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タイミーを使って、ピッキングのアルバイトをしてみた

仕事ラボ

面接無しで、登録するだけで、誰でもすぐにアルバイトができる隙間バイトが、ビジネスにおいて非常に重要な役割を担っています。そんな隙間バイトのタイミーを、『働く側』でアルバイトしてきたので、実際に著者が利用してみた経験談を含めて、記事にまとめてみました。

この記事で紹介するタイミーは、隙間バイトシステムの大手です。2024年8月にグロース市場に上場している実績のある企業です。

著者は、雇う側でタイミーを使ったことがありますが、雇われる側(ワーカー)としては、初めて利用します。実際に働いたのは1回だけですが、物流倉庫のピッキングのアルバイトを4時間やってみました。

  • この記事は、タイミーを使って隙間バイトしたレポート記事です。
  • タイミーをはじめて使う人向けの記事になっています。
  • この記事を書いた人は、40代男性で、タイミーで隙間バイト経験があります。

タイミーについて

タイミーについて簡単に説明します。

タイミー利用までの手続き

実際に、働くまでの手続きは以上に簡単です。

  1. アプリをダウンロードする(タイミーで検索)。
  2. 会員登録をする。本人確認に、「運転免許証」「住民票」などが必要
  3. アプリから仕事を探す。
  4. アルバイトしたい求人があったら、申し込む。

この4工程のみです。実際にやってみると、登録は簡単で、すぐにできました。今回は、はじめて利用するので、未経験OKで、勤務時間が短いピッキングの仕事を選びました。ピッキングの仕事は、全国どこでも募集しており、20人~30人と大きい枠で募集があったりします。シンプルな作業なので、はじめての方はおすすめです。

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仕事が決まったら、指定された時間に、指定された場所に行きます。仕事開始と、仕事終りに、雇用主にQRコードを見せてもらい読み込むだけです。就業後にお金がすぐに貰えます。

ただし、遅刻したり、残業した場合は、修正依頼というものを申請しなければなりません。なので、すぐにお金が貰えない場合があります。

またある一定の金額以上になると、タイミーからの承認処理が必要なので、報酬を貰うまでに数日かかる場合もあります。なので、突発的な残業がある場合は、注意が必要です。

タイミーを利用するメリット

実際に働いてみて、タイミーを利用するメリットを考えてみました。大きくは以下の3つです。

  1. 忙しい人でも隙間時間を利用し、バイトできる。
  2. 仕事が合わなければ1日で簡単に辞められる。
  3. 働いた会社が、条件が良くて就職・転職することも。

(1)フリーターや主婦の方だけではなく、企業で働く正社員の方も、気軽にアルバイトできます。固定のシフトで入ると、調整が難しくても、年末年始の長期休暇に2~3日だけ働きたい!といった場合でも、時間がマッチングできれば働くことができます。また年齢制限は無いので、60~70代の方でも、普通に働くことができます。

(2)仕事が合わない場合は、その日だけ耐えて乗り切ることができれば、次はもう来なければ良いのです。また別の仕事を気軽に探すことができます。直接雇用のアルバイトだと、辞めにくい場合がありますよね。タイミーの場合、別の条件の良いバイトが見つかったらそっちに働きに行けば良いのです。

(3)働いてみたら、自分に合ってて転職のきっかけになったりすることも良くあります。タイミーから、直接雇用のアルバイト(引き抜き)になって、最終的には正社員になったという話もよくあります。また転職までに至らなくても、他の企業の仕事を経験できるので非常に勉強になります。

上記の3つ以外に、こんなメリットもあるのではないかと考えてみました。

  • 横のつながりができる。就業先の正社員や、他に働きに来ているタイミーの方と繋がりができることがある。
  • 他の会社のノウハウが、勉強になる。同業種の仕事をしている場合ですね。
  • 他の会社の良い点を真似て、自分の会社に持ち帰り、経験を生かすことができる。
  • 出会いの機会が増える。学校の同級生に久しぶりに再会など。
  • 就業先での転職を考えている場合、タイミーで体験入社ができる。
  • 未経験の仕事をたくさん体験できる。事務、接客、工場などなど。
  • 本業が長期休暇で、そんなに休みたくないし、体動かしたい場合は便利。

