中国人の特徴とは?10項目「家族が大切」「自己主張が強い」など

生活の知恵

 中国人はどのような特徴なのか?

 日本に滞在している中国人だけではなく、著者のわたくしが実際に中国へ渡り、現地の中国人はどのような特徴があるのかまとめてみました。あくまでも個人的な主観です。

実際に中国へ行った時の動画を簡単に編集してみました。

中国人の特徴

 中国人の特徴とは、どのようなものなのか?日本人向けの記事なので、日本人と比較した場合に、大きく異なる点をピックアップしてみました。

 一人っ子政策の影響もあり、年代によっては考え方も異なってきます。

家族思い・他人を尊重する

 どの年代でも共通するのが、家族を重んじることです。比較的年配の方でも若い方でも、自分の家族をとても大切にします。食事も買い物も一緒、写真は仲良く一緒に撮る。日本に比べたらフレンドリーな方が多いです。

 離れて生活していても、定期的に帰省し、両親に会いに行きます。遠すぎて会えなくても、毎日テレビ電話は欠かせません。久しぶりに実家に帰省することになるのであれば、近所の親戚が集まってきます。

 中国では男性の方が、重宝される時代があり、子供が出来て女の子だとあまり喜ばれないどころか、男の子ができるまで、子作りを強要されるのが、2000年くらいまでありました。この古い考えが、地域や年配の方によっては、未だに残っています。

 仕事面では、敬意を払い、とても謙虚な方が多いです。とても面倒見の良い方は多いです。気づいたら手を差しのべる感じです。

 他人を尊重するので、横の繋がりは非常に大きく、友達が多いのも特徴の1つです。

自己主張が強い

 幅広い年齢層で自己主張が強いです。日本人と比較すると、中国人の方が自己主張の強さは、かなり高いです。好きなものは好き、嫌いなものは嫌いと、はっきりしています。また自分の意見をどんどん出してきます。

 自己主張が強いといっても、集団生活の輪を乱すようなことはしません。単純に自分の好きなものは好きという考えが強いだけです。これはファッションにも現れています。赤色の洋服が好き!という方は、目立つような真っ赤な洋服を着て外出します。一見、ど派手に見えますが、自己主張
が強いということなのでしょうか。

 職場では、陰口が少なく、気に入らなければ直接文句を言う人が多いです。

勉強時間が半端ない

 日本と違い、学歴がその後の人生を大きく決める要素となります。良い大学に入るために、中国の高校生は、朝から晩まで勉強をしています。大学入試にこけてしまうと、その後の人生が大変になってしまいます。

 中国の高校では、開始から終りまでは、学校によって違います。日本の高校に比べると、1日あたりの拘束時間は長いです。課外授業もあったり、宿題の量も多いです。趣味に没頭する時間を作るのは難しいです。

 周りの生徒が、頑張っているので、とにかく必死に勉強しています。

 ちなみに、中国の新学期の始まりが9月です。翌年の7月までになります。

中国人は、日本が好き

 多くの中国人は、日本人が好きです。わたくしが、中国へ訪れた際に、歓迎され喜ばれました。簡単な日本語の挨拶「こんにちは」「ありがとう」などは、知っている方が多いです。日本人と分かれば、「ニーハオ」ではなく、「こんにちは」と挨拶してくる人もいます。

 ただ、一部の方は、日本人をあまりよく思っていない場合があります。わたくしの体験談ですが、タクシーに乗車した時に、日本人とわかったら、すごい剣幕で文句を言われたことがあります。

列に並ぶことは無い

 バスを待っている時とか、お店で物を買う時に、日本の常識であれば、列を作ります。しかし中国人は、列を作ることは無く、バスのドアが空いたら、手前の人からどんどん乗車していきます

 並ぶよう指示があれば並びますが、公共機関を利用する場面では、「並ぶというルール」が、決められていないので、基本は自由です。

道路は横切る

 基本的に横断歩道は、あまり使われないです。自動車は信号は守っていますが、徒歩の方は、信号は、ほとんど無視です。交通量が比較的少ないところでは、道路を普通に横切り、車の進行を妨げます。

 自動車の方は、車が接近していることを知らせるために、クラクションを鳴らす機会が非常に多いです。少し賑わっている街を歩くと、クラクションの音が町全体に鳴り響いています。

接客は雑

 接客は非常に雑です。日本のように、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」という接客は無いです。

 わたくしが、小さな商店で買い物をしたときの体験談ですが、レジの20代の女性は、お菓子を食べながら「全部で〇〇元(ゲン)」と一言。お金を支払って、そのまま無言で終りです。

 中国では、ごく一般的な接客です。「お客様には神対応を」という日本人とは違うのです。

平気で道路に唾や痰をはく

 道路に唾や痰を平気で掃きます。中国へ渡った時に、一番驚いたのがこれです。日本では滅多に見ることがないですが、中国では当たり前のように見かけます。習慣化しているのだと思いますが、法律で規制されていないから、女性でも子供でも平気でやります。

 ちなみに日本では、罰せられる場合がありますので注意が必要です。

食べるもの

 生卵は、食べないです。中国では衛生面の心配で、卵を生で食べる習慣がありません。必ず調理して食べます。日本の定食屋で、たまごを出された場合、びっくりします。

 納豆は、人によります。納豆は中国で食べることはありません。日本の生活に慣れた中国人なら納豆を食べることはあります。

 水道水は、飲まない。中国では、水道水を直接飲むことはできません。必ず沸騰させてからでないと飲むことができません。日本では水道水は、飲んでも体に影響はありませんが、中国人から見たら、「水道水飲んで大丈夫なの?」とびっくりされます。

古着は着ない

 中国に訪れた時に、古着屋は一切見かけませんでした。中国では、中古の衣類は、誰が着たのかわからないし、汚いなどのイメージがあり毛嫌いされています。洗濯すれば、着れるレベルにはなりますが、中国人は基本的に古着は着ません。

 来日し、日本に慣れた中国人ならば、古着は少なからず着る人もいます。観光などで来日した中国人は、洋服のリサイクルショップにびっくりするようです。

さいごに

中国人がどのような特徴なのかわかっていると、付き合い方も変わってくるのではないでしょうか。

著者は中国語を勉強しており、中国語の試験(HSK)を受験したことがあります。

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