ブログを運営していて、過去に失敗したと思ったことをまとめてみました。大きい失敗から、小さい失敗まで記載しました。現在ブログを運営されている方、これからブログを運営しようと考えている方にとって、有益な情報になればと思います。
- こちらの記事は、ブログでの過去の失敗談を記載しています。
- これからブログを始める方、始めて間もない方に向けた記事となります。
アドセンス広告で、警告を受けて、広告を停止に
ブログに貼ってあるグーグルアドセンス広告での失敗談です。
原因は「情報商材」を知らないうちに紹介していた
随分と前(2011年頃)の話ですが、アドセンス広告が停止される事態に見舞われました。当初、原因が全く分からず、調査を進めると「情報商材に関する記事」が原因であることが判明しました。しかし、ブログで情報商材を購入したことも紹介したこともなく、記事で取り上げた記憶もありません。
知らぬ間に情報商材を扱っていたのかもしれませんので、ブログを徹底的に見直してみました。原因となった記事を確認すると、「アフィリエイトチャレンジ」というアフィリエイトに関する教材の販売と通信教育の紹介リンクがありました。
実は、以前一ヶ月だけアフィリエイトチャレンジに参加していました。会費が3000円くらいで、自宅に紙の媒体で商材が届きます。その通信教育のコミュニティ内では「アフィリエイトチャレンジは情報商材サイトではありません」と説明がありましたが、冷静に考えると情報を販売する業者であることは間違いありませんでした(※アフィリエイトチャレンジは現在運営されていないようです)。
アドセンス停止
アドセンスに登録しているメールアドレス宛に、「サイトへの AdSense 広告配信が停止されています」というタイトルでメールが送られてきました。慌ててアドセンスの管理画面にログインすると、赤い字で強調された警告文が記載されています(画像は古いデータのため、現在と相違があるかもしれないので削除しています)。
管理画面を詳しく見てみると、「ポリシー違反の前歴あり」と書かれており、広告が無効化になっています。
わたくしは、ブログサイトを複数管理しており、アドセンスの停止・警告を受けたのは、作り始めたばかりのサイトでした。そのため、収益に対する影響はほとんどありませんでした。
もし稼ぎ頭のサイトで、このようなペナルティを食らったらと考えるとぞっとします。広告配信ができなければ、収入が0円になってしまいますので、広告ビジネスのリスクの高さを改めて痛感しました。
それにしても、アクセス数も少ない小規模サイトで、このような違反を指摘されたのでしょうかね。訪問者の通報なのでしょうか?それともパトロールで見つかったのでしょうか?自動で感知したのか?
ちなみに、違反を指摘された記事は、1年以上前に書いてほったらかしていた記事でした。
アドセンス停止から復活
停止されてから、該当する記事をまるごと削除し、修正完了報告を指定されたページより行います。今回は記事まるごとを削除したので、「コンテンツを削除した」と、報告を入れ、今後の対策などを書き、申請しました。コンテンツを削除し、申請し「広告の有効化」しましたとメールが来ました。
記事で紹介した「違反の指摘」から「終了完了報告」の手順は、10年以上前の対応なので、現在と少し相違があるかもしれません。
規約は基本的に変わっていませんので、アドセンス広告を使う場合は、情報商材の販売は絶対にしないようにしましょう。
「広告配信の停止」に関連するURLを記載しておきます。グーグルのサポートページです。なかなか見つけずらいと思うので、参考になるかと思います。
ASPで提携している企業様からの注意喚起メールが届く
過去に、アフィリエイトの提携企業様(実際はまだ未提携の企業)から指摘メールを頂いたのでそのお話を簡単にまとめます。
担当者は、意外と隅から隅までチェックしている
新しく作ったウェブサイトに使いたいプログラムがあったので、早速ASP経由で提携申請をしたところ、その三日後にEメール(注意喚起メール)をいただきました。未提携にも関わらず、ウェブサイト上に誤解を招きそうな表現が一箇所あるので修正して欲しいとの事でした。
