タイミーを店舗側(雇い主側)で使ってみたので、メリットやデメリットなどを書いてみました。
こちらの記事も参考にしてください。
[タイミーの店舗側管理画面]来てほしい時間と人数を設定します。
タイミー公式サイト：https://timee.co.jp/
メリット
- 募集をかければすぐに集まる
- 直接雇用のアルバイトのように、面接や手続きは不要
- 優秀な人材がいれば、引き抜きができる
(1)直前に、従業員の欠勤やシフト変更があり、”どうしても人が足りず”といった場合でも、突然の募集でも、集まることがある。必ず集まるわけでは無いのですが、『６時間後に、３人欲しい！』となった時に、ダメもとで募集をかけたら３０分ほどで集まったことがあります。作業内容が簡単であれば、店舗側の直接雇用の人員で、シフトの穴埋めをする必要は全くなく、タイミーを使って募集をかけた方が、確実に穴埋めできることがあります。
(2)タイミーで働いてもらう場合は、予約をいれてもらった時点で雇用契約に同意したことになりますので、履歴書の提出や、面接を行うことはしなくても良いのです。また普段アルバイトに募集してこないような方（一般企業で正社員で働いている方）も、来てくれます。
(3)タイミーで働きに来てくれている方の中から、優秀だと思う方がいれば、片っ端から「直接雇用はどうでしょうか？」と声かけすることができます。双方がうまくマッチングすれば、直接雇用として、雇うことができます。タイミーを選考会のような使い方もできますね。全員が直接雇用を希望するわけではないのですが、声掛けだけなら、
デメリット
- 人件費が、割高に。時給以外に、時給の３０％が手数料。
- 募集のたびに１から説明しなければならない。
- 大量募集の場合、さぼる人もいる。
(1)募集をかけている時給に３０％アップの賃金が発生します。これは2023年時点の情報なので今後は、変更が発生するかもしれません。また作業によっては、即戦力にならない場合があるので、コストに見合った効果は得られない場合があります。
(2)作業手順書が用意してあったり、指導する担当が明確に決まっていれば、さほど大変ではありません。しかし、毎回同じ人が来てくれるとか、その業界に慣れた人が来てくれるわけではありません。もしかしたら、今日初めて来てくれたが、もう来ないという方に、時間をかけて教えるのは、時間を無駄にロスしてしまいます。
(3)大量募集している工場の製造業・物量の倉庫業になると、時々見受けられるのですが、数名が作業中にいなくなり、退勤時間が近くなるとこっそり戻ってきてチェックアウトすることがあります。派遣や隙間バイトが大量にいると、それを管理する側の人間もそれなりに必要になります。管理側の人数が、明らかに足りず、管理が行き届かないと、このような事が起こりやすくなります。
また来てほしい人・もう来てほしくない人
タイミーでは、便利な機能があります。
また来てもらいたい人は、特別なグループ分けが出来て、そのグループに所属する人だけ、募集を見ることができるシステムがあります。また一般の枠の方と違い、時給を別途設定することができます。「君だけは、時給１００円アップで設定しているから、また来てくださいね」とお願いすることも可能です。
働きに来てくれたワーカーさんでも、戦力にならない・態度がわるい・すぐ早退してしまうなどの理由で、就業を遠慮したい場合は、店舗側の機能で、ブロックすることができます。
今後について
今までは隙間時間はあるがアルバイトをするチャンスが無かった人たちが、隙間時間でアルバイトをするようになり、人不足が少しずつ解消されていくのではないでしょうか。求人は出すけど、人が集まらないと困っている経営者にとっては、非常に便利なシステムです。
業務拡大したいが、人が確保できない場合、タイミーなどの隙間バイトシステムをうまく有効活用していくことにより、ビジネスをより拡大できるのではないでしょうか。
また求人を出してもなかなか集まらないが、隙間バイトなら、人が集まりやすいので、従業員を定着させるために、どのようにして隙間バイトの従業員を扱っていくのが重要になってきます。
注意点
募集をかける人数に限らず、就業前にはしっかり点呼を取り、出席の名簿のようなものを作り、必ずサインをしてもらうなどした方が良いです。不正対策です。
またＱＲコードは、写真機能を使って、盗むことができますので、取り扱いには注意して下さい。
タイミー従業員だからとは言え、雑に扱ってはいけません。ヘルプで来てくれたありがたい方です。もし雑に扱ったりしたら、ワーカー側が評価する際に、悪い評価を食らってしまいます。この情報は、タイミーのワーカー全員が閲覧することができます。
さいごに
人手不足に困っている事業主さんは、是非利用してみて下さい。必ず良い出会いがあります。
