【初心者向け】グーグルのアルゴリズムの進化に対応していく必要がある

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 検索エンジンからの評価は、年々変わってきています。またこれからも変化していきます。個人も大手も、それぞれの強味を生かし、対応していく必要があります。

 今回の記事は、ブログを始めたばかりの個人ユーザ向けの記事です。

検索エンジンを取り巻く環境

どれも似たり寄ったりしている情報

どこからでも引っ張れる情報、ありふれた情報に関しては、どの記事を優先に評価したら良いのか、常に工夫されています。

例えば、「電気代」の節約に関する情報であれば、どこにでもある情報なので、より専門性を求めるとすれば、節約に特化したブログの記事が優先されるようになります。より細かい内容で、なぜそのような結果になるのか、しっかり考察された記事が評価が高くなってきます。また定期的な更新も信頼性をアップさせます。

考察の意味は、収集した情報を基に自らの思考を加味し、結論に結びつけるプロセスです。

情報を引っ張ってくるのは、ウェブ上から情報を集めてくるのがほとんどです。そのため似たり寄ったりの情報になってきます。その情報に+アルファしたものを、ブログにポストしていくのが現状です。そんな中で、より評価を上げるのが専門性となっています。

大手も苦戦する記事の差別化

大手企業の情報サイトでは、情報集めは以下のようになります。

  • 報道機関・ニュース
  • 企業のプレスリリース
  • 政府や公共機関が発表する内容(記者会見や声明文や報告書など)
  • 専門家へのインタビュー
  • SNSで話題になっていること、トレンド情報など
  • 独自の調査・取材

大手企業でも、より正確でかつ、詳細な情報を発信できるかが重要となってきます。

大手でもいくつかの課題に直面しています。

  • 大量の情報を扱っているので、品質の維持が難しくなっています。
  • 情報の多さで他サイトとの差別化が難しくなってきている。
  • 広告収入に依存しているため、価格の変更が業績に大きく影響
  • 検索エンジンのアルゴリズムの変更で、PVが大きく影響

 実際に上場企業のIR情報を確認してみると、広告単価・セッション数についても業界全体が下落基調と記載されています。当面は軟調な状態で推移するとの見方が有力です。

 以前と同じ手法は、場合によっては通じないです。大手の情報サイトでも苦戦を強いられています。必ずしも増収増益とはいかず、うまく結果が出なければ、赤字・廃業となっている業者もいます。

大手でも個人でも課題は同じです。

今後も検索アルゴリズムは進化する

AIが注目されています。チャットGPTはOpenAIという非営利団体が研究開発しています。
またグーグルでも、AIの研究・開発は独自に行っています。情報技術は年々進化していきます。検索のアルゴリズムも、今後も良い方向に変わっていきます。

基本的にはユーザに良い情報をマッチングさせるのは変わりません。これができなければ検索エンジンとしての評価を落とし、グーグルの業績に大きな影響を与えかねません。いい加減な検索結果を出してたら、商売になりません。

情報に乏しい記事があれば、検索エンジンの結果として下げなければなりませんし、いい加減な記事を書いていれば、結果に出てこないようにインデックスから外さなければなりません。

集客方法は常に変えていく必要がある

個人ならではの強味を生かす(5項目)

個人ブログは、個人の強味を出すのが重要です。5項目あげてみます。

(1)独自性

 独自の視点から見たもの、独自なコンセプトを生かす。自身が持っている専門知識をどんどん発信していく

 自身の体験談、失敗談を元に情報を発信するのも独自性のある記事です。どのような失敗をしてどのように成功できたのかという内容であれば、独自性のある記事が作成できます。丸パクリされない限り、独自性ある有益な情報と言えます。

(2)ターゲットを明確に

 どこの誰に、どの世代に、どの地域の人に発信するのか、ターゲットを絞っていくのかにより、他のブログを出し抜くチャンスです。その情報を欲しい人にターゲットを絞り、読んでくれる人を想定しコンテンツを作成していくと良いです。

 YoutubeやTiktokでは、お勧め動画に自分の興味ある動画が流れてきます。運営元が、視聴者の興味ある動画を結びつけているのです。過去の視聴した動画の内容、検索キーワード、ユーザが興味がないとチェックした動画と類似する内容の動画は、出てこないです。

 動画を投稿し、再生回数がある程度上がるのは、このマッチングシステムがあるからです。
 

(3)記事の品質

 小説のような文字だけの記事では、読みにくく、ノウハウ的な内容であれば理解しにくいと言えます。図や式、写真などを使いわかりやすい内容に仕上げる必要があります。ユーザが欲しい情報を網羅し、より深い内容までしっかり作り込むことができれば、記事の品質が高いと評価されるでしょう。

 また内容に変更が発生した場合には、速やかに更新を行い、新しい情報を提供できるようにします。古いままの情報を発信し続けることで、評価を落としかねません。どの時点の情報で、情報のソースはどこなのか、明確に記載することも大切です。

(4)読者の意見も取り入れる

 1つ1つの重要な意見に耳を傾けることにより、自身のコンテンツをより強化することができます。またコメントやフィードバックに、迅速に対応することで、読者との関係強化にも繋がります。

(5)駄目な所は改善を

 結果の出ないところがあれば、そのままにしないことです。なぜそのように失敗してしまったのか、結果がでないのかを徹底的に分析し、改善し継続することが重要です。

 結果の出ているブログは、どのようにしたら成功するのかを徹底的に研究しています。自分自身で、解決できなければ、その分野の専門家や有識者に助言をもらうと良いでしょう。

 成功する確率が確実に0%であれば、やる必要は無いと思いますが、少しでも望みがあるのであれば、「失敗」⇒「分析」⇒「対策」⇒「継続」をして、「成功」に結びつけて頂けたらと思います。

企画から執筆は、慎重に

 市場調査をし、どんな情報が欲しいのか、需要があるのか、自分だったら何を発信できるのか、どのようなターゲットに、どのように説明したら良いのかを徹底的に考えます。

 テーマがある程度決まったら、テーマに沿った情報を調査します。不随する情報としてどのようなキーワードがあるのか、まとめます。検索エンジン、書店、SNS、有識者のブログ、チャットGTP、企業の発信情報など何でも良いです。より正確で新鮮な情報を集めます。

 どのターゲットに、どのような情報を提供するのか、情報の最適化をします。マージできた情報を、オリジナルの方法でまとめ1つの記事に仕上げます。

 読者に対して、「このような情報が欲しいでしょ?」「こんな情報もありますよ」という流れでまとめます。記事は文章だけではなく、写真でも音声でも動画でも問題ありません。どのような伝達方法が一番伝わるのかが重要です。簡単にまとめた記事は、読者は理解するのが大変ですが、時間をかけて読者をいかに意識した丁寧な構成にすることで、非常に読みやすい記事が完成します。

  •  簡単に仕上げた記事 = 読むのが難しい
  •  丁寧に作り込んだ記事 = 読みやすい

 読者を意識した記事作りは、読者からだけではなく検索エンジンからの評価もアップします。

さいごに

 簡単にまとめると、グーグルの検索エンジンのアルゴリズムは今後も進化していく。検索ユーザに対し、より有益な情報をマッチさせるのは、今後も変わりません。今後も、ターゲットにするユーザ視点で、より品質の高い記事を作っていくことが重要です。

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