雑学6選 「野球」「七夕」「土用の丑の日」「ハロウィン」など

雑学

あまり知られていない雑学をまとめてみました。

※過去に書いた雑学の記事が、複数あったので1つにまとめてみました。

ハロウィンに関する雑学

毎年、秋になればハロウィンのイベントと称したお祭りが、各国で恒例となっており、多くの方が楽しんでおります。

元々、ハロウィンのお祭りには、魔女や精霊から身を守るために、かぼちゃのお面をかぶり仮装して、焚き火をしたのが始まりです。

詳しくはwiki(ハロウィン)に記載されておりますので、参考にしてください。

ハロウィンの時期

ケルト人と言われる民族がおり、10月31日が1年の終わり(大晦日)でした。この大晦日の日に、悪い魔女や精霊が来ると言われ、毎年この時期に、ハロウィンの儀式が行われるようになりました。

近年では、10月31日だけに限らず、10月下旬には、ハロウィンのお祭りが各地で行われるようになりました。お祭りというより、パーティやパレードと大規模なイベントまで開催されております。純粋に仮装を楽しみたいという人も多いです。

ハロウィンのグッズ

ハロウィンの時期は、どこのお店でもハロウィングッズを販売していますね。スーパーに行くと、ハロウィンにちなんだ、かぼちゃプリンが特売されているのを毎年見かけます。

わたくしは、ちょうどハロウィンの時期に誕生日なので、毎年ケーキ屋に行き、バースディケーキを買います。時期が時期なので、ハロウィンのかわいい容器に入ったケーキが売られているので、毎年同じケーキ屋でケーキを買うのが恒例となっています。

下の写真は我が家の食器棚です。
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ケーキを食べ終えたら、かわいいハロウィン雑貨になります。小物入れとして使ってもよいし、カップとして使ったり、楽しく再利用しております。

国際線の飛行機で出産に関する雑学

国際線の飛行機で出産した場合、赤ちゃんの国籍はどこになるのでしょうか?

赤ちゃんの国籍

日本で生まれたなら、日本の国籍で、アメリカで生まれたらアメリカの国籍になるのでは?と思いますよね。実は、ちょっと違うのです。

  • 両親の国籍
  • 生まれた場所
  • 飛行機を所属している国籍

によって、赤ちゃんの国籍がきまります。

日本は、血統主義

現在、日本では、生まれた場所に関わらず、両親が日本人であれば、生まれてくる赤ちゃんの国籍は、”日本”になります。外国で生まれても、日本の国籍になります。飛行機で、外国の上空を飛行中に出産しても、日本の国籍になります。

基本的には日本の国籍になりますが、外国の国籍も持つことになります。いわゆる二重国籍です。二重国籍を防ぐために、子供が成人したら、どちらの国籍を取得するか、選択することができます。

国籍を選択するさいに、ただ単に、かっこいいからと言った理由で、外国籍を安易に取得すると、とんでもない目にあってしまうこともあります。

日本と同じ、血統主義を採用している国は、日本以外に韓国、ドイツなどがあります。

外部リンク:血統主義

アメリカは、出生地主義

日本と違い、アメリカでは、生まれた場所により、国籍を与える方式を採用しています。両親が外国人でも、アメリカで生まれれば自動的にアメリカの国籍になります。

かりに、飛行機で、膨大な海の上を飛行中に出産した場合は、飛行機が所属する国の国籍になります。

アメリカのように、出生地主義を採用している国は、主要七カ国の中では、カナダがあります。

外部リンク:出生地主義

4重国籍

国籍の付与に関しては、意外と知らない人が多いようですね。もし、日本人と韓国人の間にできた子供が、アメリカとカナダの国境でうまれたらどうなるでしょうか?

この場合、

  • 日本
  • 韓国
  • アメリカ
  • カナダ

の4重国籍になります。

野球に関する雑学

野球は21点取った方が勝ちだった

野球というスポーツが誕生してから、200年近くたちますが、現在のルールに落ち着くまで、非常に長い年月を費やしました。

現在の野球のルールブックを見てみると、「相手チームより、多くの得点を記録して勝つことを目的」と記載されています。

相手より多く得点を記録すればよいので、1-0でも勝ちになります。「えっ?当たり前じゃないか!?」と思うかもしれませんが、1-0では勝敗が決まらなかった時代があるのです。

野球のルールが確立されはじめた1845年。アメリカのアレクサンダー・カートライト氏が、野球のルールをあみ出したと言われています。この頃のルールとしては、どちらかのチームが21得点とるまで続けられるというものでした。

現在のように、9回制となったのは、カートライトのルールができた12年後の1857年です。

「野球」という言葉を作ったのは誰?

日本に「Baseball」というスポーツが、伝えられて、「野球」と訳されました。野球と訳したのは、第一高等学校野球部の中馬庚(ちゅうまんかなえ)という方が、明治26年に訳しました。

明治30年代になり、各ポジションの名称も必要となってきて

  • ピッチャー:投手
  • キャッチャー:取手
  • 内野手:遊撃手、第一塁、第二塁、第三塁
  • 外野手:右翼、中堅、左翼

という名称が決まりました。

野球が世に浸透し始めた明治30年代後半には、野球に関する記事が載せられるようになってきて、安全打、四死球、犠牲球、盗塁、失策、三度振りという語訳が登場してきました。三度振りは、昭和初期あたりまで使われていたそうです。

初めての野球中継はいつ?

