ブログを運営していて、「失敗した」「良かった」と思ったことをまとめてみました。現在ブログを運営されている方、これからブログを運営しようと考えている方にとって、有益な情報になればと思います。
- こちらの記事は、ブログでの過去の失敗談を記載しています。
- こちらの記事は、ブログを運営していて「良かった」と思うことを記載しています。
- これからブログを始める方、始めて間もない方に向けた記事となります。
- 記事を書いた人は、ブログを10年以上続けている人です。
ブログを運営していて「失敗した」と思う事
[失敗談1]アドセンス広告で、警告を受けて、広告を停止に
ブログに貼ってあるグーグルアドセンス広告での失敗談です。
原因は「情報商材」を知らないうちに紹介していた
随分と前(2011年頃)の話ですが、アドセンス広告が停止される事態に見舞われました。当初、原因が全く分からず、調査を進めると「情報商材に関する記事」が原因であることが判明しました。しかし、ブログで情報商材を購入したことも紹介したこともなく、記事で取り上げた記憶もありません。
知らぬ間に情報商材を扱っていたのかもしれませんので、ブログを徹底的に見直してみました。原因となった記事を確認すると、「アフィリエイトチャレンジ」というアフィリエイトに関する教材の販売と通信教育の紹介リンクがありました。
実は、以前一ヶ月だけアフィリエイトチャレンジに参加していました。会費が3000円くらいで、自宅に紙の媒体で商材が届きます。その通信教育のコミュニティ内では「アフィリエイトチャレンジは情報商材サイトではありません」と説明がありましたが、冷静に考えると情報を販売する業者であることは間違いありませんでした(※アフィリエイトチャレンジは現在運営されていないようです)。
アドセンス停止
アドセンスに登録しているメールアドレス宛に、「サイトへの AdSense 広告配信が停止されています」というタイトルでメールが送られてきました。慌ててアドセンスの管理画面にログインすると、赤い字で強調された警告文が記載されています(画像は古いデータのため、現在と相違があるかもしれないので削除しています)。
管理画面を詳しく見てみると、「ポリシー違反の前歴あり」と書かれており、広告が無効化になっています。
わたくしは、ブログサイトを複数管理しており、アドセンスの停止・警告を受けたのは、作り始めたばかりのサイトでした。そのため、収益に対する影響はほとんどありませんでした。
もし稼ぎ頭のサイトで、このようなペナルティを食らったらと考えるとぞっとします。広告配信ができなければ、収入が0円になってしまいますので、広告ビジネスのリスクの高さを改めて痛感しました。
それにしても、アクセス数も少ない小規模サイトで、このような違反を指摘されたのでしょうかね。訪問者の通報なのでしょうか?それともパトロールで見つかったのでしょうか?自動で感知したのか?
ちなみに、違反を指摘された記事は、1年以上前に書いてほったらかしていた記事でした。
アドセンス停止から復活
停止されてから、該当する記事をまるごと削除し、修正完了報告を指定されたページより行います。今回は記事まるごとを削除したので、「コンテンツを削除した」と、報告を入れ、今後の対策などを書き、申請しました。コンテンツを削除し、申請し「広告の有効化」しましたとメールが来ました。
記事で紹介した「違反の指摘」から「終了完了報告」の手順は、10年以上前の対応なので、現在と少し相違があるかもしれません。
規約は基本的に変わっていませんので、アドセンス広告を使う場合は、情報商材の販売は絶対にしないようにしましょう。
「広告配信の停止」に関連するURLを記載しておきます。グーグルのサポートページです。なかなか見つけずらいと思うので、参考になるかと思います。
[失敗談2]ASPで提携している企業様からの注意喚起メールが届いてしまった
過去に、アフィリエイトの提携企業様(実際はまだ未提携の企業)から指摘メールを頂いたのでそのお話を簡単にまとめます。
担当者は、意外と隅から隅までチェックしている
新しく作ったウェブサイトに使いたいプログラムがあったので、早速ASP経由で提携申請をしたところ、その三日後にEメール(注意喚起メール)をいただきました。未提携にも関わらず、ウェブサイト上に誤解を招きそうな表現が一箇所あるので修正して欲しいとの事でした。
