ブログの更新がストップしてしまい過去8年で投稿した記事はほとんど無く、アクセスはほぼ0の放置したブログです。このようなブログを復活させることができるのか?このような疑問に対し、いろいろ検証してみましたので、記事としてまとめてみました。
検証するブログは、当ブログです。実際に行った対策は、セクションごとにまとめています。今回の記事の内容は、ブログをどこまで復活できるかということに焦点をあてています。
現状の確認
2013年から2016年7月までの積極的な更新があり、その後は約8年間ほとんど更新されていない状態です。アクセス数は下降気味で、2023年にはほぼゼロになっています。
このブログは最初に作ったWordpressの練習用であり、記事の質は低く、見直しの手つかずな状態です。公開済みの記事は300に対し、インデックス登録されているものは120くらいです。
今回の試みは、単なる記事の見直しに留まらず、全体的なアプローチでブログをアップデートしてみました。新しい方針や手法を導入し、低品質な記事にテコいれを目指しました。
復活させるために実践したこと
低品質記事の大量リストラ
低品質なコンテンツは、ユーザーにとって価値の低い情報を提供し、テーマやトピックが一貫性を欠いているWebページを指します。 ユーザーニーズに応えられず、品質が不十分なため、検索結果に表示する必要がないとGoogleは考えています。
Googleは大量の低品質なコンテンツを排除することで、サイトの評価向上が期待できると発表しています。
どの記事を残すか削除するか、またはnoindexに設定するかの判断は難しいです。迷った場合は、各記事のアクセスを確認し、無い場合でも他のサイトにはない独自性のあるマニアックな情報であれば残すことを検討します。逆に、他のサイトでも容易に見つけられる情報であれば、削除するか非公開にします。
ユーザーが検索したキーワードに対して有益な情報を提供できるなら、500字程度の記事でも残します。記事には対象読者や解決策の要約を示し、「〇〇な人を対象とした、解決策をまとめた記事です」と明記します。
記事の品質が低くてもアクセスがある場合は、公開したままにし、将来的にリライトの候補としてリストに追加します。
全体の70%の記事は、マージもしくは非公開にしました。
ブログと八百屋は共通点があります。八百屋を運営する際には、腐りかけたトマトを店頭に出すとお客さんが寄り付かないように、ブログでも最初のページが品質の悪い記事が目立つと、読者はがっかりし他のページに進むことがありません。品質の悪い記事が目立つと、ブログ全体が低品質だとの印象を与えかねません。
したがって、品質の良い記事を並べておくことで、読者は信頼を寄せ、リピーターとなりやすくなります。良い記事が豊富で一回で読み切れないほど魅力的であれば、読者はブックマークして後で戻ってくることもあります。
今回のブログ全体のテコ入れでは、全体の70%の記事をマージ、削除、非公開にし、記事一覧には品質を保持した記事が並ぶようにしました。まだ完璧ではありませんが、運営しながらメンテナンスを進めていく予定です。
また記事を削除したついでに、カテゴリの整理もすると良いかもしれません。記事の最適化で、カテゴリに属する記事がほとんど無くなった場合、カテゴリを削除したりもしました。
類似記事のマージ
有益な情報が散在するものの、低品質な記事をピックアップし、非公開にしておくことで、将来の編集作業がしやすくなります。[マージ]という文字を記事に追加して、編集しやすいように工夫しています。
低品質な記事を単純に結合するのではなく、有益な情報だけを取り入れて統合しています。2つの記事を1つにまとめる場合もあれば、10個の記事を1つに統合する場合もあります。最初にまとめておき、その後で必要に応じて削減や構成の調整を行いました。
ただし、単純にコピペで合算すると、マージする記事により異なりますが、10000文字くらいになることもあります。その後、必要な情報を厳選し、不要な部分を削除しています。記事が長すぎても、内容のまとめが難しくなり、記事の品質向上につながらないため、適切に調整しています。
インデックスされていない10の記事を1つにまとめた記事がインデックスに登録され、アクセスを獲得できています。
記事をまとめるメリット
例えば、同じテーマに関する4つの記事があります。これらの記事はそれぞれ単体では完結しきっておらず、一緒にまとめることで読者が1つの記事で得られる情報が増えます。
他には△△の記事が、どれも独立した情報で、1つの記事としても500字程度にしかなりません。これらを4つの記事を1つにすることで、「△△の情報4選」とすることができます。これにより読者にとって情報を一括して提供できます。
