあり、なんだか新鮮です。もし中国へ行ったら、日本では食べたことが無い料理を注文してみてください。滞在期間が短かったのでいろいろ食べてませんが、どれも美味しかったです。

水餃子です。日本で見る水餃子と全く同じです。味は違いますが、中国で食べると本場の水餃子といった感じです。餃子につける汁も材料が良くわかりませんでしたが、つけて食べてみると美味しかったです。

お肉の料理です。見たことが無い料理ばかりです。味付けが、辛かったりしょっぱかったりするのが多いですね。ビールのつまみに合いそうです。日本のビールは見かけませんでしたが、現地の中国産のビールは非常に美味しかったです。値段もお手頃です。


ハルビン市の飲食店 2件目
中華料理店の店内の様子です。個人まりしたお店ですが、綺麗になっています。この日は、平日の真昼間でしたので、わたしと知人以外の客は、誰もいませんでした。


ジャガイモとピーマンを上げた料理です。1つ1つの料理の量が多いです。食べきれない分は、お店側で処分するのが大変とのことで、ビニールにいれてもらい持ち帰ることができました。

天ぷらの料理です。どんな油が使われているのか気になるところです。

ハルビン市の飲食店 3件目
白飯と、スープやおかずです。あまり日本では見かけないものばかりでした。


ハルビン市の飲食店 4件目
3人で焼肉を食べに行った時に撮影したものです。しゃぶしゃぶ専門店です。
机一杯に並んでいます。この他にもいろいろ出てきましたが、約2500円くらいでした。中国では食べきれない量を注文し、余ったら持って帰って良いそうです。お店によってルールも異なると思いますので、店員さんに質問してみてください。


補足:店員さんは中国語で「服务员(フーウーユエン)」というそうですが、実際には女性店員を呼ぶ時に「美女(メイユー)」と言うのが一般的だそうです。
ハルビン市のビジネスホテル
いくつかのビジネスホテルに宿泊いたしましたが、どこも綺麗です。正直びっくりしました。1人で1泊2日(朝食付き)で、安いホテルだと50元、高くても150元くらいでした。1元=20円くらいのレートだったので、1000円~3000円で泊まれました。

水道水は飲めないので、各部屋に電子ポットが備え付けてあります。間違っても絶対に水道水は飲んではいけません。

部屋の様子です。綺麗なベッドです。部屋の隅々まで綺麗になっています。ロビーとかも大広間なども、従業員の方が、掃除している姿を良く見かけました。中国は雑というイメージがありましたが、ちょっと意外でした。

テレビが備え付けてあります。ハルビン市では、チャンネル数が80以上あり、24時間視聴できるので、飽きません。ちなみに、太平洋戦争をテーマにした映画やドラマが必ずどこかしらのチャンネルで流れています。もちろん日本軍訳は中国の俳優さんで、片言の日本語で演技していました。

風呂とトイレです。浴槽は無く、シャワー室とトイレがあります。日本に比べて水道管が細いので、トイレットペーパーを流すと高確率で詰まります。わたしは知らずに、流してしまい従業員の方に直してもらいました。日本人観光客には良くある出来事なので、怒られることもなく、丁寧な対応をしてもらいました。

ハルビン市内のビジネスホテルの朝食です。バイキング形式でしたが、種類がとても少なかったです。宿泊先の旅館の大きさによって異なるのかなと思います。テーブルは丸型でした。

その他食べ歩きなど
中国の街中を食べ歩きしました。串刺しです。1本1元(20円前後)です。激安です。祭りなどに出店しているような屋台があちらこちらに点在しています。旅行当時は2017年でしたが、個人のお店でも、現金で払うのではなく、電子マネー決済がすでに主流となっていました。

屋台で、からあげを買いました。1袋5元くらい。どのお店も衛生面で若干気になります。

また別の屋台で、イカの揚げ物を買いました。歩いて食べられるように袋に入っています。寒い日だったので余計に美味しく感じます。

ちょっとした中華料理です。熱々です。

中国のシンプルなケーキです。安いですが、意外とおいしいです。なんと1000円以下という破格の安さです。クリームはちょっと甘さ控えめでした。嫁さんの誕生日が近いので、買って一緒に食べました。

中国の図書館に立ち寄りました。古い本というより、新しい本が多かったです。この日は平日の昼間ということもあり、利用者はあまりいませんでした。

ハルビン市のスーパーでの買い物。カゴは持つのではなく、引いていく人もいます。結構ビックリしました。日本でカゴ引いて歩いていたら、汚いイメージがありますよね。カゴを引いて使うのが前提なのでカートも無く、エスカレーターも階段ではなく平面タイプでした。ある意味、日本より進んでいるかもしれません。

中国のコカ・コーラです。味はそっくりでした、おいしく飲めました。他にも日本で見かけるようなものがたくさんありました。生卵も売っていますが、中国では生卵は食べれませんので注意してください。





中国人のご自宅に招待して頂いた時のディナーの様子です。どれも手の込んでいる料理ばかりでした。芋虫みたいなのが出てきたので恐る恐る食べましたが、苦みもあり1匹しか食べれませんでした。中国の方は、みな口を揃えて「おいしいーおいしいー」と言ってました。

中国人の家に招待された時に気になった事など
- 旅先で訪問する予定があれば手土産は必須。
- 中国の家にお邪魔するときは、基本土足。
さいごに
中国へ旅行した際の写真を一通り掲載いたしました。
個人的な感想は以下のようになります。
- 価格が安い
- 食べ物がおいしい
- 現金払いしている人がいない
- 飲食店で客がガヤガヤうるさい
他にも細かいところは、ありますが中国へ旅行に行き様々な発見がありました。
中国へ行くときは、簡単な会話ができると、旅行をより楽しむことができます。中国語の試験には、HSKという有名な資格試験があります。わたしはHSK1級を取得しています。
- 関連記事:HSK1級を受験してみた。
- 関連リンク:れいれい (@clto1220) | TikTok ←妻(中国人のTikTok)
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