大学生の場合、いろんなアルバイトを経験すると就職の視野が広くなると思いますので、学生さんには是非おすすめです。

著者
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著者が実際に働いてみて感じたことは、まず新人になった気分で新鮮でした。仕事を教わるということがあまりなかったので、良い経験だったと思います。教わる側の体験ができるということは、本業で生かせるのかなと思います。

都会と田舎の違いは?求人数や仕事内容が異なる

田舎と都会では、募集している仕事の数が全く違います。田舎だと、近所の仕事が1日に2~3件なのに対し、都会では、場所によりますが、20件~30件は当たり前にあります。

仕事の内容もかなり違いますね。

  • 田舎:介護や工場の求人が多い
  • 都会:接客業(コンビニ、居酒屋)の求人が多い

地方の田舎でも、タイミーを導入する企業が徐々に増えていますので、田舎に関しては今後に期待です。

著者の住んでいる栃木県でも、ここ1年間求人を眺めていますが、求人数がかなり増えています。工場や介護だけではなく、SNSの手伝いや営業の補助など、多種多様な業務の求人が目立つようになってきました。

実際にタイミーで働いてきたレポート(ピッキングの仕事)

予約は、タイミーのアプリから三日前くらいに申し込みました。大手ドラッグストアのピッキングの作業です。

注意事項など読み動けそうな服装と軍手とボールペン(実際には使わなかった)を持参して行きました。

実際に働いて感じたことや気づいたことは、以下のようになります。

  • 大きい職場で、駐車場が何か所かあり、停める場所がわかりにくい。
  • 受付に入り「タイミーから来た〇〇です。」と名乗り受付に、サインする紙があるので記入。
  • 名札を貰い現場に行くように指示される。
  • 現場には、他の派遣を含めて50人くらいいた。9割がリピーターで、初めての人は数名。
  • 「〇〇派遣の□□さーん」と一人ずつ呼ばれて、また紙に名前と時間をサインする。
  • スマホでQRを読んでチェックインする。
  • 現場に案内され、軽く作業の説明と注意内容を受ける。
  • 台車に複数の段ボール(ラベル付き)が乗っており、庫内をグルグル回り、ラベルの番号の棚に補充する作業。
  • 最初の説明には無かったことやイレギュラーなことが起これば、周りの人に聞くが、やや当たりが強い。
  • 時々、ピッキングする物が途切れることがあるので、その都度現場の正社員に支持を受ける。
  • 4時間たったので、点呼した社員を探すがフロアが広く見つけるのに数分かかる。
  • 再びQRコードを読み込み、チェックアウトし、点呼した場所に戻りサインして終了。

実際に働き、給料(税引き後)が入金されました。

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注意事項

著者は、雇う側も経験しておりますので、実際に働いてみて、「雇う側・雇われる側」の両面からみて、これは注意した方が良いかも?という点をまとめてみました。

注意するべき点が多いのでいくつかに分けてみました。

タイミーで働く時の注意事項

働く時の注意する点は、4点です。

  1. 大量採用している場合は、タイミーで働きに行くと扱いが雑。
  2. 会社の場所、駐車場がわかりにくい。
  3. 会社ごとにルールが違うので、働く前の注意事項を良く理解しておくこと。
  4. 本業が終わった後のWワークの場合、遅刻しないよう余裕を持って行くこと。

(1)タイミーを利用するということは、人が足りていないので、会社によっては20~50人の募集をしている場合があります。このようは会社で働く場合は、毎日のように”その日限り”の新人が働きに来ます。教える担当者が明確に決まっていないことが多く、説明のためのマニュアルも無い場合が多く、仕事の説明だけではなく、タイミー作業者への接し方も雑なことが多いです。タイミーでは、ワーカー側が企業に対するレビューを書き込むことができます。働く前に、レビューを一読してみると良いかもしれません。タイミー新人に対する当たりは、比較的強めなので、怒られたり文句を言われるのは当たり前と思って仕事に臨むと良いかもしれません。

(2)初めて行く場所なので、会社の場所、駐車場がわかりにくいことが多いです。初めて行ったが、車の停める場所がわかりにくく、遅刻して、就業を断られるケースもあります。駐車場がわからない場合は、求人に書かれている電話番号を控えておいて、連絡する必要があります。会社の都合で、電話に出れない場合もあるので、注意が必要です。