まずびっくりしたのが、審査する担当の方がしっかりチェックしていること。企業側もトラブルを避けるため、念入りにチェックし、優良なパートナーを選ばれているのかと思います。
指摘を頂いたのは、金融関連の手数料に関する記載です。曖昧というか、2通りの意味としてとらえることができる表現があったために、指摘されました。
自分でもウッカリしていましたが、やはり他人にチェックしてもらうことで、単純な見落としも発見することができます。
修正後、広告掲載できました
再審査の期日まで修正して欲しいとのことであったので、さっそく修正し再審査待ちです。どこを修正したのか、すぐにわかるように、fontタグをいじり、赤文字で表記し、どこの部分を修正したのか&修正日を記事のフッターに記載しました。
いつもは、「これでもか!これでもか!」と言うくらい記事作成後は、見直しをするのですが、その時はちょっと手抜きをしてしまったのかもしれません。皆さんもサイトの規模やジャンルに関わらず、見直しは重要ですので、記事が完成したら終わりではなく、何度もチェックをしてみてください。
ウェブサイトを運営するのは、信用が大事ですので、何かひとつミスがあるだけで運営サイトの信用だけではなく、提携企業様の信用も大きく失ってしまうことがありますので注意が必要です。
検索エンジンからの流入が激減したこと
過去に運営していたサイトの話ですが、アクセス数が安定していたサイトの1つが、一気にアクセス数が減りました。主に検索エンジンからの流入で、アクセス数を稼いでおりましたが、特定のキーワードで検索しても、検索結果に出てきません。つまり検索圏外に飛ばされたということです。
なぜ圏外に飛ばされたのか?わかっている理由として2つあります。
- 低品質の記事であること
- モバイル対応ができていないこと
理由1:低品質の記事である
閲覧者にとって有益な情報を提供できていない、つまり『1記事1記事のクオリティが低い』ということで検索順位を大幅に下げました。
当ブログでは、運営スタート初期の頃の記事は全て削除もしくはリライトしています。当時の超低品質の記事はありません。悪い見本として残しておいても良かったかもしれません。
過去の記事を振り返ると、”書く事”が精一杯ということもありまして、全体的な構成、リストや表の使用、補足の写真の使用など、一切なく文章も素人が書いたようなレベルの記事でした。
記事の内容を誰に伝えたいのか、記事を読んでどんな情報を入手して欲しいのかという点が、ズタボロでした。ブログは情報を発信し、その対価で報酬を受け取るという基本的な思考ができていませんでした。
このブログをスタートした当初は、ライバルも少なく、書いた記事が上位にランクインする確率が高かったです。でも結局、低品質な記事なので、検索の上位に食い込むが、時間経過とともに圏外へ放り投げられます。たまたま上位に表示されていただけで、適正な順位にランクインしたということです。
これからブログを書く人、まだブログを始めたばかりの人は、同じようなミスをしないために、「記事の品質に関する計画」をシッカリ練って下さい。
ブログそのものが雑多ジャンルの記事ばかりだったので、1つ1つの記事が雑だったかもしれません。
雑ブログでは、検索上位に食い込むことは難しいとされています。
理由2:モバイル対応ができていない
2013-2017年あたりのことですが、モバイルに対応できていないので、検索エンジンからの評価が落ち、モバイルユーザのアクセスが減りました。
引用元:グーグルウェブマスター向け公式ブログ
※モバイル フレンドリー アップデートを開始します
当時は自作のWordpressのテーマだったので、CSSの知識も乏しくモバイル端末からのアクセスに対し、PCと同じ画面を出力していました。
モバイル対応していないので、たくさんの方にブログに来てもらっても、2ページ目、3ページ目へアクセスしてくれる人が減りました。グーグルではモバイルの対応は必須で、対応されていないブログは順位に影響を及ぼすと発表されていました(2015年くらい)。
最近では、テーマやプラグインで、モバイル対応が出来るようになりました。モバイルの対応が不十分で、ブログの評価が落ちることは少ないでしょう。Cocoonなどの無料のテーマでも、モバイル端末でもブログが綺麗に表示されます。