まずびっくりしたのが、審査する担当の方がしっかりチェックしていること。企業側もトラブルを避けるため、念入りにチェックし、優良なパートナーを選ばれているのかと思います。
指摘を頂いたのは、金融関連の手数料に関する記載です。曖昧というか、2通りの意味としてとらえることができる表現があったために、指摘されました。
自分でもウッカリしていましたが、やはり他人にチェックしてもらうことで、単純な見落としも発見することができます。
修正後、広告掲載できました
再審査の期日まで修正して欲しいとのことであったので、さっそく修正し再審査待ちです。どこを修正したのか、すぐにわかるように、fontタグをいじり、赤文字で表記し、どこの部分を修正したのか&修正日を記事のフッターに記載しました。
いつもは、「これでもか!これでもか!」と言うくらい記事作成後は、見直しをするのですが、その時はちょっと手抜きをしてしまったのかもしれません。皆さんもサイトの規模やジャンルに関わらず、見直しは重要ですので、記事が完成したら終わりではなく、何度もチェックをしてみてください。
ウェブサイトを運営するのは、信用が大事ですので、何かひとつミスがあるだけで運営サイトの信用だけではなく、提携企業様の信用も大きく失ってしまうことがありますので注意が必要です。
[失敗談3]ブログを更新し続けているのに、検索エンジンからの流入が激減してしまった
過去に運営していたサイトの話ですが、アクセス数が安定していたサイトの1つが、一気にアクセス数が減りました。主に検索エンジンからの流入で、アクセス数を稼いでおりましたが、特定のキーワードで検索しても、検索結果に出てきません。つまり検索圏外に飛ばされたということです。
なぜ圏外に飛ばされたのか?わかっている理由として2つあります。
- 低品質の記事であること
- モバイル対応ができていないこと
理由1:低品質の記事である
閲覧者にとって有益な情報を提供できていない、つまり『1記事1記事のクオリティが低い』ということで検索順位を大幅に下げました。
当ブログでは、運営スタート初期の頃の記事は全て削除もしくはリライトしています。当時の超低品質の記事はありません。悪い見本として残しておいても良かったかもしれません。
過去の記事を振り返ると、”書く事”が精一杯ということもありまして、全体的な構成、リストや表の使用、補足の写真の使用など、一切なく文章も素人が書いたようなレベルの記事でした。
記事の内容を誰に伝えたいのか、記事を読んでどんな情報を入手して欲しいのかという点が、ズタボロでした。ブログは情報を発信し、その対価で報酬を受け取るという基本的な思考ができていませんでした。
このブログをスタートした当初は、ライバルも少なく、書いた記事が上位にランクインする確率が高かったです。でも結局、低品質な記事なので、検索の上位に食い込むが、時間経過とともに圏外へ放り投げられます。たまたま上位に表示されていただけで、適正な順位にランクインしたということです。
これからブログを書く人、まだブログを始めたばかりの人は、同じようなミスをしないために、「記事の品質に関する計画」をシッカリ練って下さい。
ブログそのものが雑多ジャンルの記事ばかりだったので、1つ1つの記事が雑だったかもしれません。
雑ブログでは、検索上位に食い込むことは難しいとされています。
理由2:モバイル対応ができていない
2013-2017年あたりのことですが、モバイルに対応できていないので、検索エンジンからの評価が落ち、モバイルユーザのアクセスが減りました。
引用元:グーグルウェブマスター向け公式ブログ
※モバイル フレンドリー アップデートを開始します
当時は自作のWordpressのテーマだったので、CSSの知識も乏しくモバイル端末からのアクセスに対し、PCと同じ画面を出力していました。
モバイル対応していないので、たくさんの方にブログに来てもらっても、2ページ目、3ページ目へアクセスしてくれる人が減りました。グーグルではモバイルの対応は必須で、対応されていないブログは順位に影響を及ぼすと発表されていました(2015年くらい)。
最近では、テーマやプラグインで、モバイル対応が出来るようになりました。モバイルの対応が不十分で、ブログの評価が落ちることは少ないでしょう。Cocoonなどの無料のテーマでも、モバイル端末でもブログが綺麗に表示されます。