現在では、テレビやラジオだけではなく、ネット配信でパソコンや携帯電話があれば、どこでも野球の試合をリアルタイムで楽しむことができます。

この野球中継ですが、いつ頃から始まったのでしょうか?なんと戦前には、野球の中継が既に始まっていました。最初に中継したのは、昭和2年8月13日のことです。大阪中央放送局が全国中等学校優勝野球大会の第一日の試合を甲子園球場から中継したのです。

野球の中継が始まった当初、「中継なんてしたら、観客が減ってしまうのでは?」という意見も多かったが、実際に中継してみると、入場者が増えたのです。

ちなみに中継と言っても、現在のようにリアルタイムで、中継されるのではなく、野球作家が試合を見ながら原稿を書き、それをアナウンサーが読み上げる形式でした。しかし試合のスピードに追いつけず、現在の中継形式のようにアナウンサーが即時描写で中継するようになりました。

プロ野球の中継は、昭和11年7月1日の巨人-名古屋、阪急-大東京の試合が初めてでした。

土用の丑の日に関する雑学

土用の丑の日には、うなぎを食べる習慣があります。今回の記事では、

  • 土用の丑の日とは?
  • なぜうなぎなのか?

といった点について簡単に記載してみました。

土用の丑の日とは?

土用とは、五行に由来する暦の雑節のことです。土用の期間は年に4回あります。一般的に”土用の丑の日”と呼ばれるのは、夏の土用(7月19日~8月7日)の期間中で、十二支が”丑”の日を指します。

外部リンク:土用(Wiki)

年によっては、土用の丑の日が、1回のみの場合と、2回ある場合があります。

  • 2024年 7月24日(水)と 8月5日(月)
  • 2025年 7月19日(土)と 7月31日(木)
  • 2026年 7月26日(日)
  • 2027年 7月21日(水)と 8月2日(月)

なぜ、土用の丑の日にうなぎを食べるのか?

土用の丑の日に、うなぎを食べる習慣ができたのは、だいぶ昔の話であり、平安時代にはあったようです。万葉時代には、うなぎを強壮剤として、夏ばて効果に最適な食品として、認められていたそうです。万葉集の中に、石麻呂老人に「夏痩せによしというものそ鰻とり食せ」と、うたっている箇所があります。

現在では、土用の丑の日には、うなぎを食べる習慣があります。昔は、土用の丑の日には、うなぎだけではなく、色の黒いものを食べると良いとされていました。牛にあやかり、色の黒いものを食べることにより、牛のように太って丈夫になると考えられたからです。

黒いものなら別にうなぎではなく、ゴボウやナマズでもよかったみたいです。江戸時代初期の話ですが、京都では、土用の丑の日に、ハモやうなぎを食べていたとされています。

七夕の織姫は、神様の一夜妻だったという話し

日本では、毎年7月7日になると、短冊にお願い事を書いたり、チラシ寿司を食べたり、地域ごとにお祭りを開催したりと、国内では七夕を楽しむのが、昔からの習慣ですね。

七夕には、年に一回だけ会う事が許されている「彦星」と「織姫」が、天の川にて再会すると教わってきました。その織姫ですが、実は神様の一夜妻であると言い伝えがあります。

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織姫は、神様の一夜妻!

そもそも七夕では、笹の葉を用意して、お願い事を書いた紙を縛って吊るしますよね。あれは元々中国の星祭の影響を受け、都会から地方へ、全国的に広まったとされています。

日本では、七夕になると、棚機津女(たなはたつめ)と言われる行事が中心でした。棚機津女の行事とは、織女(おりめ)と呼ばれる選ばれた女性が、機屋にこもって、七夕の日に来臨する神様の一夜妻となって、”村の災厄を持ち去ってもらいましょう”というものでした。

棚機津女の棚機(たなはた)とは、機(はた)のことであり、この”棚機津女”が略されて、棚機となったのが、七夕の語源です。

なぜ誕生日にケーキを食べるのか?

はじまりは18世紀ドイツ

誕生日にケーキを食べる習慣は、18世紀からはじまったのですね。
参考URL:バースデーケーキ(WIKI)

一説によると、さらに大昔からバースデーケーキを食べる習慣があったようです。古代ギリシャの時代に、誕生日に月の神アルテミスの神殿にケーキをささげていたと言う記録があるようです。
参考URL:なぜ誕生日にケーキを食べるようになったんですか?(Yahoo知恵袋)

日本でも戦後には、誕生日にはケーキという習慣があったようです。とは言えケーキは非常にぜいたく品なので、一般庶民にはなかなか手が出せなかったそんな時代があるのですね。今とはなっては誕生日にはケーキが当たり前の時代です。この習慣はいつまでの続くのでしょうか。誕生日にはケーキではなく、「おすし」「高級ステーキ」を食べるなんていう時代も来るかもしれないですね。

さいごに

今回の記事は、過去に記載した記事を1つにまとめてみました。追記するかもしれません。

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