個人事業主として起業し15年で感じたこと

今回の記事では、個人事業主として起業し、実際に経験したこと、感じたことをまとめた記事です。

平成20年09月24日に、税務署に開業届けを出し、15年以上がたちました(※2023年現在)。大変なことばかりでしたが、簡単にまとめてみました。過去に書いた記事も、こちらの記事にひとまとめにしてみました。

これから起業をしてみたいという方に、参考になればと思います。

勉強になったこと

大きな事、小さな事、たくさん勉強しましたが、どれも役に立つ知識ばかりで、身について良かったと思います。

  • 開業方法・帳簿の知識
  • 古物の買取業務、転売業務
  • ウェブサイトの構築技術
  • ライティング全般
  • 儲け方の探し方・企画など

現在は、ライティングの仕事を少し携わっています。

ウェブライターとは?どのような仕事なのか?報酬や資格は?
ウェブライターとは、どんな職業なのでしょうか?必要な知識やスキルは?そんな疑問にお答えしたく記事を書きました。一昔前までは、ライターと言えば新聞や雑誌の記事を書く人というイメージが強かったです。しかし、ネットの普及によりウェブサイトが増えたことで、ネット上の記事を書く「ウェブライター」が増えました。

開業の仕方

税務署を訪れて、1枚の用紙を渡されるので、書類に必要事項を書き、印鑑を押して終わりです。

個人事業主としての開業準備と開業方法 開廃業等届出書の書き方など
個人事業主とは、法人化せず事業を行う一般個人のことを言います。個人事業主としての開業は、まず何を準備すればよいのか?

帳簿作成や決算書作りは、少し大変でした。起業したての1年目の時の決算書作り&帳簿整理に、一ヶ月以上費やしたのは、今となっては良い思いでであり、とても勉強になったと思います。帳簿作りは、起業前に勉強できましたが、実際に勉強したのは確定申告の直前でした。人に少しだけ教わりながら、後はほとんど独学で覚えることになりました。書店で本を探すより、インターネットで調べながら作業を進めたほうが効率が良いです。

ビジネススキルの習得

起業した当初は、古物の売買をビジネスの柱として起業しました。古物の売買に関する知識、免許の取り扱いなど一連のノウハウを学ぶことができました。現在は免許は返納し、古物商の取り扱はしておりません。

より収益が良い仕事を柱にしたいので、ウェブサイトを構築し、運営することにしました。

  • サイト構築(ドメイン取得、サーバ準備)
  • ウェブプログラミング知識の習得(PHP)
  • html、cssの知識
  • WordPressの知識
  • 広告の取り扱い
  • ライティングスキル

ウェブサイトを運営する一通りの知識が身に付きました。また自身のパソコンで、情報を管理するためのツールを作成しましたので、VisualBasic、C#の知識も身に付きました。元々IT企業で働いていたので知識習得までは時間がかかりませんでした。

2023年には、今後のために、動画コンテンツの運用もしようと考えていたので、動画の編集も勉強しました。動画編集に関しては、完全に素人からスタートしているので、勉強して知識が身に付くと楽しいです。

clipchampを使って動画編集をしてみた
今回、動画の編集に使用したソフトウェアは、Windows10に付属しているclipchampというソフトです。clipchamp社は、元々オーストラリアのIT企業でしたが、マイクロソフトに買収されました。わたくしが使っているWindows10には、標準で付属していましたが、パソコンに入っていない方は、以下にリンクを貼っておいたので、そちらから最新のソフトをダウンロードできます。

サイトの構築に関しても、ドメインの取得からサーバの準備、Wrodpressをインストールし、ここでようやく自分のウェブサイトが運営スタートします。そこから記事を書き続け、ウェブサイトを成長させていきます。この一連の工程は、非常に充実した達成感があります。

企画力

個人事業主では、企画から運用まで、全て自分自身でしなければなりません。常に、市場の動向にアンテナを向けています。インターネットで情報収集をする時は、長いと15時間くらい没頭する場合があります。

「こんな稼ぎ方があるのか」「ちょっと真似してアレンジしたらどうか」「自分だったらこんな風にできる」などと考え、紙に自分の考えをまとめて、企画書まで作ります。また作業はいつまでに何をやるのか、細かい計画書も作ります。更には作業内容の詳しい記録を日報・月報として残しています。

日々試行錯誤を重ねることで、企画力・決断力が養われているような実感があります。この能力を取得は個人事業主になって、一番の収穫であると感じています。

大変だった・後悔したこと

大変だったこと、後悔したことは、小さな事なら沢山あります。

技術的なトラブル

一番多く直面することは、技術的なトラブルです。会社に属していないので、何かわからないことが発生したら、全て自分で対処しなければなりません。会社員なら、社内の専門家や上司に質問し、比較的スピーディに問題解決できると思います。