今後もモバイルユーザは増加傾向にありますので、いかにモバイル向けの対応ができるのかが重要になってきます。配置だけではなく、1画面に表示される情報量、どの表示を増やしたら良いのか減らしたら良いのかと、ブログ全体の最適化が、アクセスアップに繋がります。
圏外に飛ばされたらやること
やることはたくさんあります。
- レイアウトは崩れていないか
- 品質の低い記事になっていないか
- 違反していないか
- 誤字脱字がないか
- リンク先のサイトが有効なのか、リンク切れがないか
ページが、ちゃんと読み込めているのか、レイアウトが見やすくなっているのか見直すこと。コンテンツなのか広告なのか、よくわからなくなっているサイトは、それだけで評価を落としてしまします。検索エンジンからの評価だけでなく、一般の読者からも評価を下げてしまいます。
記事を品質を見直すこと。ユーザーにとって有益ではない記事つまり、的外れな記事であり、まとまりのない内容となっている場合は、低評価を受けてしまいます。文字数や画像数の問題ではなく、ユーザが欲しい情報を、しっかりまとめられている記事なのかという点が重要になります。
違反をしていないか見直すこと。違反したことを気づいていない場合もありますので、普段から記事を書くときに、これは大丈夫なのか?と疑いながら記事を書く必要があります。また少しでも、気になれば調べるもしくは、記事には載せないことが良いでしょう。
2024年現在、グーグルのサーチコンソールを使えば、インデックスに登録されていないページがわかります。登録されていない記事を見直して、再度インデックスに登録してもらえるように、記事をリメイクしてみましょう。
何らかの影響で、アクセスが激減してしまったら、どうすれば良いのか?別途記事を書いていますのでそちらも参考にしてみてください。
[失敗談4]長期にわたり更新をストップさせてしまった
ブログの更新をストップしてしまうと、アクセス数に影響が出てきます。せっかくアクセス数も右肩上がりで推移していましたが、様々な理由で更新をストップさせてしまいました。ブログに対する管理がしっかりできていませんでした。
ブログを放置したら、やはりアクセスが落ちた
検索エンジンからは、更新されていないウェブサイトとして評価が落ち、検索エンジンからの流入はほとんどありませんでした。
SNS、現在のX、Facebook、はてなブックマークなどからの流入もそこそこありましたが、やはり更新が無いサイトなので、徐々に減少傾向になりました。
更新ストップによるアクセス激減として以下のような点がポイントとなります。
- 更新がストップしているサイト
- 作成した記事が古いため最新ではない
- ライバルが類似記事を書き、さらに品質で負ける
ブログ全体としては、アクセスは減りましたが、しっかり書いてある記事は、数年たっても、検索エンジンやSNSからのアクセスは0にはならず、微々たるアクセス数で推移しています。
アクセス数を落とさないように
トレンドに乗っている記事は、更新しなけば、最新の情報ではないため、アクセスが減少する傾向にあります。
時間がたっても、内容を更新する必要のない記事は、更新しなくてもある程度のアクセスは見込めます。ただ、他の誰かが、現在ある記事より品質の高い記事を書いたのであれば、アクセスは新しい記事に流れていきます。記事をリメイクし、より品質が高い内容に仕上げるならば、再びアクセスは流れてくると思います。
アクセスを伸ばす・維持するなら、適度なメンテナンスが重要ということです。今まで「良く読まれていた記事が突然読まれなくなったが、なぜだろう?」と調査し、改善していくと良いかもしれません。完全に放置するのは、非常にもったいないことです。
一度放置し、アクセスを落としたら戻すは大変です。
[失敗談5]Wordpressで、投稿したらせっかく書いた記事がエラーで消えた
WordPressに特化した失敗談なのですが、書いていた記事を投稿しようと試みて、投稿ボタンを押し、記事をポストしようとしたらエラーが発生し、投稿できず書いていた記事が消えました。
エラー画面で「戻るボタン」を押しても記事を書き始める画面になってしまいます。このような現象が1~2度ではなく、頻繁に発生するので失敗談として載せています。
投稿エラーの原因は?
