プレイしなくなったゲームは、アンインストールして終わりというのが普通です。しかし、ゲームアカウントを売買できる画期的なシステムがあります。今回の記事では、実際にゲームアカウントを売買した体験記をまとめています。出品のさいに注意する点などもまとめています。売買サイトは「ゲームトレード」を使っています。
ゲームトレードとは?
ゲームアカウントの売買ができる国内では最大級の規模です。株式会社ゲームトレードが運営する、ゲームアカウントの売買に特化したマーケットプレイスを運営しています。
ゲームトレードのシステムについて
月額・年費はありません。ゲームアカウントの売買では、取引手数料発生します。
- 売り手:8.8% アカウントが売れた時に、売上金から引かれます。
- 買い手:3.3% アカウントを購入した時に、購入代金と合わせて支払います。
売り手の方は、売買が成立し、代金が支払われたら購入者にアカウントを渡します。この時に、売買が成立した金額から8.8%の取引手数料が引かれ残った額が、売上金として計上されます。8600円で販売できたら、757円が引かれ7843円が、売上金となります。
売上金を自分の銀行口座へ振り込みを依頼するのですが、220円の振込手数料が発生します。売却するアカウントが複数ある場合は、1回売れたら入金申請するのではなく、まとめて入金すれば手数料の支払いが1回で済みます。わたくしの場合は、アカウントをいくつか出品しており、定期的に売却できているので、二カ月に1回だけ入金申請をしました。
振込時期は、「登録している銀行」と「申し込んだ時間」によりますが、翌営業日までに振り込まれます。ただし本人確認をしていない場合は、13日の翌営業日となっています。不正防止のためのようです。
ゲームトレードの会員登録(クーポンあります)
会員登録のさいに、招待コードの入力項目があります。招待コードは、「BXV5vBw5」を入力してください。100ポイントが貰えます。ポイントは、「1ポイント=1円」で、ゲームアカウントを購入のさいに使うことができます。
会員登録は1分くらいで終わりました。銀行口座の登録は、アカウントが売れた後でも大丈夫みたいです。売上金を自身の銀行口座へ入金申請します。このタイミングで銀行口座を登録してもOKです。
どのようなゲームアカウントが売買されているのか?
スマートフォン用のゲーム、パソコン用のゲームのアカウントが売買されています。TOP画面の画像を貼っておきます。スマートフォンゲームだと、モンストやプロスピAが人気で、パソコン用だと、APEXやフォーナイトが人気です。人気のゲームだと、アカウントの売買が頻繁に行われています。
どれくらいの価格で売買されているのか?
ゲームごとに、アカウント相場は異なります。そのレベルに到達するまでの時間や課金した金額によります。ゲームアカウントだけではなく、ゲームプレイの代行依頼(代わりにクエストクリアやレベルアップなど)もあります。難易度が高い代行依頼だと、数千円で取引されている場合があります。
ポケモンGOのゲームアカウントの出品一覧の一部です。数万円の出品商品が並んでいます。数年かけて育てたアカウントだと、1万以上の価格で売買されていることが多いです。
「ゲームアカウントを売ってみたい!」と思う方は、自身が所有しているアカウントの相場を調べてみるのも面白いかもしれません。意外と、高値で売ることができるかもしれません。
ゲームトレードでアカウントを売買するメリット・デメリット
メリット(ゲームアカウントを買う人)
ゲームをプレイしたいが、「もう少しレベルの高いアカウントがあれば、もう少し楽しいのに」と思う方は、ゲームトレードでレベルの高いアカウントを購入することで解決できます。ゲームアカウントを買ったが、飽きてきたという場合は、アカウントを売却すれば良いのです。
人気のあるゲームだと頻繁に売買されているので、すぐに取引が成立します。中には、安いアカウントを買い、自分でアカウントを育て、買った値段より高値で売る人もいます。
ゲームを普通にプレイするのが目的ではない人にとってもメリットあります。例えばゲームの攻略関連のブログなどを作成している方は、実際にプレイしてみないと記事が書けません。とは言え、ハイレベルなアカウントにまで育て上げるのは膨大な時間がかかってしまいます。レベルの高いアカウントを買って、攻略方法の記事が書き終えたら、用の済んだアカウントを売却する方もいます。
メリット(ゲームアカウントを売る人)
ゲームアカウントを売ると、手元のお金が増えます。また取引の知識も身に付き一石二鳥です。
