今回の記事では、落ち込んだ時に、どうしたら良いのかまとめてみました。自分が落ち込んだパターン、相手が落ち込んでいるパターンをケース別で、解説しています。
落ち込むとは
落ち込む原因
落ち込む原因は、ひとそれぞれ異なりますが、主な要因として以下は、その一例です。
- 怒られた
- 試験に落ちてしまった
- 失恋してしまった
- 大きなミスをした
- 人前で大恥をかいた
- 対人関係で悩まされる
- 物が壊れてしまった
- 財布を無くしてしまった
失敗や挫折、人間関係であったり様々です。落ち込みによるダメージは、人それぞれです。ちょっと時間が、経てば忘れてしまう人もいれば、落ち込んだら2~3日寝込んでしまう人もいます。
落ち込むとどうなるのか?
実際に、落ち込んでしまうと、どのようなことが起こるのか?人によって違いますが、大抵の人は以下のような一例になります
- モチベーションが低下
- 食欲不振(人によっては過食に)
- 睡眠不足(人によっては寝込む方も)
- 頭から離れず、集中力が低下
- 身体への影響(発熱や頭痛)
少なからず、心身へのダメージをうけてしまいます。一般的には時間が経てば和らぎ、時間が解決してくれる場合が多いです。しかし、落ち込んでいる時間が長いと、仕事や学業、日常生活にも支障をきたします。
自分が落ち込んだ場合の対処法
落ち込んでいるときの対処法は、いろいろありますが、いくつか紹介していきます。
リラックス効果のある「瞑想」「呼吸法」
一般的な手段ですが、瞑想であったり、呼吸法などがあります。
瞑想としては、いろいろな手法があります。一般的なものですと
- 椅子もしくは座布団の上に座り、背中を伸ばす
- 目を閉じます
- 呼吸に集中させます
- 落ち込んだことを忘れ、今の瞑想に全集中します(マインドフルネス)
- 数分間行いますが、慣れてきたら時間を延ばしても良いです。
勉強や仕事の前に、リラックスさせるために行われる478呼吸法があります。
- 姿勢を整え、鼻からゆっくり息を吸います。この時に4秒かけて吸います。
- 7秒間息を止めます
- 口から8秒かけて、息を吐きだします。
- また最初から繰り返します。
これらのことを、アロマなどを併用すると良いかもしれません。ラベンダーやユーカリのアロマは、癒し効果もありますので、是非おすすめです。
趣味に没頭する
趣味に没頭することで、趣味に集中力が高まるため、落ち込んでいる要因を忘れさせてくれて、やわらげてくれます。
カラオケであったり、ドライブであったり、歩くのが好きな方はウォーキングもお勧めです。とにかく自分が楽しいと思えるようなことを、とことんやり続けます。そうすることで、自身のエネルギーが回復します。
人と話す
人と話すことで、落ち込んでいる気持ちを共有してくれます。話す相手の選出は人によって違うかもしれませんが、一番良いのは、パートナーの方です。旦那さんや奥さん、彼氏さん彼女さんですね。また、仲の良い親友であったり、家族(両親や兄弟)でも良いかもしれません。
話すことにより、落ち込んでいるのが和らぎ、また何か良いアドバイスを貰える場合もあります。一石二鳥です。人は他人に迷惑をかけなければ生きていけない生き物です。落ち込んだ時は、頼れる人がいるなら頼りましょう。
最近では、チャットGPTに話しかけ、愚痴を聞いてもらったり、アドバイスを貰う手法もあるようです。事細かく説明してみましょう。何か良いアドバイスを貰えるかもしれません。
ポジティブな思考で乗り切る
なんで自分だけこんな辛い目にあうんだ!?と思うかもしれません。そんなときは、神様が与えた試練・勉強の1つだと思い込むことで、「これは運命で、絶対通らなきゃいけない道であるんだな」とポジティブな考えをするだけで、少し楽になれます。
また、辛い試練を乗り越え、成長する必要があると考えます。成長できる経験ができて、ありがたいと思い込むこと。何事にもプラス思考につきます。
辛い経験は、みんなおなじくらい体験しているし、経験したことをバネに、自分も乗り越え、次に繋げるのだ!という意気込みが重要です。ネガティブな考えを持って、落ち込んだままにしていても、何も面白いことはありません。