原因は、外部リンクにping送信し、エラーになって投稿できず、投稿処理の途中で、処理が止まってしまったことです。おそらくPing処理が終わった後に、記事の保存処理を行っていたかもしれません。エラーになって、記事一覧を確認しても、保存されていません。
今回のエラーは、外部サイトに、原因があり、Wordpress側の問題ではありませんでした。
「投稿エラーの」対策方法は
基本的に、記事を書くときは、
- 定期的なバックアップ(下書き保存)
- テキストファイルで書き上げてから、WPにコピペ
この2点の対策で、問題を解決することができます。
また外部サイトを利用する場合は、このようなpingエラーも想定したうえで、利用すると良いでしょう。
どんな状況にも対応できるように、Wordpressで記事を書くときは、少し書いたら、下書き保存することでエラーによる後戻りを防げます。
パソコンで記事を書く人は、テキストファイルで記事を書き上げてから、Wordpressの投稿画面に、コピー&ペーストするのが良いでしょう。パソコンユーザなら、この手法がベターだと思います。
スマートフォンで記事を書く場合も同じで、メモ帳アプリで書いてから、記事の投稿画面でコピー&ペーストするのが良いでしょう。フリーのメモ帳アプリは使いやすいソフトが沢山あります。
[失敗談6]頑張って書いた記事が丸パクリされてしまった
記事を丸パクリされたことについて
運営しているブログで、記事の1部をそのままゴッソリ持って行かれました。
特化型ブログや、雑多ブログ(当ブログ)など、複数のブログを運営しておりますが、それぞれのブログの記事が、パクられました。
ブログの手法として、『複数の他人のブログから、アクセスが集まりそうなキーワードに関する記事を集めて、1つにまとめて自分のブログに公開する』という手法が、個人では1番稼ぎやすいと言われています。そのパクられ元となったブログに、当ブログ(雑多ブログ)や、他に管理している特化型ブログを狙われました。
パクリに気づいたのは、Xのフォロワーさんの運営するブログに、わたくしが運営しているブログのネタが、ほぼ内容は誰が見ても「コピーコンテンツでしょ」と言われる文章の構成でした。
ブログの運営者に直接問い合わせるも、「盗んでいない」の一点張りでした。しかたなく、グーグルに問い合わせて、検索エンジンから除外してもらおうと報告しました。しかし、コピーコンテンツにも関わらず、認めてもらえず対応してもらえません。
「〇〇の方法5選」という記事でしたが、その5項目も完全に小見出しも内容も一致していましたが、コピーと認められず悔しい思いをしました。
SNSでのURL公開は注意が必要
記事をパクられる原因となったのは、XにてURLを公開していたからでした。雑多ブログ(当ブログ)の場合は、アクセス数が月間5万を超えてきたあたりで、盗まれることが多くなりました。
当ブログのように収益化をあまりできていないブログであれば、被害は最小限です。しかし、特化型ブログとなると、URLを公開することで、稼げているキーワードを他人に知られることになりライバルが増えます。また記事を盗まれる可能性もあり、検索順位に影響が出てしまいます。
現在、記事を丸パクリしてもペナルティーとかありませんので、盗まれたら損をするだけです。
わたくしの場合は、一時期はURLの公開は控えていました。ブログが大きくなり検索エンジンからの流入が大きくなっていく場合は、そのままURLは非公開にしています。このケースは、URL公開にメリットがありません。
一方で、一部の特化型ブログで、検索エンジンからアクセスがあまり増えない場合に限り、SNSアカウントを作りURLを公開するようにしています。検索エンジンがあまり効果が無いので、SNSと連携させています。このケースは、露出が少ないので記事を盗まれる確率も低いです。
ブログを運営し続けて「良かった」と思う事
[良かった事1]パソコンからの更新ならば、タイピングが早くなる
大抵の場合は、パソコンでの作業になります。キーボードでの更新となるため、自然とタイピングが上達します。タイピングのスキルは、一生重宝しますので、まさに一石二鳥です。