今後もモバイルユーザは増加傾向にありますので、いかにモバイル向けの対応ができるのかが重要になってきます。配置だけではなく、1画面に表示される情報量、どの表示を増やしたら良いのか減らしたら良いのかと、ブログ全体の最適化が、アクセスアップに繋がります。
圏外に飛ばされたらやること
やることはたくさんあります。
- レイアウトは崩れていないか
- 品質の低い記事になっていないか
- 違反していないか
- 誤字脱字がないか
- リンク先のサイトが有効なのか、リンク切れがないか
ページが、ちゃんと読み込めているのか、レイアウトが見やすくなっているのか見直すこと。コンテンツなのか広告なのか、よくわからなくなっているサイトは、それだけで評価を落としてしまします。検索エンジンからの評価だけでなく、一般の読者からも評価を下げてしまいます。
記事を品質を見直すこと。ユーザーにとって有益ではない記事つまり、的外れな記事であり、まとまりのない内容となっている場合は、低評価を受けてしまいます。文字数や画像数の問題ではなく、ユーザが欲しい情報を、しっかりまとめられている記事なのかという点が重要になります。
違反をしていないか見直すこと。違反したことを気づいていない場合もありますので、普段から記事を書くときに、これは大丈夫なのか?と疑いながら記事を書く必要があります。また少しでも、気になれば調べるもしくは、記事には載せないことが良いでしょう。
2024年現在、グーグルのサーチコンソールを使えば、インデックスに登録されていないページがわかります。登録されていない記事を見直して、再度インデックスに登録してもらえるように、記事をリメイクしてみましょう。
何らかの影響で、アクセスが激減してしまったら、どうすれば良いのか?別途記事を書いていますのでそちらも参考にしてみてください。
長期にわたり更新をストップさせてしまった
ブログの更新をストップしてしまうと、アクセス数に影響が出てきます。せっかくアクセス数も右肩上がりで推移していましたが、様々な理由で更新をストップさせてしまいました。ブログに対する管理がしっかりできていませんでした。
放置し、アクセスが落ちた
検索エンジンからは、更新されていないウェブサイトとして評価が落ち、検索エンジンからの流入はほとんどありませんでした。
SNS、現在のX、Facebook、はてなブックマークなどからの流入もそこそこありましたが、やはり更新が無いサイトなので、徐々に減少傾向になりました。
更新ストップによるアクセス激減として以下のような点がポイントとなります。
- 更新がストップしているサイト
- 作成した記事が古いため最新ではない
- ライバルが類似記事を書き、さらに品質で負ける
ブログ全体としては、アクセスは減りましたが、しっかり書いてある記事は、数年たっても、検索エンジンやSNSからのアクセスは0にはならず、微々たるアクセス数で推移しています。
アクセスを落とさないように
トレンドに乗っている記事は、更新しなけば、最新の情報ではないため、アクセスが減少する傾向にあります。
時間がたっても、内容を更新する必要のない記事は、更新しなくてもある程度のアクセスは見込めます。ただ、他の誰かが、現在ある記事より品質の高い記事を書いたのであれば、アクセスは新しい記事に流れていきます。記事をリメイクし、より品質が高い内容に仕上げるならば、再びアクセスは流れてくると思います。
アクセスを伸ばす・維持するなら、適度なメンテナンスが重要ということです。今まで「良く読まれていた記事が突然読まれなくなったが、なぜだろう?」と調査し、改善していくと良いかもしれません。完全に放置するのは、非常にもったいないことです。
一度放置し、アクセスを落としたら戻すは大変です。
WordPressで、投稿したらエラーで記事が消えた
WordPressに特化した失敗談なのですが、書いていた記事を投稿しようと試みて、投稿ボタンを押し、記事をポストしようとしたらエラーが発生し、投稿できず書いていた記事が消えました。
エラー画面で「戻るボタン」を押しても記事を書き始める画面になってしまいます。このような現象が1~2度ではなく、頻繁に発生するので失敗談として載せています。
投稿エラーの原因は?