各記事に広告を配置している場合、統合することで記事毎の広告の分散を防ぎ、SNSでの拡散も効率的に行えます。また、重複するような似たような記事が複数存在する場合、これをまとめることで検索エンジンの評価が分散されるのを防ぎ、記事のパワーを向上させることができます。
まとめるだけなら、簡単です。
- Aの記事:★★に関する情報が「1」「2」「4」を記載
- Bの記事:★★に関する情報が「3」「5」を記載
Bの記事をAに埋め込むだけで完成します。
noindex設定の対応
一部の記事で「アクセス数が少ない」「削除したいがもったいないのでとりあえず残しておく」「なかなかインデックス登録されない」といったような記事を全てnoindexにしました。せっかく書いたわけですからから、どうにかブログ内のコンテンツとして生かしておきたかったが理由です。
noindexに設定すると、グーグルがインデックス登録しません。またブログの記事として評価しませんので、低品質コンテンツをnoindexすることで、ブログの記事の平均点がアップしブログの評価がアップします。
もちろん、低品質の記事はいずれリライトが必要です。すぐにリライトできない場合は、ひとまずnoindexに設定することをおすすめします。検索エンジンの結果一覧には出てこないですが、ブログを訪れた人に、「おっこんな記事があるんだ!」と楽しんでもらう隠しコンテンツとしてブログに残す形も、ブログ運営では賢い戦略です。
noindexに設定した記事は、お店で言えば店頭に並べずに、来店者に「こんな裏メニューもありますよ」といった感じで、いくつか残しています。全体の記事の10%がnoindex設定されています。
SEO対策のできるWordPress(WP)のテーマに変更
これまでは、フリーの勉強用のサンプルを自分なりに変更して使用していました。以前のテーマでは基本的な機能しかなく、大量のプラグインに頼ることが多く、メンテナンスも大変でした。Wordpressを修正することでPHPやCSSも学べ、Wordpress勉強の目的は達成しました。その後、SEOに特化したテーマを採用することにしました。
有料のテーマも検討しましたが、PHPの知識が身についたことから、多少なら自分でメンテナンスができると判断し、無料のテーマで比較的SEO対策に優れた”Cocoon“を選択しました。しかし、使い勝手に慣れず、テーマ変更の際の注意点も多く、大変な作業でした。
バックアップを取り、テストサーバで同じデータ環境で確認し、正常に動作することを確認してからテーマを変更しました。テーマ変更に伴い、PHPやWPのバージョンアップにより、正常に動作しなくなることもあるため、注意が必要です。
自分でWordPressを扱えるのであれば、無料のテーマもおすすめです。アップデートを待たずに自分で改修できるため、有料テーマを利用する必要はありません。WordPressの勉強を進めたい場合は、メインブログではなく、練習用の専門ブログを作成してそこで設定を変更してみると良いでしょう。成功したら、それを活かしてメインブログで運用すれば良いです。
テーマを変更する場合は早い方が良い
テーマを変更することで、ウィジェットが変更され、新しいプラグインの導入が必要になり、ブログ全体の大規模なメンテナンスが発生します。これを避けるために、ブログ開設当初にWordpressのテーマを検討し、以降の変更を最小限に抑えることが重要です。万が一テーマの変更が必要な場合でも、大量のプラグインの導入は避け、柔軟に対応できるようにしておくべきです。今回のテーマ変更では、画像サイズ、記事内のhタグの使い方、メタ情報の変更などに対応するために数日間のメンテナンスが必要でした。結果として大幅な最適化が可能となりましたが、その過程で多くの時間が費やされました。
ちなみに、今回のテーマの変更の作業時間は10時間以上はかかりました。ブログ開設時であれば、さほど時間はかかりません。今回は記事も多く、今までに行った設定の変更やカスタマイズの見直しなど、やらなければいけない作業が大量に発生し、かなりの時間を費やしてしまいました。
プラグインは出来るだけ減らしました
プラグインの削減は、ブログの全体的なスピードアップだけでなく、メンテナンスの効率化にも繋がります。以前はmeta情報をプラグインで設定していましたが、新しいテーマにはその機能が組み込まれていたため、プラグインを減らすと同時に見直しを行い、記事のMeta情報を一つずつ見直しました
補足として、2024年現在、Googleはメタ情報を使用してコンテンツの品質を判断しない傾向があり、Meta情報の設定はそれほど重要視されていないようです。