キーボードのショートカットキーの使い方「コピー(Ctrl+C)」、「貼り付け(Ctrl+V)」や、ファンクションキーでの変換(F7はカタカナ変換など)も、身につけると便利です。
タイピングのスピードと、ショートカットキーの使いこなしで、作業スピードが2倍にも3倍にもなります。
全てを一気に覚える必要はなく、時間をかけて覚えるのも良いでしょう。
著者はパソコンをはじめて20年以上してから覚えたショートカットキーも沢山あります。最近の例だと、ブラウザの更新ボタンはF5と覚えていましたが、Ctrlボタンを押しながらF5を押すとキャッシュクリアしての更新というのを学びました。新しいことを覚えるのは非常に新鮮です。
[良かった事2]記事を書いて、知識が身に付く
ブログの記事を書く時に、自分の専門ではなければ、徹底的に調べなければなりません。記事を書くということは、その内容を全て理解しないと書けません。
お役立ち情報の記事なら、更新すればするほど、いろいろな雑学・ノウハウが頭に入ってきます。記事に書いた内容を、忘れてしまっても、「以前、ブログの記事に書いたから読み返してみよう!」となり、記事を書けば書くほど、知識が増えます。
当ブログでは、メンテナンスにより記事を「削除(非公開)」したり「統合」したりして、記事の数は100件ほどです。削除前は、500記事以上は書いていますので、非常に勉強になりました。
ブログは自分の勉強のノート代わりです。記事を書けば書くほど、知識の資産となります。
ブログで得た知識が、プライベートで役に立つことが時々あります!「偉人の名言」をまとめた記事では、勉強しながらということもあり、非常に多くの知識が身に付きました。
[良かった事3]小遣い稼ぎができる
ブログで記事をたくさん書くことにより、アクセス数が増えてきます。ある程度まとまったアクセス数を獲得できるようになってくると、ブログに広告を貼って、お小遣い稼ぎができます。いわゆる「アフィリエイト」です。
アフィリエイトについて、よくわかっていない人も、少しずつ勉強することで、稼ぎ方のノウハウやアフィリエイトに関する知識が身につきます。記事が増えれば、収入も比例してきますので、資産構築にも繋がります。
- A8.net 誰でも登録ができる審査なしのASPです。
ベテランになってくると、ブログ運営のコンサルティングの仕事や、ライティングの仕事で、報酬としてお小遣い稼ぎもできるようになってきます。
著者は、ブログ5年目あたりに、ブログコンサルやライティングの仕事をやったことがあります。早い人だと、1年くらいで収益化できるようになってきます。
[良かった事4]執筆することで、ストレス発散ができる
ブログを開設したばかりの場合は、更新が大変で少々苦痛かもしれませんが、慣れてくると記事を書くことで「書いたー!」という達成感で、ストレス発散ができます。人によってはストレス発散にはならないと言う人もいるかもしれません。書きたいことをたくさん書きまくることにより、愚痴や不満や悩みなどを文章化することで、ストレス発散ができると言われています。
またブログの記事は資産になります。書けば書くほど、収入に結びつきます。もちろん長い期間はかかりますが、書くことで資産が増え続け、将来的には自分にとって大きなメリットに繋がります。
著者は、1つの記事が出来上がると、嬉しくなっちゃいます。
[良かった事5]文章力がアップする
綺麗な文章を意識しながら書くことにより、読み手を意識した文章が書けるようになります。慣れてくれば、簡単に読みやすい文章を書くことができるようになってきます。文章力がアップすると、就職活動の面接などで自己PRできますし、仕事で資料作成の時に役に立ちます。
副業でブログの運営をされている方なら、本業の仕事で、文章力は必ず役に立ちます。
文章力は、経験に比例しうまくなります。他人の文章を見て真似てみたり、自分で工夫して文章を考えてみたり、書いた文章を何度も読み返してみたりします。3年くらいブログを続けれれば、「ライター」と名乗っても良いと思います。
著者の場合は、国の機関に提出する書類を書く時に、5000字くらいでしたが、簡単に執筆できました!文章の構成や、わかりやすい文面をスラスラ書くことができました。ちなみに学生時代の国語の成績は、あまり良くありませんでした(笑)。
