身の回りに、「この人は、なんでこんなに口が軽いの?」というレベルの人っていませんか?集団生活を営む上、身の回りに必ずしも存在する口が軽すぎる人。話好き(おしゃべり)と口が軽いは、全く別物です。しっかりしている人は、おしゃべりが好きでも、話題にしちゃいけないことは、一切話しません。
- 口が軽い人は、どのような人なのか?どう対処したらよいのか?を記載した記事です。
- 口が軽い人の対応に困っている人に向けた記事になっています。
口が軽い人の特徴
口が軽い人の特徴(思考)
口が軽い人と、話をするということは、その周りにいる人全員に拡散されると思ってください。口が軽いのは、その人の性格であり、直りません。物事の良し悪しの判断力が、普通の人と比較し、欠けています。
普通の人は、最近あったこと、考えている事が話すネタとしては多いですね。しかし、口が軽い人は、話すネタが少ないので、「他人の秘密」というテーマが、優先順位が高いのです。
何でも話すことで快感を得られるので、以下のようなことは気にしません。
- 信用を失うことは気にしません。
- 何でも話せる友達が減っても気にしません。
このような事から、口が軽い人は、嫌われてしまいます。
著者の前の職場の人で、「何でも話すのは良くないよ」と注意したところ、「話すから面白いんだよ!」と開き直っていました。何でもばらしてしまうことで、自身が嫌われるのは気にしません。
口が軽い女性は、なぜばらしてしまうのか?
女性は、会話をとても好みます。とにかく話すことが大好きです。女性が集まってのガールズトークはすごいです。次から次へとネタが飛び交います。トークのネタとして、持ち出してはいけないことまで、当たり前に出てきます。
周りに広まってしまうと”NGな話題”に関しては「ここだけの話だけど・・・」「絶対秘密ね!」と、ばらしが始まります。このような方は、以下のような理由で、秘密を守れません。
- 秘密を共有して楽しむ
- 秘密を知った相手の反応が楽しい
一度拡散してしまえば、どこまで広まるのかわかりません。
おしゃべりすることが好きでも、漏らしてはいけない秘密をしっかり守る人もいれば、普段は無口だけどあっさり秘密をばらしてしまう方もいます。秘密をばらしてしまう人は、普段から口が軽く、誰が見てもわかる危険信号が出ています。
著者は、人と話す時、「ここだけの話だけど絶対内緒だよ」と会話が始まった時は、この人は何でベラベラ話す人だと一発でわかります。「ここだけの・・」は、もはや口の軽い人の口癖です。
口が軽い人は、協調性が低い
口が軽い人は、他人の秘密やプライベートな情報を無意識に話してしまうことが多いです。こうした行動は、その人があまり深く物事を考えず、目の前の会話や状況に流されやすい傾向があることを示しています。協調性が低い人は、自分の行動が他人にどう影響するかを考えずに発言することが多いため、口が軽くなりやすいのです。
一方で、協調性が高い人は、他人との関係を大切にし、相手の気持ちや立場を考えながら発言します。このため、他人の秘密やプライベートな情報を守り、自分の言葉が他人にどのように影響するかを慎重に考える傾向があります。
つまり、口が軽いかどうかは、その人の協調性の程度とも関連していると言えます。協調性が高い人は、他人を思いやり、口が軽くならないように配慮することが多いのです。
結局、人と関わる時に、何を話すか(話題にするか)を重点的に考えるのではなく、何を話さないか(話題にしないか)が、重要だと考えます。話してはいけない事を口に出すことで人が離れることもよくあるのです。口が軽い人は協調性が無いので、うまくいかない時があります。
口が軽い人の末路はどうなるのか?