(3)求人のページに、注意事項がたくさん書いてあります。仕事の時の服装・持って行くもの(軍手、安全靴など)・職場の環境であったり、会社ごとに異なります。実際に働きに行って見落としてしまい、準備不足で就業を断られるケースもあります。休憩時間の記載がある場合、休憩を取る必要があります。タイミー作業者がたくさんいると、休憩の指示が貰えない場合がありますので、自分から「休憩はいつ取れば良いのでしょうか?」など、管理者に問いかけてみてください。

(4)求人に予約する場合、余裕を持っておくこと。Wワークや、学校帰りに、行く場合、道路が混んでいたとか、本業で突発的に残業が発生し、遅刻してしまうことも。もし遅刻してしまって企業から悪いワーカーと評価されてしまったり、欠勤してしまったりすると、ペナルティーポイントが増えて利用を制限されてしまったりしますので、注意が必要です。

就業後の注意事項(確定申告を行う)

仕事が完了したら、報酬が振り込まれますが、この報酬は税金が引かれていません。

つまり、自分で確定申告をする必要があります。アプリのマイページに、源泉徴収票のPDFファイルがあります。ファイルを開いて、確定申告に必要な情報を確認しましょう。

  • 会社名
  • 会社住所、電話番号
  • 支払い金額

この3点が必要になります。翌年の2月から確定申告を行わなければなりませんので、忘れないように注意してください。またIDとパスワードを忘れて、アプリにログインできなくなったということがないように、アカウント情報はしっかり管理してください。

就業後の注意事項(評価をいれるとき)

タイミーでは、就業後に企業への評価を行います。

評価は「良かったか?悪かったか?」だけのポイント制だけではなく、記述式でフリーに書くことができます。企業の担当の方は、一通りを目を通しています。

「また働きたい」「仕事は楽しかった、自分に合ってます」などポジティブなコメントを残すことで、特別求人に招待してもらえる可能性はあります。企業側は、ワーカーのグループを作り、特別枠の求人を募集かけることができます。

逆に、「〇〇部署の▽▽という人が嫌だった」「●●さんの態度が悪かった」など、ネガティブすぎるコメントを残すとブロックされ、その企業で働けなくなってしまいます。実際に、「この人、少しやばいのかな・・?」と思われ、コメントが原因でブロックされた方もいます。もし、改善して欲しいことなどあれば、「新人さんの教育担当を明確にして欲しいです」「タイミー従業員の接し方を見直して頂けるともっと働きやすいです」といった風にコメントすると効果的です。

就業後に求人が見れない場合は、ブロックされる可能性あり

1度でも就業経験がある企業の求人に、次回の仕事を予約しようとしたら、求人情報が見れなくなったということがあれば、店舗側からブロックされた可能性があるかもしれません。

店舗側は、アンマッチのワーカーさんをボタンひとつでブロックすることができます。仕事の覚えが悪い、ミスが多い、態度が悪いなどの理由でブロックされてしまいます。アルバイトと違い直接雇用ではないので、簡単に断ることが出来ますので、仕事の際には真面目に業務に取り組んでください。

求人が見れない場合の他のパターンとして、店舗側は特定のワーカーのみに求人を出すことが出来ます。なのでブロックはされていないが、求人が見当たらないということはあります。このケースでは、店舗側が、”全員対象とした求人”を出すまで、待つしかありません。

整理すると求人が見れないのは、以下の3点です。

  • 企業が単純に、求人を出していない。
  • 企業が特定の人だけにしか、求人を出していない。
  • 企業があなたをブロックし、求人は出している。

なので、他の未就業のアカウントから求人が見れて、自分からは見れない場合は、ブロックされたことが確定されます。

さいごに

  • 手続きが非常に簡単です。
  • 仕事を予約する場合は、企業側の情報を良く理解してから予約する。
  • 注意事項はしっかり頭に入れておくこと。
  • レアなケースですが、転職のきっかけになる場合もあり。

補足ですが、2024年9月現在、1つの企業で働ける上限であったり、1日に1件の予約までなど、細かい制約はありますが、今後変更になる場合があると思うので、詳細は書きません。最新情報は、アプリのページを確認して頂けたらと思います。

著者より

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執筆者のプロフ

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