ゲームのアカウントを何年もかけて育ててきて、ゲームを辞めたいけれどダラダラ継続してしまっている方は、アカウントを売却することでスパッと辞めることができます。一部の方ですと、ゲームに依存してしまって、抜け出せないという方もいます。そのような方たちは、ゲームをアンインストールするのではなく、ゲームアカウント自体を売却してしまえば、辞めるきっかけにもなります。
ゲームを辞めることで、自由な時間も増えます。
デメリット(出品者視点)
基本的にデメリットはありませんが、もしゲームアカウントを売った後に「やっぱりまたプレイしてみたくなった」という場合は、最初からやるしかありません。もしくは手放した時のステータスに似たアカウントを買い戻さなければなりません。
ゲームアカウントを売ったは良いが、「失敗したなぁ」「売らなきゃよかったなぁ」と後悔や未練などがある場合は、売らないようにしてください。
ゲームトレードでの出品作業、注意事項など
ゲームトレードで実際に「アカウント」を出品してみた
出品作業は非常に簡単です。ゲームの画面の写真を撮って、アカウント情報の詳細を記入し、出品価格を設定するだけです。出品価格は、オークション形式ではないので、取引の希望価格を設定します。価格は出品後にも訂正することができます。なかなか売れない場合は、出品後に値下げをして買い手が付きやすい値段に設定しましょう。
実際にポケモンGOのアカウントを出品してみました。ゲーム名を選択し、アカウントの詳細を記入し、販売したい価格を設定します。7676円で出品してみました。手数料が引かれて、取引が成立した場合は、7000円が売上として計上されます。
注意事項(売る側)
デバイスからログアウトしておく(要チェック)
取引が成立しアカウントを渡すさいに、全てのデバイスからログアウトし忘れないように注意が必要です。アカウントが相手に渡りますが、ログインした状態のままのデバイスがあると、2重ログインになり強制ログアウトされてしまうことがあります。アカウントを引き渡し後に誤ってログインしてしまったら、すぐに取引相手に連絡をいれましょう。
個人情報に気を付ける(使いまわしのパスワードなど)
ゲームアカウントのIDとパスワードを引き渡して取引する場合は、個人情報は含みません。ゲームのアカウントがグーグルやFacebookなどのアカウントでバインドしている場合は、注意が必要です。
仮にFacebookのアカウントを渡す場合、本名で登録していたり、電話番号を登録していると、相手にわかってしまいます。相手にアカウントを引き渡すさいに、使いまわしているパスワードは設定しないように注意してください。もし使っていたらパスワードを変更してから取引してください。
2段階認証が必要な場合
ゲームアカウントを引き渡して、相手がログインした場合に、いつもと違う場所からのログインで、ロックがかかってしまう場合があります。この時に2段階認証が発生する場合があります。
ゲームにログインする前に、本当に本人なのか確認するシステムです。例えば、ゲームにログインしたら、「確認のために登録されているメールアドレスにメールが届くのでURLをクリックしてください」といったメッセージが出てきます。2段階認証に必要なメールアドレスもあれば、ゲームアカウントと一緒に渡す必要があります。
余計なバインドは解除しておく
例えば、あるゲームアカウントに、以下の3つのSNSアカウントがバインドしているとします。
- アップルアカウント(個人情報が含まれる)
- グーグルアカウント(個人情報が含まれる)
- Facebookアカウント(個人情報含まない取引用アカウント)
このような場合は、もちろんFacebookアカウントを引き渡してゲームにログインしてもらいますが、アップルとグーグルのアカウントは、必ずバインドを解除しておきましょう。バインドの解除は、個人で簡単にできます。ただしゲームによっては、運営側に解除依頼を申請しないと出来ない場合があります。
直接取引を持ち掛けてくる詐欺がいる
どこのサイトでもいるのですが、直接取引を持ち掛けてきて詐欺を行う方がいます。基本的にゲームアカウントの取引のトラブルは、個人間の取引にて発生します。それなので、ゲームトレードが仲介し現金の取引を代行してくれます。
掲示板で、直接取引しませんか?と聞いて来る人がいますので、必ず断ってください。
さいごに
今回の記事では、ゲームアカウントの売買についてまとめてあります。時代が変わり、ゲームに飽きたらアカウントを売却する方が増えてきました。注意事項をしっかり頭に入れておけば、安心です。著者は、ゲームアカウントが売買されるようになった2005年頃から、取引をしています。以前に比べ危険性がほとんど無く、誰でも安全にゲームアカウントを売買できるようになってきました。仲介業者の存在が、トラブルの減少に大きく活躍してくれています。
ゲームトレード[GameTrade] : 招待コードBXV5vBw5
コメント