ちなみに使っているプラグインは2つだけです。
- Contact Form 7(問い合わせフォーム用)
- XML Sitemap & Google News(サイトマップ用)
問い合わせフォーム用のプラグインは、他の方も推奨しておりますので、当ブログでも使っています。作ろうと思えば自作で問い合わせフォームは作れますが、とりあえず今回はプラグインを使いました。あとサイトマップ用のプラグインを使っています。
「クロール済み – インデックス未登録」は、ブログ改善の大ヒント
Googleはクロールした結果、問題がなければ記事をインデックスに登録します。品質が低い場合、「クロール済み – インデックス未登録」として警告が表示され、これらのコンテンツを見直すことでブログの評価を向上させることができます。
「クロール済み – インデックス未登録」はサーチコンソールで確認ができます。またインデックス未登録の記事の一覧は、サーチコンソールの画面からエクセルファイルの形式でダウンロード可能です。メンテナンスする場合に非常に便利です。
先に述べたように、クロール済みでインデックスに登録されていない記事をまとめ、インデックスに登録することで記事単体で復活することもあります。Googleは修正が必要な記事を優先してリストアップしてくれます。記事を修正するか、一時非公開にし後でリメイクするか、または記事の内容によってはリメイクが難しい場合は削除するなど、適切な対応が必要です。
2024年6月現在では、クロール済みでインデックス登録されていない記事はありません。全てインデックス登録に成功しています。
タグは80%ほど削除
記事を書いて、タグを設定しますが、ブログをメンテナンスしていると、ほとんど必要性の無いタグがどんどん増えていきます。最も重要なタグをいくつか残し、タグの削除もしくはnoindexすることで、ブログ全体の評価を上げることが出来ます。
当ブログでは、1タグに1記事程度の頻度でしか使っていないものは、全て削除しました。残りのタグに関しては、タグに紐づいている記事が沢山あるものはそのまま生かし、残りはnoindexに設定しました。
必ず更新が必要な記事は、取り扱わないようにした
特定の記事は将来的に頻繁な修正が必要な場合があります。例えば、地元の飲食店に関する記事は、営業時間の変更や閉店など、事態によっては頻繁に情報を修正する必要が生じます。同様に、地域の飲食店に関する情報は食べログなどの専門サイトに劣り、更新頻度が高いため、個人の力では全てのメニューのレビューを網羅することは難しいです。そのような内容の記事は取り扱わない方針にし、既存の記事の中でもアクセスが僅かなものは削除しました。
ブログの規模に応じて、Googleのエンジニアが述べている通り、サイトごとにインデックスできる数には制限があります。したがって、望ましくない低品質な記事がインデックスされると、新しい記事がインデックスされにくくなる可能性があります。
記事を執筆した際は、他に有益な情報を提供している記事が見当たらなくても、時間の経過とともに状況は変わります。例えば、飲食店の公式サイトが存在しなかった場合でも、数年後には立派なウェブサイトが構築されていることがよくあります。有益な情報であれば、そちらのホームページがより参考になります。また、食べログなどの情報は店舗によっては写真が数百枚以上掲載されていることもあります。このような状況になれば、ブログで書いた記事はあまり意味を持たなくなります。
記事のタイトルも見直し
適当に決めたタイトルも修正し、狙いたいキーワードを前半に配置するように工夫しました。記事が重要であるのは言うまでもないですが、タイトルも重要な要素です。良い記事でも、タイトルが魅力的でなければクリックされない可能性があります。本屋で言うと背表紙を見て読んでみようかスルーされるかの違いと同じです。
記事一覧を見て、クリックしやすくなるようなタイトルに変更しました。読者が背表紙を見る感覚でタイトルを見て、興味を引く工夫が、ブログ全体のアクセスアップに繋がります。
例えば、「電子書籍出版してみた」というタイトルを「執筆プロではないけど、電子書籍出版してみた」と変更することで、ターゲットを素人に絞り込め、読者は自分も素人だけど「ちょっと読んでみようか」、と共感しやすくなります。
画像のサイズを見直し
記事に使用するアイキャッチや記事内で利用している画像について、サイズに問題があるものは適切なものに変更しました。縦横の比率が極端に異なるものや、小さすぎるものなどを中心に修正しました。