[良かった事6]読者が増えれば、横の繋がりが広がる
ブログの記事を更新し続ければ、読者が増えていきます。読者の中には、リピーターになってくれる人もいます。リピーターが増えることで、読者との交流も増え、情報交換の機会も増えます。
リピーターさんが、SNSで記事をシェアしてもらえれば、どんどんアクセスが増えていきます。たくさんの方にシェアしてもらい、良い評価を頂ければ、モチベーションもアップしますし、何より嬉しい気持ちになります。
ブログを開設してすぐにはリピーターさんは増えません。3年、5年継続することで、少しずつリピーターさんが増えてきます。読んでくれる人がいるということは、モチベーションが上がります。リピーターの存在は、ブログを運営するメリットとしては、1番ではないでしょうか。
著者は、他に運営しているブログですが、ブログにコメントを頂いたり、Xでダイレクトメッセージを頂いたりすると、嬉しくなります。頂いたコメントはすべて保存しています!
[良かった事7]プログラミングの知識が身に付く
ブログを運営していると、ウェブページを表示するのに必要なHtmlやCSSなどの知識が、身に付きます。個人でWordpressのブログを運営されている方は、PHPのウェブプログラミングの知識も身に付きます。Wordpressを自分でカスタマイズするには、PHPの知識が必須となります。自分で調べたり、コードを書く事で、知識がどんどん身についていきます。
ブログを開設した当初は、テーマを自分で作っていたこともあり、Wordpressのコードの一覧の実用書を見ながら作業していました。しかし、Wordpressが普及してきたので、ネットでコードを見つけられるようになり便利になりました。
さらに最近では、チャットGPTにブログの便利コードを作ってもらい、ブログをカスタマイズしています。
プログラミングは決して簡単ではありません。ブログをカスタマイズできるようになるまでには、非常に多くの時間を費やします。かなり根気が必要になります。
著者は、GPTを利用し、サイトマップを作ったり、広告をランダム表示させたりしています。
[良かった事8]ブログ運営のノウハウが身に付く
どのようにブログを企画・設計して、記事の作成から集客方法まで、一連の流れを経験できます。ブログがもし収益化できれば、そのノウハウを生かし、独立することもできます。
ブログとは言え、1つ1つが貴重なノウハウになります。このノウハウは資産になります。
- WordPressのインストール
- ブログの企画
- 読まれやすい記事の執筆方法
- SNSによる集客方法
- SEO対策
- ブログデザイン(html、css)
ブログを長く運営することができれば、より多くのノウハウが身に付きます。
ブログで培ったノウハウを他の分野に生かすこともできます。例えば動画コンテンツ作成もブログと似ていますので、ブログで収益化できている人は、YoutubeやTikTokでも成功できる確率は非常に高いです。
著者は、ブログの延長で動画コンテンツを2024年から開始し、収益化に成功しています。
[良かった事9]暇つぶしになる
人によっては、ブログは通勤通学の電車・バスの中で更新すると言う人もいれば、会社や学校の昼休み中に更新する人もいます。週末にやることがなく、勉強にもなるのでブログを始める方もいます。開いた時間を有効活用することで、有意義な時間をすごすことができます。
一日の生活の中で、待ち時間が発生する人は、ブログはおすすめです。ちょっとした空き時間でも、ブログのネタを考えたり、どのような記事を書こうか考えることができます。
著者は、眠れない夜に、ブログのアイディアをベッドの上で考えています。考えがまとまったら、メールでパソコンに送って、後で執筆するということが時々あります。
[良かった事10]ブログを継続することで時代に乗ることができる
2024年現在、スマートフォンの利用者は4人に3人の割合に増えてきています。モバイル市場が拡大するにあたり、インターネットのウェブサイトを閲覧するのは、当たり前の時代になってきました。
スマートフォンの普及で、
- 買うのはインターネット
- 調べるのはインターネット
- エンタメはインターネット
