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フリーランス活動の記録1年目(2008年)

フリーランスの活動の記録(2008年) 仕事ラボ
フリーランスの活動の記録(2008年)

 この記事は、個人のネットビジネスの活動記録です。どのようなことをしたのか、活動してよかったこと、簡単にまとめています。2008年に活動した記録を、仕事やプライベートのことを載せています。

フリーランスの活動記録 2008年のビジネス編

 開業するものによりますが、事前の勉強が必要ですね。どんなビジネスで稼いぎたいのか、どのように活動していくかなどの企画書的なものを作っておくと良いでしょう。

 一緒に住んでいる家族がいれば、家族の了解を得なければなりません。また賃貸住宅の場合、個人事業主の届出に記載する住所に指定しないでくれなんて不動産もあるので注意が必要です。わたくしの場合は、実家の住所にて届出を提出しました。

税務署に開業届を出す

 「個人事業の開廃業等届出書」と「所得税青色申告承認申請書」の2通を提出します。国税庁のホームページよりダウンロードすることも可能のようです。
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/04.htm

 記入する項目が予めわかっているので、下書きみたいなものを書いて持参し、窓口で用紙を頂いてから書いても良いですし、自宅で印刷し記入しても良いと思います。わたくしの場合は、事前知識がなかったので直接税務署で書くことにしました。

 国税庁のホームページを見ると、「提出方法は、届出書を作成のうえ、持参又は送付により提出してください。」と書いてありますが、直接税務署へ行って、窓口で書いて提出でも構わないようです。

個人事業の開廃業等届出書(開業届け)の記入例

 わたくしが個人事業主としてスタートした時(平成20年)のですが、参考までに載せておきます。

 2024年現在、フォーマットにはほとんど変更はありません。実際に記入した用紙は、控えとして印鑑を押してもらいこちらで預かり、大事に保管します。緊張していたせいか文字が汚いです。

個人事業の開廃業等届出書(開業届け)の記入例

記入項目は多くありません。

  • 氏名(印鑑)
  • 電話番号
  • 住所
  • 屋号(未記入でもOK):よほど変な名前でない限り指摘されません。
  • 職業(わかりやすく)
  • 事業の概要

 わたくしの場合、開業した当初はインターネットの物販でしたので、「物販」と記入しています。近年では、ブログやYoutubeでの広告収入で開業される方が多いです。そのような場合は、わかりやすく書いて頂いて問題ありません。記入例として

  • 「ライター(ブログの場合)」
  • 「インターネットコンテンツの配信(Youtuberの場合)」
  • 「アフィリエイト(広告収入全般の場合」

などで問題ありません。

 屋号に関しては、届け出を出した時に、未記入でも仮でも問題ありません。また変更の手続きは必要なく、確定申告の際に、用紙に新しい屋号を記入し提出して問題ありません。氏名と住所に変更が無ければ問題ありません。

 記入に関しては特に難しいところはありません。記入の際に、不明な点があれば窓口の担当の方に聞いてみてください。個人で開業するケースは、だいたい決まった職業なので、税務署の人は全部わかっています。「あぁ、Youtuberですね」といった感じです。

所得税青色申告承認申請書の記入例

所得税青色申告承認申請書の記入例

 基本的に「個人事業の開廃業等届出書」と同じように記載します。

 簿記方式で、とりあえず簡易方式(控除10万)で丸つけて、確定申告の時に複式方式(控除65万)で出しても問題ないようです。わたくしは、届け出を提出した時には「簡易簿記」を指定して、提出になりました。

 複式簿記と簡易簿記の違いは、帳簿の複雑さと、決算書に記入する貸借対照表を作成するかしないかの違いです。わたくしの場合、いきなり開業し、勉強する時間がなかなかとれず、ずっと簡易簿記のままです。

