私は以前、頭髪のベタつきに悩んでいました。そのため、さまざまな方法を試してきました。そして、その結果、少しだけですが改善が見られました。私は40代の男性で、髪の長さは普通で毛の量はやや少なめで、BMIは21です(身長168cmで体重58kg)。BMIはこちらの記事で、自動計算しています。この記事では、私が実践した方法やアドバイスをご紹介したいと思います。
既存の改善方法の効果について
睡眠不足やストレス、そして食事内容の影響が髪のベタつきに及ぼす影響について、多くの記事が指摘しています。しかし、私の経験から言えるのは、これらの要因が必ずしもすべての人に同じような影響を与えるわけではないということです。
まず、睡眠不足やストレスについてです。以前、私もこれらの要因が髪のベタつきに関連していると考えていました。しかし、会社を辞めたことで十分な睡眠を確保し、ストレスも軽減されました。ところが、その結果、髪の状態に変化は見られませんでした。これは、髪のベタつきが根本的に頭皮や毛穴の問題に関連している可能性があることを示唆しています。
次に、食事内容についてです。脂質や糖質の摂取量を制限することが髪のベタつきを改善すると言われていますが、具体的な指針がないため、実践が難しいと感じる方も多いでしょう。私も脂っこい食べ物や甘いものを控えるようにしましたが、効果は限定的でした。これは、個人差が大きく、食事内容が髪の状態に直接影響を与えるとは限らないことを示しています。
また、シャンプーに関しても、適切な商品選びが重要とされています。しかし、自分に合ったシャンプーを見つけることは簡単ではありません。試行錯誤を繰り返すことになり、時間とお金がかかる場合もあります。加えて、頭皮ベタつきに特化したシャンプーも限られており、個々のニーズに合った商品を見つけるのは一層難しいでしょう。
最後に、洗い残しについてです。洗髪時に丁寧に洗浄することで、ベタつきを改善できるとされていますが、毛髪の量が少ない場合は、洗い残しがあるとは言い切れないと思います。
以上のように、髪のベタつきの改善に関する一般的なアドバイスが必ずしも全ての人に当てはまるわけではありません。個々の状況や体質に合った対策を見つけるためには、自身の経験や専門家のアドバイスを参考にすることが重要です。
坊主にすることの影響について
かつて、散髪ミスにより坊主にすることを余儀なくされました。その結果、頭皮は風通しが良く、スッキリとした感触であり、髪型のことを気にする必要もなく、ストレスも軽減される良い状態でした。しかし、少しだけ頭皮の脂が目立つように感じました。坊主にすることで、髪の毛が減少し、脂が逃げ場所を失ったため、目立つように感じられたのです。
私は元々乾燥肌で、冬には顔が乾燥し、おでこからは脂が大量に出るため、脂取り紙を使用することがありました。同様に、頭皮も同様の状態になりました。
このような経験から、坊主にすることで髪がベタベタする可能性が高まることに気づきました。そのため、髪のベタつきを避けるためには、坊主にすることは避けるべきであると考えます。
髪のベタベタを改善できたわたくしの体験談
髪を短めにするメリット
私の髪はやや細めなので、長い髪の重みにより、頭皮に髪が重なってしまい、まるで帽子をかぶっているような感覚に陥りました。そこで、髪を極力短くし、細い髪でも立つようなスタイルにし、頭皮に十分な酸素が届くように心がけました。
また、前髪も少し短めにすることで、おでこに髪の毛がべったりと付かないようにしました。私のおでこは広いため、だいたい眉毛の下までを目安にカットすることで、スッキリとした印象を与えることができました。
さらに、髪を短くすることで洗髪しやすく洗い残しが少なくなるメリットもあります。
シャンプーと洗髪方法について
私はこれまで様々なシャンプーを試しましたが、最も合っていたのはKAOのサクセスシャンプーでした。実に約10年間愛用してきました。
近年、合成のシャンプーを避けるようにしており、代わりに無添加のせっけんシャンプーを使用しています。具体的には、私が愛用しているのは「ミヨシ」の無添加せっけんシャンプーですが、他のメーカーのものでも同様に効果が期待できます。さらに、手軽に入手でき、価格も1000円以下と手頃です。
