会社でも、学校でも、プライベートでも、周りにイライラしている人がいるだけで、なんだか重い雰囲気になってしまいますよね。今回の記事では「イライラ」をテーマに執筆しました。
イライラすることについて
イライラしている人の周りの反応
イライラの度合いが、大きいほど、周りから見ていて痛々しく思える場合もあります。そんなイライラしている人を見る人は、
- なんでそんなにイライラするの?
- イライラしやすいの?
- 子供っぽい、幼稚だ
- みっともない
と、ネガティブに感じる人がほとんどです。
そんなイライラした様子を見ると、人は自分自身も同じようにならないように気をつけたくなるものです。言い換えれば、「人の振り見て我が振り直せ」という言葉がありますが、これは良い例と悪い例があるからこそ、私たちは学べるということなのです。
なぜ仕事中にイライラしてしまうのか
仕事中にイライラする原因の一つは、物や時間だけでなく、他の人に対するイライラです。
特に、能力差が大きい職場ではよく見られます。
例えば、以下のような場合、イライラすることがあります。
- 時間内に仕事を終わらせる必要があるのに、マイペースな人、自己中心的な人
- チームプレイが求められているにも関わらず協調性に欠ける人
- 負担が不均衡で楽な仕事ばかりしている人
イライラの対象は仕事仲間や、無能な上司や管理者など、様々です。
常々、イライラしていたり、文句ばかり言っていると、精神衛生上もよくありません。
個人的感情を、職場に持ち込まない
自身が仕事で少しでもイライラしないように、職場には個人的感情を極力持ち込まないほうが良いです。
誰しもプライベートでイライラすることはありますが、その感情を職場に持ち込むと、周囲の人に不快な思いをさせるだけでなく、自身にもマイナスな影響を与えてしまいます。
プライベートはプライベート、仕事は仕事と明確に区別することが肝要です。プライベートでイライラしたことがあっても、それを仕事中に持ち込んでしまうのは得策ではありません。心の切り替えが欠かせません。
プライベートでの感情が仕事に影響することはよくありますが、それを持ち込まないようにすることが重要です。仕事中にプライベートのイライラを引きずってしまうと、仕事の効率や品質にも悪影響を与えかねません。ですから、心の切り替えが必要です。
どうしてもイライラしている気持ちを抑えるのが難しい時は、感情をコントロールさせるために、休憩でもして、一呼吸おくことが重要です。一服してから仕事を再開することで、イライラ感を少しでも抑えることが可能です。
苛立ちがもたらすデメリット
デメリット1:自分の周りから人が去る
もし、身近に機嫌が悪そうな人がいたら、普通なら近づきたくないですよね?その人がイライラしていると、誰もが八つ当たりされたり、理不尽な言葉を浴びせられる可能性があります。まるで、火に油を注ぐような感じですね。
常にイライラしている人は、周囲から腫れ物扱いされ、
- 「この人、いつも機嫌が悪いんだよなー」
- 「接するのに気を使わないといけないから、面倒くさい」
- 「嫌な思いしたくないから、遠ざかりたい」
と思われることがあり、結果的には孤立してしまいます。その上、恋のチャンスすら逃してしまうかもしれません。
自分のイライラが顔や態度に表れてしまうことは、誰にでもあることです。ただし、それが「時々」ならまだしも、常にイライラしていると、人々は遠ざかっていってしまいますので、注意が必要です。
デメリット2:健康によくない
イライラは、心身の健康に悪影響を及ぼします。何かにイライラすると、そのストレスが身体に影響を与え、回復するまでに時間がかかることがあります。仕事やプライベートでのイライラは日常茶飯事ですが、「なんでこんなことが起きるんだ!」と怒りを爆発させることで、ストレスが溜まってしまいます。
そんな時、一息ついて、「冷静に考えよう…リラックス、リラックス…」と心を落ち着かせることが大切です。怒りっぽい人は、脳卒中のリスクが高まると言われています。さらに、イライラしやすい人は、健康リスクだけでなく、寿命が短くなる可能性も高いという研究結果もあります。
また、イライラすることでストレスを発散しようと、暴飲暴食に走ることもあります。しかし、イライラは健康に何の利益ももたらしません。
仕事中のイライラしている人への対策は?
近づかない
仕事上、影響が少ない場合は、近づかないという選択がベストです。
特に年配の上司や同僚に多いのですが、周囲に迷惑をかけることがあります。年を取ると我慢できなくなり、周囲への配慮が薄れ、自分の意見を思い切り述べたり、自己中心的な行動を取ることがあります。
そのような人には距離を置くことが一番です。そうすればイライラせずにすみます。
ポジティブな思考
ポジティブな思考に切り替えることも大切です。
例えば、チームプレイの中でA氏に対してイライラしている場合、他のメンバーも同じようにA氏にイライラしていることがあります。
そこで、自分だけではなく他の人も同じように感じていることを認識することが重要です。実際に、A氏に対して我慢している人が多いことを知ることで、自分も我慢しようという気持ちになり、イライラが和らぐことがあります。
私の周りでも同様の状況が見られます。飲み会などで話題になると、イライラしている対象について話し合うことがあります。このように、イライラしている対象を共有することで、イライラを抑えることができる場合もあります。
改善を要求してみる
改善を要求してみることも一つの方法です。
イライラの原因は実際に相手にある場合があります。仕事のやり方や態度などが問題となることがあります。
しかし、相手に問題があるとしても、その改善を要求することは簡単ではありません。多くの場合、本人は自分の問題を認めないことがあります。改善を求めると、逆に怒り出す場合もあり、関係が悪化することもあります。
しかし、リスクを伴う行動であっても、改善を求めることでイライラが解消される可能性があります。さらに、効率や生産性の向上にもつながるかもしれません。そのため、一石二鳥の可能性もあります。
さいごに
どんな状況に置いても、人には優しく接したいものですね。極限の状況におかれても、人として相手を思いやる気持ちを忘れずに!
最後に1つ補足ですが、血液型によってイライラしやすいなど、良く聞きますが、そういった法則はありません。
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