 帳簿に関する勉強は開業後に、仕事しながらで十分です。お近くの古本屋で数百円で売ってます(古すぎなければ問題ないかと思います)。

 インターネットでも購入が可能です。毎年沢山の関連書籍が発行されています。

開業後にやったこと

 開業届を出した後に、やったことを簡単にまとめます。

 個人事業主用として使う銀行口座を開設しておくと良いでしょう。個人のプライベートで使っている銀行口座と併用すると帳簿の作成の際に面倒になってしまいます。

 銀行口座の開設には、開業時に提出した開業届けの控えを使います。著者の場合は、楽天銀行にて、個人事業主用口座を作りました。銀行のキャッシュカードに、屋号+指名が刻んであり、個人ビジネスをスタートした感じになります。

 他には準備したことなど、以下にまとめています。

  • パソコン(個人で所有しているなら併用で問題無い)
  • ビジネス専用の携帯電話を契約
  • ビジネス用のメールアカウントを準備
  • ビジネス用のSNSアカウント(TiKoK、Instagram、Facebook、Youtube)
  • ビジネス用のウェブサイト(独自ドメインを取得しました) ドメイン登録【バリュードメイン】
  • 名刺の作成
  • 帳簿の作成、確定申告の勉強
  • 古本の買取・販売の仕事なので古物商の免許を取得

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古本の転売(せどり)をはじめる

 古本を個人や業者から買い取ったり、時にはブックオフなどの古本屋で仕入れたりします。

 販売は、インターネットで売ったり、フリーマーケットに行って販売したりしました。

 インターネットで、古本の販売は、いくつかのサイトを併用しました(いずれも現在は使っていません)。

  • ヤフオク:わたしのヤフオク
  • アマゾン
  • 自社のECサイト(自作でECシステム構築)
  • BASEなど大手のECサービス

 多い時で、30件くらいの注文が入っていたので、梱包作業が大変でした。ヤフオクは1つ出品するだけで、10.5円の出品手数料が発生するので、あまり使いませんでした。ヤフーのアカウントは3つあり、合計で3000件くらいの商いがありました。

 せどりビジネスは、2014年頃に辞めてます。ブログビジネスに移行するためにです。

2008年の活動記録(プライベート)

副業のアルバイトを始める → 2023年まで働いた

 2008年の9月に開業届を出しましたが、それより前の2008年3月より、副業のアルバイトを始めました。内容は物流倉庫でのピッキング作業です。

 副業アルバイトを始めた理由は、以下のようになります。

  • 横の繋がりを広げるため。結果、個人事業の仕事に繋がったこともあり
  • 体重が80キロ近かったので運動の為。→後に55キロまで落ちる
  • フリーランスとして軌道に乗るまでの収入補助(いわゆる保険)

 物流企業の簡単な作業のアルバイトなのでいろんな方がいました。アルバイト先で仲良くなった方もたくさんいました。

 前職のIT企業の時は、時給換算500円くらいでしたので、全く貯金ができませんでしたが、物流のアルバイトを始めたら、時給が良かったので、かなりお金が貯まりました。2008年にアルバイトを始めた時に、時給は720円も貰えました!

 ちなみに、物流のアルバイトですが、2023年の年末あたりまで、約15年働くことになりました。辞めるころは、年収500万円に到達しました。IT企業辞めて良かったです。

車中泊で国内を旅する

 フリーランスになったので、自分の連休を作れることになったので、1週間くらいのスパンの休みを使って、車中泊に行きました。

 栃木県足利市出発で、青森県、石川県、宮城県、関東一周など、2008年だけで、4回も旅行に行きました。

 会社員だと、まず2連休の休みを取ることも難しかったので、フリーランスになって1番良かったなと感じました。会社に属すると、1週間に1日しか休めず、旅行は夢のまた夢ですから。

さいごに

 実際に、個人事業主(フリーランス)として開業してみて、意外とすんなりできてしまいました。

 株式会社や有限会社のように、ビジネス開始に大金は必要ではないので、今後自分の力で稼いでみたいという方は挑戦してみても良いのではないでしょうか。現在会社員の方なら、週末だけビジネスを行う「週末起業」というのもお薦めです。

著者より

記事に関するご意見や質問がありましたら、コメント欄や問い合わせフォームより、お気軽にお寄せください。いつも暖かいメッセージをいただき、心より感謝しています。

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