洗髪の際には、まずお湯で流しながら、クシでブラッシングを行います。その後、シャンプーを適量手に取り、指で頭皮を優しく洗います。洗髪後は必ずクシを洗うようにしていますが、これは余分な洗剤や汚れを取り除くためのものです。
さらに、洗髪中に頭皮のマッサージを行うことで、老廃物を排出すると言われています。そのため、洗髪中に頭皮を揉むような簡単なマッサージを取り入れることで、より効果的な洗浄が期待できます。
入浴の重要性
シャワーだけでは表面の洗浄にとどまり、体内の老廃物を排出する役割を果たしません。しかし、入浴することで血液が循環し、新陳代謝が促進され、体内の老廃物が効果的に除去されます。
ゆっくりとした入浴を習慣化するようになってから、頭皮のベタつきが少し改善されたように感じました。元々頭皮が脂っぽい傾向がありましたが、入浴によって脂やその他の老廃物が効果的に除去されたように感じられました。
また、入浴することでストレスも軽減され、これが間接的に頭皮にも良い影響を与えるのではないかと考えています。
毎日の入浴が難しい場合でも、1日おきでも効果が期待できると思います。
体質改善の効果
身長168cmに対し、過去は体重が75キロと太り気味でしたが、ここ15年ほどは55~60キロを維持しています。BMIが21になるように体重を減らすことを試みました。
BMIや適性体重は以下の記事で自動算出できます。体重が少し増えてきたかも?という方は、適正体重など計算できますので利用してみてください。
体質改善として、適正体重へ落とす以外に、黒酢を少量摂取したり、もずくを食べるようにするなど、医師が推奨する健康食品を取り入れました。これらの食品は髪に関係なく身体に良いとされています。
また、毎日少なくとも30分の散歩をすることを習慣化しました。これにより、運動不足の解消や血行促進が期待できます。
脂質や糖質の摂取量に特に気を配ってはいませんが、日々の食事量や内容を体重計で測定し、安定した体重を維持するようにしています。以前に比べて体重が減った結果、頭皮のベタつきにかなりの改善が見られました。
私の場合、単に脂質や糖質を控えるだけではなく、体重を適正範囲まで落とすことで体質改善の効果が現れました。
著者のように平均的な体型でも、髪のベタベタ感はあります。あまりにも太っていたりする場合は、やはり生活習慣が良くないので髪へのダメージがあるようです。
真夏の紫外線対策
夏の紫外線は髪や頭皮に大きなダメージを与えるため、髪のベタ付きの原因となるので、対策が必要です。
まず、紫外線を防ぐためには、帽子をかぶることが有効です。特に広いつばのある帽子を選ぶことで、頭皮と髪全体をしっかりと保護できます。また、日傘を使うのも効果的です。加えて、紫外線カットスプレーやUV対策のヘアケア製品を使うことで、日常の紫外線から髪を守ることができます。
もし髪が紫外線でダメージを受けてしまった場合は、保湿が重要です。ダメージを受けた髪は乾燥しやすく、切れ毛やパサつきの原因になります。ヘアオイルや洗い流さないトリートメントを使って、潤いを与えましょう。また、週に1回程度のディープコンディショニングを取り入れると、髪の内部まで栄養が行き渡り、ダメージの修復が促進されます。
著者の場合、毎日散歩に出かけますが、日の出前や日没後にしたり、極力太陽の直射日光を浴びないように注意しています。
その他の対策
自身の髪の毛を触ることは控えるようにしています。手のひらにも脂が多く付着しているため、髪の毛に脂が付着してしまうことを避けるためです。
また、夜更かしをしてしまいがちで、寝る前に携帯を操作していましたが、就寝前の携帯使用時間を減らし、毎晩30分早く寝るようにしました。これにより、毎日の睡眠時間を30分増やしました。私の場合、就寝直前まで仕事をすることがあるため、極端に睡眠時間を増やすことは難しいですが、おそらくこの記事を読んでいる方も同様に睡眠を増やすことができない場合があるでしょう。
最後に
今回ご紹介した項目が具体的にどれだけ効果があったかは定かではありませんが、私自身が日々実践し、改善が見られた方法を紹介させていただきました。
これらの方法はあくまでも参考程度にご覧いただき、個々の状況や体質に合わせて適切な対策を取ることが重要です。
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