過去10年前に記事を書いていた頃は、モバイル対応のため、画像は全体的に小さめに設定していました。しかし、近年ではデバイスごとに画像が最適化されるため、極端に小さな画像を使用する必要がなくなりました。そのため、小さすぎる画像については適切なサイズの画像に置き換えています。
ブログを開設してから、画像サイズがまちまちでしたので、テーマを変更したタイミングで画像のサイズの見直しを実施しました。全体的に統一感のあるサイズになっています。
Googleが推奨する画像のサイズも考慮し、一般的な目安として以下のようなサイズを使用しています。
- 小:800*1420
- 中:1024*1824
- 大:1280*2280
また、ブログ内の画像が1:1のサイズ比率に設定されていたものが多く、記事によっては見づらくなっているものがありました。そのため、9:16のサイズ比率に変更し、見やすさを向上させました。
以前は画像の適切なサイズに自動で振り分けてくれるプラグインを使用していましたが、システムのパフォーマンスを優先するために、プラグインの使用を避ける方針に転換しました。その結果、既存の画像の中で目立つものは手動で修正し、見栄えを向上させました。
記事のリメイクは思ったより大変だった
記事のリメイク作業は思った以上に手間がかかります。記事を全体的に把握し、足りない情報を追加するのは比較的簡単ですが、大幅な修正や構成の変更は文章の全体的なバランスを崩す可能性があり、その修正だけでも時間がかかります。
記事の内容を修正することは、まず既存の記事の内容を把握するところからスタートします。記事を投稿してから10年がたつと内容を忘れていることが多く、記事を読んでどこを修正かけるのかという作業から始めるので、比較的多くの時間を費やしてしまいました。
特に初期に作成したブログでは、内容が薄い記事が多く、それをテコ入れするのは一苦労です。また、外部リンクがある場合、数年経つとリンク切れが増えることもあります。
予想以上に時間がかかりそうなリメイク作業は、諦めて他の記事のメンテナンスを優先させることもあります。リメイクが難しい場合でも、一部分だけを他の記事で流用するなど、工夫を凝らします。
需要が見込めない記事は後回しにし、アクセスが流れてくる記事を優先的にメンテナンスします。更新が滞っている記事は、リンク先も基本的に無いと仮定しておくほうが良いでしょう。記事内の画像の追加や古い情報の更新など、記事の品質向上に努めることでメンテナンスの技術が向上します。
ブログ改善後の結果は?
改善して、すぐに結果が出るわけではありませんので、結果が確認でき次第こちらのセクション内容を更新しようと思います。
「検出 – インデックス未登録」の推移
記事を書いてもクロールされない事態が続き、その原因についてグーグルのエンジニアが「クロールされない場合は、品質に問題がある可能性があるので、見直してみてください」と述べていました。
実際に、記事を変更したり新しい記事を書いたとしても、クロールが進まない状況が続きました。このブログでは、公開済みの300記事中わずか120記事がインデックスされているため、「これ以上の記事はインデックスする必要がないだろう」という判断がなされ、それに応じてクロールの頻度も低くなっているとの見解が示されています。インデックス登録の上限に関しては、今後グーグルの仕様は変更になる場合もあるかもしれないとのことです。
既にインデックス登録はされているが品質に問題がある記事は徹底的に排除し、まだクロールされていない記事に対してはリメイクを重ね、「更新したのでクロールしてください」といったクロール要請を積極的に出しました。
結果として、少しずつですが、クロールが進まなかった記事に対してもクローラーが訪れ、インデックス登録が行われるか、クロールはされたもののインデックス未登録に振り分けられる状況が改善されました。
「検出 – インデックス未登録」の推移です。230記事ほど、クロールされていませんでしたが、徐々に減ってきて、2024年1月17日現在ですが、58件まで減少しました。
【追記】2024年4月2日現在ですが、「検出 – インデックス未登録」の推移が、58件から9件まで減少しています。9件は最近ポストした記事でもあり、ブログ内からリンクを貼っていないこともありクロールが遅れています。
【追記】2024年6月には内部リンクも徹底しており、新記事をポストしたタイミングでインデックス登録を申請していることから、「検出 – インデックス未登録」の記事は、0件です。
内部リンクに関して、記事内にて、関連記事へのリンクが貼れているかチェックする必要があります。記事が増えてきたので、リンクし忘れている場合もあるので、一括でチェックできるプログラムが必要です。下記の記事では、内部リンクのチェックに関する情報をまとめています。