- 恋人探しはインターネット
- 会議はインターネット
という時代に突入しています。
インターネットに関して素人の方でも、比較的稼ぎやすくなりました。TikTokでもYoutubeでも、個人のアカウントにも関わらず、多くの方にフォローされている方はいます。フォロワーが多ければ、ビジネスチャンスも巡ってきます。
今後は、さらにネットの利用は増え続けていくことが予想されています。インターネットで広告を出す企業は増えていきます。もしブログを運営しているのであれば、これからブログを始める新規参入者に比べ、有利になります。
今の時代、ブログを続けていることで、最新のトレンドに乗れているのではないでしょうか。
ブログを続けるためのマインド
ブログを辞めたいと思うことは、あるかもしれません。そんな時に、考えてほしいことをまとめてみました。
ブログを辞めたくなったら、考えてみること
ブログの更新が、辛くなり辞めたくなることはあると思います。例えば、以下のような理由があげられます。
- ネタが尽きてしまった
- アクセスが伸びない・減った
- 批判的なコメントが多い
- アクセスが伸びるにつれてプレッシャー
- ブログを書く時間が少なくなった
特定のジャンルに特化したブログの場合、ある程度書き続けると、ネタが尽きてしまいがちです。そうなれば、更新ペースを落としても良いのではないでしょうか。ジャンルに特化したブログサイトで、記事のネタがなくなってきたということは、サイトとしてかなり完成に近づいたのではないでしょうか。
アクセスが伸びない時は、ライバルに負けないような記事を書けるように、スキルアップするチャンスだと思います。
批判的なコメントに関しては、どんな優良なブログサイトでも、必ず一定数は、批判的なコメントをする方はいます。批判的なコメントでも、ブログ運営に役に立ちそうな意見であれば、ありがたく頂いて、今後の運営に役立てていけば良いと思います。
ブログサイトがどんどん成長していくと、もっと数字を伸ばさなければならないというプレッシャーに襲われるかもしれません。プレッシャーはあるかもしれませんが、それが原因で、記事の品質を落としたりするのは、良くありません。できる範囲内で、ブログを続けていきましょう。
兼業の方だと、本業が忙しくなり、ブログの執筆にあてる時間が作れないという方もいるでしょう。もし兼業でれば、あくまでも自分の趣味の範囲内で、活動しましょう。
読者がいる間は、書き続けることに意味がある
ブログを運営し続ける要因の1つとして「読者の存在」があげられます。読者が0人で無い限り、更新する意味はあるのではと思っています。ブログで、お金儲けがしたいのであれば、ちょっとしたアクセス数では、話になりませんが、単に情報発信がしたいのであれば、”読者がいる限り、続けてほしい”ものです。
仮に、運営中のブログの更新をやめたら、更新を楽しみにしているリピーターに残念な思いをさせてしまいます。ブログを読みに来てくれるリピーターさんは、執筆している方の記事が好きで興味がありますので、継続して読みに来てくれます。もし更新が止まってしまったら、”ドラマの続き”や”スポーツの結果”が気になるのと同じで、いつ更新されるのだろうと、更新を心より待ち望んでいると思います。
現在運営中のブログの規模に関わらず、更新を楽しみにしているファンがいるのであれば、価値のあるブログであると思っています。そんなブログを辞めてしまうのは、ファンの方と、お別れをしなければなりません。極端な例かもしれませんが、読者が100人いたとして、1人でも「読んで良かった!」と評価してもらえたら、きっと嬉しいと思います。
スマートフォンのアプリではないですが、大勢の方に評価されてなくても、一部のユーザに役に立っていれば、それだけで価値のあるものになります。少しでも人の役に立てればという思いからビジネスが始めるものです。
更新頻度を落としても、更新を続けられるならば、ブログを辞める必要はありません。もしネタが尽きてしまって更新が難しい場合は、下記の記事を参考にしてみてください。
Q&A(よくある質問に回答してみた)
ブログの記事に届いた質問に回答します。質問文は原文のままです。
早い人は一年で収益化とのことですが、どのくらいの作業ですか?
