タイミー(隙間バイト)を使って、物流倉庫でピッキングの仕事をしてきたので、記事にまとめてみました。
4時間だけですが、実際にどのような経験をしたのかを簡単に記録しています。
- この記事は、タイミーを使って隙間バイトしたレポート記事です。
- タイミーをはじめて使う人向けの記事になっています。
- この記事を書いた人は、40代男性で、タイミーで隙間バイト経験があります。
タイミーでピッキングの仕事をした体験談
タイミーで働いてきた体験談、注意事項などをまとめています。これからタイミーで働く方は、参考にしてみてください。
実際の体験談
予約は、タイミーのアプリから三日前くらいに申し込みました。ドラッグストアのピッキングの作業です。管理している倉庫の会社は別の会社でした。
注意事項など参考にし、動けそうな服装と軍手とボールペン(実際には使わなかった)を持参して行きました。
実際に働いて感じたことや気づいたことは、以下のようになります。
- 大きい職場で、駐車場が何か所かあり、停める場所がわかりにくい。仕事より大変でした。
- 求人数が100人を超えている職場だったので、広い職場なのはある程度予想していたが、それ以上であった。
- 受付に入り「タイミーから来た〇〇です。」と名乗り受付に、サインする紙があるので記入。
- 名札を貰い現場に行くように指示される。
- 名札は2回目以降も使うらしく無くさないようにと言われた。(現場によっては名札を使う職場もある)
- 現場には、他の派遣を含めて50人くらいいた。9割がリピーターで、初めての人は数名。
- 「〇〇派遣の□□さーん」と一人ずつ呼ばれて、現場でも紙に名前と時間をサインする。
- スマホでQRを読んでチェックインする。
- 現場に案内され、軽く作業内容と注意事項を説明される。現場は3階でした。
- 台車に複数の段ボール(ラベル付き)が乗っており、庫内をグルグル回り、ラベルの番号の棚に補充する作業。
- 最初の説明には無かったことやイレギュラーなことが起これば、周りの人に聞くが、やや当たりが強い。
- 時々、ピッキングする物が途切れることがあるので、その都度現場の正社員に支持を受ける。
- 4時間たったので、点呼した社員を探すがフロアが広く見つけるのに数分かかる。大量採用なので結構いい加減。
- 再びQRコードを読み込み、チェックアウトし、点呼した場所に戻りサインして終了。
実際に働き、給料(税引き後)が入金されました。

感じたこと:タイミーで働きに行くと扱いが雑
タイミーを利用するということは、人が足りていないので、会社によっては20~50人の募集をしている場合があります。このようは会社で働く場合は、毎日のように”その日限り”の新人が働きに来ます。
教える担当者が明確に決まっていないことが多く、説明のためのマニュアルも無い場合が多く、仕事の説明だけではなく、タイミー作業者への接し方も雑なことが多いです。
実際に、自分も働いてみましたが、作業前の説明はたったの5分でした。不明な点があればその都度聞きますが、質問に対する返答が、やや冷たく感じました。おそらく現場の従業員からすれば、毎日新しい人が来て、うんざりしているという印象を受けました。
タイミーでは、ワーカー側が企業に対するレビューを書き込むことができます。働く前に、レビューを一読してみると良いかもしれません。タイミー新人に対する当たりは、比較的強めなので、怒られたり文句を言われるのは当たり前と思って仕事に臨むと良いかもしれません。
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感じたこと:会社の場所、駐車場がわかりにくい
初めて行く場所なので、会社の場所、駐車場がわかりにくいことが多いです。
初めて行く職場で、車の停める場所がわかりにくく、遅刻して、就業を断られるケースもあります。駐車場がわからない場合は、求人に書かれている電話番号を控えておいて、連絡する必要があります。会社の都合で、電話に出れない場合もあるので、注意が必要です。
タイミーに掲載されている求人では、駐車場の位置がいい加減な企業が多いです。求人の記載内容がいい加減なところは、人の扱いも雑なのかと心配になってしまいますね。
実際に、わたくしが働いた場所は、駐車場の位置はタイミーの求人ページに記載されていましたが、細かく記載されておりませんでしたので、5分くらいウロウロしていました。