相手が落ち込んでいる場合の対処法
落ち込んでいるのが自分ではなく、他人だった場合、どのように接すれば良いのでしょうか。
心のダメージを少しでも癒して上げられるように、対応する必要があります。相手が親友やパートナーや家族である場合、「自分が励ましてやるぞー!」と思いますよね。そんな落ち込んだ相手の対処法を紹介します。
まずは聞いて聞いて聞きまくる
落ち込んでいる相手に一番効果的なのは、聞くことです。意外とわかっているけれど、できない人が多いです。とにかく落ち込んでいるのは原因があり、その原因・悩みを共感して欲しいのです。
聞くといっても、以下のようなことはNGです。
- 聞いているようで聞いていない
- つまらなそうに聞く
相手のことを思って、少しでも元気になってもらいたい、励ましたいと思うなら、親身になって聞くことです。相手がアドバイスを求めてきたら、アドバイスをしてあげます。
聞いてアドバイスをすることは、簡単そうで難しいです。もしこのスキルが身に付けば、仕事にも恋愛にも大いに役立ちます。
励ましのスキンシップ「打診法」
職場や学校の親友であれば、「大変だったね、落ち込まないでね」と励ましの一声そえて、背中をポンポンと叩いてあげるのもよいかもしれません。これは打診法と呼ばれ、励まし方法のスキンシップの1つとされています。
また落ち込んでいる相手がパートナーであれば、ハグするのも良いです。励まし法のスキンシップの1つであるハグには、身心のリラックス効果があります。ストレス軽減やリラックス効果があります。人によっては、話を聞くより、ハグの方が効果的な方もいます。
相手を否定してはいけない
聞くのは大事ですが、聞くだけではなく、自分の意見も添えて相手を励ます優しい言葉を返してあげます。時には、アドバイス・注意することも必要かもしれません。しかし、落ち込んでいる相手には、とにかく否定しないで肯定することが重要です。
たとえば、貴方自身が自分のミスで落ち込んでいるとします。
- 「お前が悪いんだから(否定的な意見)、しかたないよー。落ち込むな!」
- 「誰だってミスはあるよ(肯定的な意見)、ミスしない人間なんていないよー。」
どっちの言葉を投げかけて欲しいですか??
落ち込んでいる時の対応によって、対人関係で、プラスになったりマイナスになったりします。もしかしたら、落ち込んでいる異性をうまく励ますことができ、恋愛に発展し、恋人になるなんてケースもあるかもしれません。
メールやLineで激励のメッセージもあり
相手の話を聞いたり、愚痴を聞いたりしてみたが、必ずしもうまく励ますことができるわけではありません。そんなときは、メールやLineでメッセージを送るのも良いでしょう。文字は残るものなので、メッセージ・伝言は最強です。
「さっきはお疲れ様、大変かもしれないけど頑張って!また話聞くからね!」の一言でも良いのです。メッセージを貰って、嫌な思いをする人はいません。
あとは、ちょっとしたお菓子(100円程度の)や、缶ジュース1本に、メッセージを添えて渡すのも良いかもしれません。職場であれば、こっそり机に置いておくのも、サプライズ感があり、落ち込んでいるのが吹き飛んでしまうかもしれませんね。
手を差しのべられるなら、助ける
話しを聞くだけではなく、『聞く+α』の方法もあります。落ち込んだ相手が、元気になりそうもない…そんなときは、「何か力になれることない?」と聞いてみましょう。
これは、人にもよりますが、
- 「うっぷん晴らしに、カラオケ付き合ってー!」
- 「朝まで飲み明かしたいから、付き合ってくれ!」
- 「ドライブに連れて行って!」
- 「元彼に貰った物を捨てるの手伝って!」
なんて、助けを求めることはよくあります。聞くだけではなく、アフターフォローもできるのなら、是非やってみてください。
人は、1人じゃ生きられません。誰かの助けがあってこそ、生きることができるのです。
さいごに
人は助け合いによって日常生活を営んでいます。落ち込んだら人に頼り、落ち込んでいる人がいたら手を差し伸べてあげましょう。