「インデックス登録済みページ数」の推移
次に、インデックスされている記事の推移です。横ばいに見えますが、半分の60記事くらいは削除もしくはマージにより、インデックスから外れています。新しくインデックスに登録された記事もありますので、実際は「公開150記事くらいに対して、インデックスに登録されている記事が120記事」となります。インデックス登録される率が大幅に改善しました。
クロール頻度の推移
2024年1月時点のクロール頻度について
2023年の10月頃からブログに少しずつ手を加え、11月下旬にはクロール要請を行いました。記事やタグ、カテゴリを含め、1か月あたりで公開済みのコンテンツが3分の1に減りましたが、クロールの頻度が倍増しました。
検索エンジンは、各サイトを独自に評価しており、サイトの評価に応じてクロールの割合を設定しています。つまりクロールしてくれる頻度が増えてくると、ブログの評価が向上しているということです。
定期的にクローラーが訪れ、インデックス登録が比較的早く進むようになりました。リメイクした記事についても、これまでインデックス登録が進んでいなかったが、徐々に改善され、インデックス登録が進むようになっています。
ブログ全体の記事の改善が、クローラーの頻度向上に繋がりました。クロールが進まないという問題に直面している方は、ブログ全体の品質を見直してみることで、クロールの問題も改善する可能性があります。
また、このブログでは以前大量のプラグインを使用していましたが、これが読み込みエラーを引き起こし、ブログが重く読み込み中止されることがありました。これを改善するために、テーマを変更し、プラグインを大幅に削減しました。記事の品質向上だけでなく、ブログの読み込み時間の改善も評価を向上させる一因となりました。
PHPの知識があれば、更なるチューニング作業も可能となります。より良いパフォーマンスを目指す方はPHPを勉強してみてはいかがでしょうか。
2024年6月時点のクロール頻度について
2024年1月現在では三か月のクロールリクエストの合計数は5300です。それに対し、2024年6月13日時点では8000近くまで増えています。また1日あたりのクロール数も増えてきています。ブログの評価が上がり、割り当てられているクロール数が増えたということになります。
ブログの記事は資産ということを忘れないで欲しい
手間をかけて作成した記事は、意味があります。アクセスが得られないからといって、すぐに削除するのではなく、まずは評価を下げないようにnoindexの対応を検討してください。
他のブログの記事と比較して、自分の記事が劣っているようであれば、他の記事がスペシャリストによって書かれていることを理解しましょう。成果物の評価は個人差があるため、他よりも劣っているかもしれませんが、その記事が大事なものであることを忘れずにください。
リライトが可能であれば、記事を改善し、メンテナンスが難しい場合は、一時的にnoindexにして生かすか非公開にし、後で再利用することを検討しましょう。
無料のブログならばまだしも、ドメインを取得し、サーバーをレンタルしている場合は、時間だけでなくお金も投資して記事を作成しています。そのため、既存の記事は大切に扱い、破棄する前に慎重に判断しましょう。
ブログの記事は、ハンドメイド品と違って、作ったものが形になっていないので、他人に譲渡したりすることができないだけに、不要になったブログの記事は破棄されやすくなっています。ブログの記事は一度形になってしまえば他人にも役立つ可能性があるため、注意深く取り扱ってください。
徐々に結果が伴ってきている
様々な指標が上昇トレンドに転じたこのタイミングで記事として残してみました。全ての記事を見直しているわけではなく、長期的なスパンでテコ入れしていますので、緩やかに改善の方向に向かっています。
これからブログを始めようとしている方や、既にブログを開始したものの挫折してしまい、ブログが放置状態になっている方々へ、心からのエールを送ります。
下記の画像は、サーチコンソールの検索エンジンに表示された回数の推移です。2023年10月頃から2024年1月にかけて上昇しています。
さいごに
まだ大幅な改善には至っていませんが、これからブログをまた復活させてみようと思う方のきっかけになればと思います。
以下、簡単なまとめです。
- ブログ全体の品質をあげれば、評価される。
- 品質の悪い記事でも大切に扱い、丁寧にリメイクすることで評価が上がる。
- リメイク作業は思ったより大変。
- ブログは資産である。
コメント