ちょっとしたトラブルで、2~3日調査したり、復旧作業したりと、足止めを食らうことは良くありました。「会社員だったら、数時間で解決できたであろう」と、大変な思いをしました。もちろん、解決した時には、知識も身に付き勉強できるので良いのですが、知識習得に時間がかかることです。

時代がどんどん進み、新しい事にチャレンジする機会はよくあります。しかし、新しい技術を習得する時は、常に自身でインターネットで調べることがほとんどなので、非常に大変です。会社員であれば、会社を代表しセミナーに参加し、学んだことを自社に持ち帰りますが、わたくしの場合は一人なので毎回セミナー参加というわけにはいきません。

時間の管理

やることは、多いので常にマルチタスクになりがちです。きっちりとした計画書までは不要ですが、今月の作業は何をやるのか、いつまでに終わらせるのかなど、ある程度決めておかないと、非効率になってしまい思うように作業が進まなかったりします。

仕事以外のこともやらなければならない事もありますので、スケジュールの管理はとにかく大変です。作業が思うように進まず、追い込まれているように感じることは、しばしばあります。

個人事業主だがアルバイトをする理由

個人事業主で副業のアルバイトをしました。なぜアルバイトをしているのか、理由は3のメリットがあるからです。”仕方なくする”のではなく、”することでメリットがある”からです。

メリット1:健康維持のため

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わたくしの場合、基本的にデスクワークがほとんどであり、体を動かすことはほとんどありません。用事が無ければ、家から一歩も出ません。

ウォーキングやジョギングで体を動かすことで、適度な運動ができます。1年くらい毎日30分程度のウォーキングをやりましたが、運動している実感が全くありませんでした。物足りなさを実感しました。毎日のウォーキングだと、「雨だったら、中止!」と怠けがちですが、アルバイトなら決まった量の運動ができます。健康的な日課ですね。

本業で頭を使い、副業で体を動かすという「非常に効率の良いリフレッシュ方法」です。

メリット2:横のつながりを広げる

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毎日1人で、パソコンに向かっての作業なので、横のつながりは皆無です。新しい出会いなんて、全くありません。

このままでは、絶対に楽しくないし、後悔すると思い、アルバイトを始めました。ちなみに、起業してから、新しくできた知人は、一人もいませんでした。

アルバイトを始めることで、

  • 本業以外で、知人が増える
  • 今住んでいる地域で、知人が増える

男女問わず、いろんな方と知り合えて、交流することができます。

意外なことに、アルバイト先には、わたくしと同じように横のつながりを広げるという理由で、副業バイトをされている自営業の方が、何名かいました。横のつながりって大事ですね。

メリット3:社会的信用のため

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アルバイトでも、どこかの企業に属しているという点で、社会的信用を得ることができます。

何かを契約するさいに、「会社はどこですか?」と聞かれることがありますよね。

  • クレジットカードを作るとき
  • FXの口座を開設するとき
  • アパートやマンションを借りるとき
  • 車のローンを組むとき
  • インターネット回線を契約するとき

さまざまな場面で、勤務先情報を聞かれます。

契約するものにもよると思いますが、収入の低い副業アルバイトでも、”勤務先がある”と、契約しやすい場合があります。

わたくしの場合はクレジットカードを作るときも、インターネット回線を契約するときも、基本的には自営業として申請します。関係者の方に聞いた話では、副業バイトで収入が低くても勤続年数が長いと信用があるとのこと。逆に、自営業だけだと審査は通らないが、副業バイト(勤続年数が長い)をやっていると審査に通る場合があるそうです。

一定の条件を満たせば、厚生年金への加入も可能です。厚生年金への加入の有無で、社会的信用があるないと言っても過言ではないようです。

1日数時間、週に数日のアルバイトでも、長く勤めていると、社会的信用もアップします。

社会人の時と個人事業主の違い

1番違うのはモチベーションの違いだと思います。自分で企画から実行まで全て行います。大変ですがやりがいはあります。

会社員だと、業種にもよりますが、マニュアルが用意され、その通りに作業を進めます。終わらなければ残業します。個人事業主だと、やりたいことをとことんやります。休みたいときは、休めます(ある程度計画は必要ですが)。煩わしい対人トラブルは一切ありません。個人事業主でなれてしまうと、なかなか社会人に戻るのは、難しいのではないでしょうか。

あと、コロナウィルスで、世界が大変になっていた時は、ほとんど影響を受けませんでした。出社できない、会議に参加できないなどは、会社員ではないので、全く関係無く仕事はできていました。

さいごに

以前、起業7年目に同じような記事を書きましたが、今回は15年目で感じたことを書きました。書く内容は、少し変わりましたが、感じることは同じです。

また何年かしたら、書くかもしれません。

起業してみたいと考えている方、条件がそろっているのならば、早ければ早い方が良いです。

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