感じたこと:会社ごとにルールが違う
求人のページに、注意事項がたくさん書いてあります。
仕事の時の服装・持って行くもの(軍手、安全靴など)・職場の環境であったり、会社ごとに異なります。実際に働きに行って見落としてしまい、準備不足で就業を断られるケースもあります。
休憩時間の記載がある場合、休憩を取る必要があります。タイミー作業者がたくさんいると、休憩の指示が貰えない場合がありますので、自分から「休憩はいつ取れば良いのでしょうか?」など、管理者に問いかけてみてください。
私が就業した会社では、安全靴は必須ではありませんでしたが、会社によっては安全靴を履いていないと、働けない場合があります。近所のホームセンターでも、ネット通販でも購入できます。
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作業の内容は会社によって異なるようです。私は以前、物流会社で働いた経験がありますが、今回タイミーで担当した仕事も同じく物流関連でありながら、その内容はまったく異なっていました。当然ながら、ルールや作業内容もそれぞれ違うため、作業初日に短時間でそれらを正確に把握できるかどうかが非常に重要になってきます。
感じたこと:遅刻しないよう余裕を持って行くこと
タイミーの求人に予約する際は、時間に余裕を持って行動することが大切です。
Wワークや学校帰りに向かう場合、道路の渋滞や、本業で突発的に残業が発生するなど、予期せぬトラブルで遅刻してしまうこともあります。
もし遅刻や欠勤をしてしまうと、企業から「評価の低いワーカー」と判断されてしまい、ペナルティポイントが加算されて、タイミーの利用が制限される可能性があります。そうならないためにも、事前にスケジュールに余裕をもたせておくことが重要です。
私が実際に働いたときは、平日の14時からの勤務だったため、道路も比較的すいていて、車で20分の距離を予定通り到着することができました。
タイミーについて知っておいた方が良いこと
タイミーで就業後の注意事項(確定申告を行う)
タイミーでの仕事が完了すると、報酬が振り込まれますが、この報酬には税金が引かれていません。
そのため、自分で確定申告を行う必要があります。アプリのマイページには、源泉徴収票のPDFファイルが用意されているので、それを開いて確定申告に必要な情報を確認しましょう。
具体的には、以下の3点が必要になります:
- 会社名
- 会社の住所・電話番号
- 支払い金額
確定申告は翌年の2月から始まりますので、忘れずに準備を進めておくことが大切です。また、IDやパスワードを忘れてアプリにログインできなくなることがないよう、アカウント情報の管理にも十分注意してください。
就業後の評価に、ネガティブなコメントは残さない
タイミーでは、就業後に企業への評価を行う仕組みがあります。
この求人は「良かったか/悪かったか」といった単純なポイント評価だけでなく、自由に記述できるコメント欄も用意されています。企業の担当者は、こうしたコメントにも一通り目を通しています。
たとえば、「また働きたい」「仕事が楽しくて、自分に合っていました」といったポジティブなコメントを残すことで、企業から特別求人に招待される可能性もあります。企業側は、評価の高いワーカーをグループ化し、特別枠での求人募集を行うことができるからです。
一方で、「〇〇部署の▽▽という人が嫌だった」「●●さんの態度が悪かった」といったネガティブなコメントを直接的に書くと、ブロックされてその企業で働けなくなってしまう可能性もあります。実際に、コメントの内容が原因で「この人は少し問題があるかも」と判断され、ブロックされた例もあるようです。
もし改善してほしい点がある場合は、「新人さんの教育担当を明確にしていただけると助かります」や「タイミー利用者への接し方を見直していただけると、より働きやすくなると思います」といったように、前向きかつ建設的な言い回しを心がけると良いでしょう。
わたしの場合は、できる限り良い言葉を見つけてコメントを残しました。その後オファーも来ましたが、2回目は行っておりません。
タイミーで就業後に求人が見れない場合は、ブロックされた可能性あり
1度でも就業経験がある企業の求人に、次回の仕事を予約しようとしたら、求人情報が見れなくなったということがあれば、店舗側からブロックされた可能性があるかもしれません。
