夏のボーナスの賢い使い方は?どれくらい貯金する?
夏の楽しみの1つと言えば、やはりボーナスですね。会社によっては、月々の給料は安く抑え、ボーナスの支払い額を多めに設定する場合もあります。まとまった収入ということもあり、使い道は様々です。
景気の底打ち感もあり、『ライフメディア リサーチバンク調べ』によると、昨年の夏のボーナスと比較すると、減ったと回答する方が全体の19%に留まったようです。
※2015年夏のボーナスに関する調査。ボーナスの支給額、「満足」より「不満足」に思う人の方が多い。
賢い使い道は?
使い道は、人それぞれですが、さきほどのアンケート結果を見てみると、やはり『預貯金する』という回答が断トツに多いです。日本経済の先行き不安もあり、1円でも多く貯金したいと感じるのでしょうか。『預貯金する』と回答した方で、どれくらい貯金するのか?と質問に対し
- 全部貯金:13.6%
- 70%~全部貯金:14.5%
- 50%~70%貯金:21%
と、ほとんど貯金に回す方が多いのにビックリしました。
日本国民の多くが、銀行にお金を預け、資金を眠らせることで、国内の消費が冷え込み、景気の回復が遅れてしまうのではないでしょうか。
では、どのような使い方が賢い使い方になるのでしょうか?
ボーナスの支給額の大小に関わらず、預貯金は最低限に留め、資産運用にまわすのが一番賢い使い方ではないでしょうか。
ボーナスの使い道のアンケート結果を見てみると、
- 預貯金する:64%
- 投資・資産運用:11%
投資にまわすと答える方が、11%しかいません。
せっかくのまとまった収入を、資産運用に回して、少しでも手元のお金を増やそうとする方は、全体の1割という結果でした。しかし、資産運用の方法がわからない方が多いのも現状問題の1つです。
人並み以上に、貯金している方のほとんどが、
- 過去に資産運用の経験あり
- 現在、資産運用している
という共通点があります。
預貯金するのが10%程度で、投資・資産運用が90%くらいの割合だったら、日本の株式市場は活気に溢れ、国内の経済成長には、非常に良い効果をもたらすのではと思います。
さいごに
やはりボーナスを賢く使うには、日々の節約や貯金が大事なのかもしれません。せっかくのボーナスを生活費の補填や趣味(旅行など)に使ってしまうのは、非常にもったいない気がしてなりません。
将来的に、少しでも多くの預貯金を残したいのであれば、やはり投資にまわすのが一番ではないでしょうか。
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