- 2週間:レンタルサーバやドメインの契約、ブログの企画
- 2週間:Wordpressインストール、テスト投稿
- 2~6カ月:記事をどんどん書く(100記事くらい)、いろいろ失敗繰り返し試行錯誤する
- 6か月目:アドセンス合格、ASP登録、アクセスが増え始める時期
- 7~12か月:リライトを中心に、記事の品質をアップ。徐々に広告収入が入ってくる。
記事を1つ書くのに、4~5時間かかるとして、最初の半年で100記事つまり400~500時間くらいでしょうか。土日の休日も含めて一か月100時間は必要かもしれません。試行錯誤を繰り返しながら、読まれやすいブログ作りを行います。
後半の半年ではさらに記事を伸ばし、既存記事のリライトも含め、150記事を到達することを目標にすると良いでしょう。ブログをスタートして1年くらいで収益化できてきます。
著者の場合は、もともとhtmlで作ったホームページがあったので、それをWordpressへ移行し、ASPに登録し広告を貼って、比較的早い段階で収益化できました。
文章力アップとは、どれくらい書いた時に実感しましたか?また参考にしたサイトや書籍があれば教えてください!
執筆を始めたのは1999年にhtmlでホームページ作りを始めた頃です。この時は、ちょっとしたノウハウを公開していた程度でした。文章も今読み返してみると、非常に読みにくい文章になっているのがわかります。正確にカウントできていませんが、5000記事は書いていると思います。文章が上達してきたと実感できたのは、1000記事くらい書いたあたりです。読み手を意識し、少しでも伝わりやすい文章の書き方ができるようになってきました。
文章を上達しようと思い2010年から2015年あたりにかけて20冊くらいの本を買って勉強しました。その中でも、「読んで良かった、定期的に読み直したい」と思う2冊がありますので紹介します。
おすすめしたいのは、以下の2冊です。
- 「文章のルール」 堀内信浩さんの書籍
- 「文章の書き方」 安藤智子さんの書籍
他にもお勧め本がありますが、まだ書籍を購入したことが無い方は、この2冊を買っておけばかなり心強いはずです。
ライティングのお勧め本1「文章の書き方」安藤智子
1番お勧めしたいのが、「文章の書き方」です。この1冊があればブログの執筆はかなり上達するのではと思います。基礎的な文章から「上手な文章の書き方」まで記載されています。全体で10章の構成で成り立っており、所々に例文もあり非常にわかりやすい一冊です。
- タイトル:文章の書き方
- 著者:安藤智子
- 価格:1400円+税
- 発行:2015年
- ISBN:9784798044927
ライティングのお勧め本2「文章のルール」堀内信浩
ライティングのお勧め本の2冊目は、「文章のルール」です。文章を上達しようと思い、1番最初に買った本です。2006年あたりに書店で立ち読みし、良かったので買いました。2024年現在でも時々読み直します。文章のルールが101項目の構成で記載されており、1項目は左右の1ページずつ計2ページで非常に読みやすいです。読み直したい項目をメモしておき、本に挟んでおります。
- タイトル:文章のルール
- 著者:堀内信浩
- 価格:1300円+税
- 発行:2006年
- ISBN:4756909817
さいごに
失敗する内容を予め知っておくことで、事前に対策できると思いますので、今後のブログ運営に役立てて頂ければと思います。
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