原因は、外部リンクにping送信し、エラーになって投稿できず、投稿処理の途中で、処理が止まってしまったことです。おそらくPing処理が終わった後に、記事の保存処理を行っていたかもしれません。エラーになって、記事一覧を確認しても、保存されていません。
今回のエラーは、外部サイトに、原因があり、Wordpress側の問題ではありませんでした。
対策方法は
基本的に、記事を書くときは、
- 定期的なバックアップ(下書き保存)
- テキストファイルで書き上げてから、WPにコピペ
この2点の対策で、問題を解決することができます。
また外部サイトを利用する場合は、このようなpingエラーも想定したうえで、利用すると良いでしょう。
どんな状況にも対応できるように、Wordpressで記事を書くときは、少し書いたら、下書き保存することでエラーによる後戻りを防げます。
パソコンで記事を書く人は、テキストファイルで記事を書き上げてから、Wordpressの投稿画面に、コピー&ペーストするのが良いでしょう。パソコンユーザなら、この手法がベターだと思います。
スマートフォンで記事を書く場合も同じで、メモ帳アプリで書いてから、記事の投稿画面でコピー&ペーストするのが良いでしょう。フリーのメモ帳アプリは使いやすいソフトが沢山あります。
記事を丸パクリされた
記事を丸パクリ
運営しているブログで、記事の1部をそのままゴッソリ持って行かれました。
特化型ブログや、雑多ブログ(当ブログ)など、複数のブログを運営しておりますが、それぞれのブログの記事が、パクられました。
ブログの手法として、『複数の他人のブログから、アクセスが集まりそうなキーワードに関する記事を集めて、1つにまとめて自分のブログに公開する』という手法が、個人では1番稼ぎやすいと言われています。そのパクられ元となったブログに、当ブログ(雑多ブログ)や、他に管理している特化型ブログを狙われました。
パクリに気づいたのは、Xのフォロワーさんの運営するブログに、わたくしが運営しているブログのネタが、ほぼ内容は誰が見ても「コピーコンテンツでしょ」と言われる文章の構成でした。
ブログの運営者に直接問い合わせるも、「盗んでいない」の一点張りでした。しかたなく、グーグルに問い合わせて、検索エンジンから除外してもらおうと報告しました。しかし、コピーコンテンツにも関わらず、認めてもらえず対応してもらえません。
「〇〇の方法5選」という記事でしたが、その5項目も完全に小見出しも内容も一致していましたが、コピーと認められず悔しい思いをしました。
SNSでのURL公開は注意が必要
記事をパクられる原因となったのは、XにてURLを公開していたからでした。雑多ブログ(当ブログ)の場合は、アクセス数が月間5万を超えてきたあたりで、盗まれることが多くなりました。
当ブログのように収益化をあまりできていないブログであれば、被害は最小限です。しかし、特化型ブログとなると、URLを公開することで、稼げているキーワードを他人に知られることになりライバルが増えます。また記事を盗まれる可能性もあり、検索順位に影響が出てしまいます。
現在、記事を丸パクリしてもペナルティーとかありませんので、盗まれたら損をするだけです。
わたくしの場合は、一時期はURLの公開は控えていました。ブログが大きくなり検索エンジンからの流入が大きくなっていく場合は、そのままURLは非公開にしています。このケースは、URL公開にメリットがありません。
一方で、一部の特化型ブログで、検索エンジンからアクセスがあまり増えない場合に限り、SNSアカウントを作りURLを公開するようにしています。検索エンジンがあまり効果が無いので、SNSと連携させています。このケースは、露出が少ないので記事を盗まれる確率も低いです。
さいごに
失敗する内容を予め知っておくことで、事前に対策できると思いますので、今後のブログ運営に役立てて頂ければと思います。
ちょっとしたトラブルだと、xmlファイルが読み込めなかったなどあります。
記事の内容に関しては、今後も追加するかもしれません。
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