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死ぬほど行きたくない飲み会!飲み会の心構え、賢い断り方

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仕事後の会社の飲み会には、様々なネガティブなイメージがつきものです。例えば、仕事が終わった後に再び同僚たちと過ごすことに対する抵抗感、アルコールが苦手な方や飲まない方にとっての不快感、プライベートの時間が削られることへの懸念などが挙げられます。本記事では、これらの懸念を少しでも和らげる方法に焦点を当て、より良い飲み会の過ごし方を提案いたします。

過酷な飲み会

令和に入り、飲み会の強制参加は少なくなってきましたが、それでも参加しないと「なぜあいつは参加しないの」などと言う方は未だにいます。そんな飲み会について書いてみました。

なぜ飲み会に行きたくないのか?

飲み会に参加したくない理由は様々です。以下はその一般的な例です。

  • 酒癖が悪い上司に絡まれる。
  • アルコールが苦手で、飲み会が楽しいどころの騒ぎではない。
  • 家でリラックスして健康的な食事をとりたい。
  • 大人数で食事したり、接待が苦手で、楽しめない。
  • 飲み会の会費が高いため、節約しているのでもったいなさすぎる。
  • 連日仕事で疲れており、早く家に帰って休みたい。
  • 翌日早いため、2次会・3次会まで参加するのは正直きつい。
  • 終電で帰れず、宿泊施設に泊まり、朝帰る必要がある。

これらの理由により、飲み会への参加を避ける人は多いです。

わたしも実際に飲み会に参加して、嫌な思いをしたことが沢山あります。楽しかった飲み会は一回もありませんでした。社会人1年目の飲み会は特にひどくて、30人の接待を同じ新人3人で対応しなければならなくて、とても大変だったのを覚えています。会費は3000円でしたが、飲んだり食べたりはできません。ようやくアルコールを摂取できるのは、人数が少なくなる3次会です。

上司が3次会まで勝手に誘っておいて終電に間に合わないので、「泊めろ」と言われましたが、同棲している女性もいたので、「泊めることはできない」とお断りしたら、かなり怒られた記憶があります。それ以降は、「飲み会=上司を家に泊める」という事前の準備をすることができました。

なんでこんなに大変な思いをしなければならないのだろうか?と会社を辞める3年間ずっと感じていました。

飲み会は、過酷な合法なパワハラの場

こちらの文章をリライトしました:

飲み会という場は、上司が部下に対してパワハラをしても許される空間であるかのように感じられることがあります。こうした場でパワハラに耐えられる新人は「優秀」とされ、昇進や昇給のチャンスを得ることもあります。そして、先輩となった際に、後輩に同じような行為を繰り返してしまうことも少なくありません。

実際に私自身も、飲み会の場で怒鳴られたり、叩かれたり、文句を言われるといった迷惑行為を受けた経験があります。こうした風潮は多くの会社で見られ、飲み会という「合法的なパワハラの場」が完全に無くなることは難しいように思います。

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そのため、仕事自体は面白くやりがいがあったとしても、飲み会が嫌で会社を辞める人が後を絶ちません。私自身も、飲み会があまりにも苦痛で、毎回の飲み会を通じて職場の人間関係が悪化し、最終的には退職に至りました。もし、飲み会がなかったり、飲み会の苦痛を克服できたりしたなら、退職することはなかったかもしれません。

若い頃は飲み会を克服するのがとても難しく感じていましたが、今の私は40歳となり、当時こうしていれば良かった、ああいう風に考え方を変えていればと思うことが多々あります。この経験を基に、この記事では飲み会に行きたくない方に向けた対策を紹介しますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

我流の飲み会の対策について

会社を辞めてから、飲み会を克服することができたので、対策や思考などをシンプルに記載してみたので、参考にしてみて下さい。

思考:飲み会は楽しむのではなく、トレーニングをする場を考える

社会に初めて出たばかりの頃、飲み会は不快なものと感じる人が多いでしょう。しかし、これを乗り越え、克服することが重要です。

勉強が知識を身につけるトレーニングであるように、飲み会もまた、社会人としてのコミュニケーションスキルを向上させるトレーニングの一環と捉えるべきです。苦手なのは、まだ攻略方法を知らないか、飲み会への免疫が十分についていない未熟な状態だからかもしれません。

飲み会というイベントを通じて、スキルを磨くことは非常に重要です。仕事とは異なり、柔軟で臨機応変な対応が求められます。仕事よりも飲み会の方が難しいのは、仕事のスキルとは異なるスキルが要求されるからかもしれません。

私の場合は、注文を取るのが苦手だったので、飲み会の時には小さいメモ帳とボールペンを持参しました。また集金を行う際に、取りこぼしが無いように防止するためでもあります。

著者
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著者が、新人の時は全く右も左もわからなかたので、1つ上の先輩に対策方法を聞いたりしました。

思考:1つでも何かを習得するという意気込みを持つ

飲み会は、自分にとってプラスになりそうな要素を徹底的に活用する絶好の機会です。

まず、有益な情報が飛び交う可能性があるので、周りの声に良く耳を傾けて、チャンスになりそうなことは、聞き逃さないようにするのがコツです。メモ帳を持って飲み会に参加するくらいの勢いが必要です。