著者は、”口が軽い人”を沢山みてきました。プライベートでも職場でも、何でも話してしまう口が軽い人はいます。
口の軽い人は、どのような末路になるのでしょうか?ほとんどの人が以下のような結果になります。
- あの人は、口が軽いから話すのをやめておこうと、警戒される。
- 信用が無いので、大事なことは話してもらえない。
- 秘密を守れないので、少数の限定メンバーの飲み会に誘ってもらえなくなる。
- 『秘密を守れない人』というレッテルを貼られてしまう。
- 口が軽いという共通点を持った者同士で仲良くなる。
- ほとんどの人に嫌われる、もしくはうわべだけの付き合いをされてしまう。
著者の前の職場に、数名ですが、良い事悪い事なんでも話してしまう方がいました。数年間一緒に仕事しましたが、友達は多いが、何でも話せるような親密な友達はほとんどいなかったイメージでした。
口が軽い人の対策、情報共有の注意点
口が軽い人は、信用できません。すぐに何でも話してしまいます。「絶対に秘密にしておいて下さい」とお願いしても、秘密をばらす時の快感が忘れられなくて、話してしまいます。
口が軽い人に「他人ネタ」を共有する時に注意が必要
人によって捉え方が違いますが、当人の悪口ではなくとも、自分の知らないところで、話題にされることを嫌う人もいます。
- 「毎朝、通勤の途中で、○○さんに会うんだ」
- 「○○君は、調子が悪く、会社を休んでいるみたいだよ」
- 「後輩の○○が、新車を買ったらしい」
と、ごく普通の会話です。ですが、ごくまれに、このように知らないところで自分を話題にされることを嫌う人もいます。ごく普通の会話であり、拡散したところで、何の問題もありません。
しかし、ちょっとしたことを話題にされるだけで、嫌う人がいますので、その人からみれば「口が軽い人」となります。口が軽いと見られれば、信用度が落ち、双方の間に、溝が深くなってしまいますので、他人ネタを扱うさいには、注意してください。
口は災いの元?口が軽い人への対策は?
秘密をうっかりばらしてしまうことにより、対人トラブルに発展してしまうことはよくあります。重大な秘密をばらされてしまった場合、よほどの方ではない限り、絶縁になってしまうことも起こりえます。そうなってしまえば、修復は難しく、大事な友達を失ってしまうかもしれません。
自分の秘密は、基本的に他人に話さないことが重要です。どうしても相談したくて自分の秘密を明かさなくてはならない状況であれば、以下のような人に相談すると良いでしょう。
- 信頼できる相談相手のみ秘密を打ち明ける
- 社内の秘密は社外の人間に打ち明ける(仮にばれてもあまり影響が無い)
相談相手を厳選するとしても、秘密をばらされない保障は一切無いと思ってください。
もし貴方自身が秘密を打ち明けて相談する場合に、相談相手から漏れてしまう恐れがあるので、時と場所、そして相手に伝えるタイミングの判断は慎重に行ってください。
また、学校や職場で、口が軽い人と接する場合は、話しかけられても、会話を弾ませず、早期に会話を切り上げることをお勧めします。スピーカーのような人と話をしてもたいしてメリットはありません。
口が軽いと、聞いてもいないこと(たとえば人の悪口とか)を、当たり前のように話してきます。そんなときは、「他人のことばかり、ネタにして、不特定多数の人に拡散しておもしろいの??」と言ってやってください。少しは効果が期待できます。
メンタリストのDaiGoさんのYoutubeの切り抜きも貼っておきます。
著者は、以前勤めていた職場の男性Aと飲みに行った時に、自分の重要な秘密を話しました。1週間程度で、自分の知らないところでその内容が拡散していました。それ以降は、その男性Aとは、2人で飲みに行くことは無くなりました。
さいごに
口が軽い人と交流すると、何かかしら影響を及ぼします。人間関係を壊してしまうこともあります。会社でも学校でも、知人に口の軽い人が1人でもいるだけで、うまくいくことが、うまくいかなくなったり、信用を失ったり、さらにはそのことでストレスを抱えたりと、デメリットばかりです。相手の性格を直すことはできないので、ある程度は割り切って生きていくしかありません。
もし今後の人生で、あなたが相談相手に選んだ人から、打ち明けた秘密が漏れてしまっても、決して怒らず相手を許してあげてください。アンリ・ラコルデールは、『一瞬だけ幸福になりたいのなら、復讐しなさい。永遠に幸福になりたいのなら、許しなさい。』という名言を残しています。
- [別記事]偉人の名言
さいごに、「口は災いの元」と言うことわざをご存知でしょうか。ビジネスでも恋愛でも、発言には注意してくださいということです。
コメント