店舗側は、アンマッチのワーカーさんをボタンひとつでブロックすることができます。仕事の覚えが悪い、ミスが多い、態度が悪いなどの理由でブロックされてしまいます。アルバイトと違い直接雇用ではないので、簡単に断ることが出来ますので、仕事の際には真面目に業務に取り組んでください。
求人が見れない場合の他のパターンとして、店舗側は特定のワーカーのみに求人を出すことが出来ます。なのでブロックはされていないが、求人が見当たらないということはあります。このケースでは、店舗側が、”全員対象とした求人”を出すまで、待つしかありません。
整理すると求人が見れないのは、以下の3点です。
- 企業が単純に、求人を出していない。
- 企業が特定の人だけにしか、求人を出していない。なので自分は対象外なので求人が見れない。
- 企業があなたをブロックし、求人を見ることができない。実際に求人は出ており、他の人は見ることが出来る。
それなので、他の未就業のアカウントから求人が見れて、自分からは見れない場合は、ブロックされたことが確定されます。
わたくしは、実際に店舗側でもタイミーを利用したことがあるので、管理画面を閲覧したことがあります。企業(店舗)側が、ワーカーをブロックしたり、解除することも可能です。休憩時間を守らなかったり、注意してもルールを守らなかったり、そのほか業務に支障をきたすような行為を見かけた時は、チェックアウト後にブロックしたことがあります。
タイミーを利用して良かったと思えること、メリットなど
実際に働いてみて、タイミーを利用するメリットを考えてみました。大きくは以下の3つです。
- 忙しい人でも隙間時間を利用し、バイトできる。
- 仕事が合わなければ1日で簡単に辞められる。
- 働いた会社が、条件が良くて就職・転職することも。
(1)フリーターや主婦の方だけではなく、企業で働く正社員の方も、気軽にアルバイトできます。固定のシフトで入ると、調整が難しくても、年末年始の長期休暇に2~3日だけ働きたい!といった場合でも、時間がマッチングできれば働くことができます。また年齢制限は無いので、60~70代の方でも、普通に働くことができます。
(2)仕事が合わない場合は、その日だけ耐えて乗り切ることができれば、次はもう来なければ良いのです。また別の仕事を気軽に探すことができます。直接雇用のアルバイトだと、辞めにくい場合がありますよね。タイミーの場合、別の条件の良いバイトが見つかったらそっちに働きに行けば良いのです。
(3)働いてみたら、自分に合ってて転職のきっかけになったりすることも良くあります。タイミーから、直接雇用のアルバイト(引き抜き)になって、最終的には正社員になったという話もよくあります。また転職までに至らなくても、他の企業の仕事を経験できるので非常に勉強になります。
上記の3つ以外に、こんなメリットもあるのではないかと考えてみました。
- 横のつながりができる。就業先の正社員や、他に働きに来ているタイミーの方と繋がりができることがある。
- 他の会社のノウハウが、勉強になる。同業種の仕事をしている場合ですね。
- 他の会社の良い点を真似て、自分の会社に持ち帰り、経験を生かすことができる。
- 出会いの機会が増える。学校の同級生に久しぶりに再会など。
- 就業先での転職を考えている場合、タイミーで体験入社ができる。
- 未経験の仕事をたくさん体験できる。事務、接客、工場などなど。
- 本業が長期休暇で、そんなに休みたくないし、体動かしたい場合は便利。

著者が実際に働いてみて感じたことは、まず新人になった気分で新鮮でした。仕事を教わるということがあまりなかったので、良い経験だったと思います。教わる側の体験ができるということは、本業で生かせるのかなと思います。
さいごに
- 手続きが非常に簡単です。
- 仕事を予約する場合は、企業側の情報を良く理解してから予約する。
- 注意事項はしっかり頭に入れておくこと。
- レアなケースですが、転職のきっかけになる場合もあり。
補足ですが、1つの企業で働ける上限であったり、1日に1件の予約までなど、細かい制約はありますが、今後変更になる場合があります。最新情報は、アプリのページを確認して頂けたらと思います。
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