また、飲み会は普段なかなか言いにくい上司とのコミュニケーションのチャンスでもあります。相談事や自分の意見を上手に伝えることで、良好な関係を築くことができます。情報を受けるだけでなく、積極的にアウトプットすることも肝要です。

さらに、意外な場面での交流が生まれる可能性もあります。勤務地の異なる仲間と接触することで、ビジネスチャンスが舞い込むことも考えられます。連絡先の交換や新しい繋がりを築くことが、将来の展望を広げるポイントとなります。

周りが「飲み会に行きたくない」と感じる中、自分はライバルたちを出し抜き、より多くの成果を得ることを目標としましょう。

今いるのは、居酒屋ではなく、居酒屋という名前の訓練場だと思いましょう。

著者
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居酒屋を楽しむのは、恋人や友達と訪れて、相手を敬いながら食事を楽しむ場所です。会社の飲み会と、プライベートで行く飲み会を混合してはいけません。

事前に準備対策を立てる(芸や挨拶のセリフなど)

新人歓迎を例にあげてみます。新人歓迎の飲み会では、成功の鍵は事前の準備にあります。

まず、一発芸の要求がある場合は、飲み会の場で受けそうなネタを考え、練習しておくことが肝要です。同様に、自己紹介も大切な瞬間。賢く、かつ印象的な挨拶を事前に考え、練習しておくことで、自分を良くアピールできます。

想定される出来事に備え、事前に準備を整えることで、相手からは「この人は慎重に準備している。仕事でも同じように成果を上げてくれそうだ」という好印象を得ることができます。

営業においても同じです。顧客に好かれることが仕事契約につながるように、飲み会でも相手に好かれることは重要です。飲み会での印象づけが、後の仕事を円滑に進める手助けになることもあります。自分自身を良く見せ、相手との良好な関係を築くことが、ビジネスにおいても成功に繋がります。

想定できることは、全て事前に準備しておくと良いです。3次会まで開催されると事前に予想していれば体力の温存もできますし、なんせ心構えが違います。

著者
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著者が、3年間勤めた会社を辞める時に、送別会がありました。必ず「一言挨拶しろ」と言われると思ったので、話が苦手な私は事前にセリフを考え何度か練習しました(笑)。皮肉にも、3年間で、飲み会対策ができるようになりました。

事前に準備対策を立てる(上司への質問など)

上司に好印象を与える質問を事前に考えておくことは、飲みの場で円滑なコミュニケーションを築く重要なステップです。質問できそうな候補はいくつかリストアップしておくと良いでしょう。

例えば、「過去の仕事での成功体験はありますか?」や「キャリアの中での大きな挑戦や克服した困難は何ですか?」など、仕事に関するポジティブなトピックで上司の経験を引き出す質問は受けが良いことがあります。

また、趣味や関心事についても質問してみると良いでしょう。「週末は何をして過ごしていますか?」や「お勧めの居酒屋ありますか?」といった軽いトピックは、くつろいだ雰囲気でのやり取りを生み出すのに役立ちます。

ただし、質問のタイミングや相手の雰囲気に注意しつつ、自然な流れで質問を挿入するよう心がけましょう。これにより、上司との関係をより深めることができます。

著者
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今思えば、なんで上司にビクビクしていたのかと反省しています。所詮上司なんて、飲み会の練習相手として見ていれば良かったのではと思います。飲み会の対人スキルは、場慣れしないと身につきません。

どうしても参加できない時の断り方

いろいろ対策はしてみたが、飲み会が苦手であり、参加が難しい場合、単純に「行きたくない」と伝えるのは避けたいものです。他にも上手な断り方がありますので、以下の方法を参考にしてみてください。

少人数への調整」・・・大勢での飲み会が苦手な場合、圧力を感じずにコミュニケーションが取りやすい少人数の飲み会に誘ってもらえないか相談してみましょう。

仮病を含む健康上の理由を挙げる」・・・アルコールを控えなければならないと医師から指示されている、または最近の健康診断結果が芳しくなく、アルコールを摂ることが難しいと伝えることで、納得されやすいです。また、眠れない日々が続いているといった理由も挙げられます。

予定が埋まっていると嘘をつく」・・・突発的な飲み会の誘いに対して、予定が埋まっていると嘘をついて断ることができます。ただし、頻繁に使うと信頼性が損なわれる可能性があるため注意が必要です。

正直に伝える」・・・飲み会が苦手な理由を素直に伝えることも一つの方法です。特に合わない人がいる場合は、その旨を伝えて、ストレスを減らすことができます。

家庭の事情をアピール」・・・共働きで夜は妻が働いているので幼い子供を留守番させられない。他には家族の健康状態が心配で早く帰る必要があるなど、家庭の事情をアピールして、理解を得ることも一つの手段です。

これらの方法を柔軟に組み合わせて、状況に応じて適切な断り方を選ぶと良いでしょう。

どうしても行きたくないのは、わかりますが、ドタキャンだけは絶対にしないでください。必ず事前にキャンセルするなりしてください。

まとめ

  • 飲み会は、トレーニングの一環である。
  • 飲み会には事前に準備をして万全な状態で臨む
  • 飲み会で聞いてみたい質問はリストアップしておくと良い。
  • 参加できない時は、上手な断り方で乗り切る。
著者より

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執筆者のプロフ

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